2023年10月  ... those were the days my friend...we thought they’d never end ...  2 3 4 5 6 7 8 9 10 


 1日 秋随一葉来。雨。社会福祉学部の入試(総合評価型:前期)。14時から関東リーグ2部第15節対早大@立正大熊谷C_SS。前半6分:FW青野翔太(地球4年),早大の攻撃も得点に繋がらず1-0でリード。後半32分:失点。1-1で試合終了。リーグ暫定2位。試合後のTRM(35分×2)は早大対立正大は5-2。今日も有名フリーアナが離婚発表してた。ビーチスポーツがいくつかあるのは知ってたけど,ビーチラグビーがあるのは知らなかった。男女もあるらしいので,立正やアルカスも時々大会に参加してみてはどうだろうか。足腰の鍛錬には良さそうだ・・・。



 2日 38年前に関越自動車道が前橋IC−湯沢ICの開通で全線開通の日。経済同友会代表幹事・新浪剛史氏が日本記者クラブの会見で『「病気になってから対処療法するのではなくて、死なない医療だとか病気が悪くなる医療から、元気でいられるための医療に切り替え」、国民皆保険の代わりに民間が医療を担うべき』と発言したことに対し,早速twitterでは,小川公代教授等の幾人かの人々から『この「元気でいられるための医療」なんていう発想は、高所得や健常者のマジョリティ特権に無自覚な証拠。』等の反論が出ていた。マジョリティの特権を可視化すると新浪剛史氏自身が自ら気づく問題なのかもしれなかった。サントリー社長としてのLGBTQ発言も底の浅い偽りの発言だったのかも。もしかして経済同友会ではそういった人々が多いのかも・・・。現在,様々なところでXX格差がみられるし,感じるけど,社会的強者がこんな発言を続けるのは悲しい。仏教系/宗教系大学ともいわれる立正大学なのにこういった人権意識やマジョリティ特権の可視化を社会に向けて発言する宗教家たる大学人がいないのも・・・・なんだかなぁ。youtubeでTop 5 Worldwide Hits Of Each Year(1955-2021)を聴いてて,久しぶりにThe Kalin Twinsの"When"を見つけ,あらためて聴き入った。でも1990年代前半以降は殆ど知らないといったほうがいいような曲ばかり・・・。9時半過ぎ,Y氏が研究室雑務の件で来室。謝謝。最近出会うDS3年生の幾人かは院(博士迄)志望のようだった。一旦社会に出てからという学生もいた・・・。10時20分よりルーム面談@対面。2019年にノーベル生理学・医学賞を受賞したグレッグ=セメンザ(Gregg Semenza,当時63歳)の21年間にわたる論文にデータ捏造ねつ造が発覚し,受賞を撤回してたとの話を読んだ。何故に実験系の論文ではこのようなことが続くのだろう・・・。授賞対象となった論文の中に日本人のH氏も入っていたとのことだ。ある研究者が「単なる名誉欲で捏造する研究者もいるのだろうけど、捏造した名誉で嬉しいだろうか。」と呟いているのを見かけた。「病院選びで一番大切なのは看護師」という記事を見つけた。看護師だけでなく,医師や医療機器等の整備なんかもあるんだろうけど・・・。幾度か入院を経験して,看護師という判断もある程度納得がいく。youtubeでジャニーズ事務所の会見を見た質問者側(マスコミ=マスゴミ?)のマナーの悪さがヒド過ぎて回答内容がアタマに入ってこなかった。今年のノーベル生理学・医学賞は予想された通り,大学のコピー機の前で知り合ったというKatalin Karik?博士とDrew Weissman博士が受賞した


 3日 昨日受賞した(−不遇時代の多かった−)Katalin Karik?博士とDrew Weissman博士の様々なエピソードを読んでみた。イギリスのイングランドで学校内での携帯電話の使用が禁止される(※授業中だけでなく,休み時間にも使用禁止が適用)とのことだ。理由は,教員側では授業の邪魔で生徒が授業に集中できない,生徒側でも授業の邪魔になった等が挙げられていた。すでに7月に国連教育科学文化機関(ユネスコ)が『携帯電話を過度に使用すると、精神状態に悪い影響を及ぼし、成績も低下するとして、学校での使用を禁止するよう』呼びかけていたとのことだ。


 4日 ドル,一時150円超。政府は外債で大きく儲けた分,国民へ還元をしてほしい。各大学法人の資産運用益はどうなってるんだろうか。先日経済同友会の新浪剛史代表幹事が会見で述べ,SNSで炎上してた国民皆保険制度の民営化。誤解だと説明してた。でもメディアもSNS頼りの追っかけ取材だな。ジャーナリストの質が落ちたと批判されても仕方なかろう・・・。雨音が響・・・。環境システム学科で統計学を担当していた時には,統計検定(2・3級)受験を学生に奨励し,その合格を単位評価に取り入れることをしていたこともあり,文科省にデータサイエンス学部設置申請するときに,統計検定合格によって単位を与える(※英検合格によって,英語XX科目の単位を与える・・・の統計版)科目を作ろうとしたけど,最終的にはその授業運営スキームの不備を指摘されて没になっていた。ところが,その後,統計検定がCBTになったこともあり,−気づくと−すでに早稲田,東洋,同志社等が取組んでいた。一般に,どこの学部でもそうだけど,データサイエンス学部卒だからといっても,世間はデータサイエンスの専門家とは見てくれない。それに関連する何らかの資格をもっていることによって評価する。それを危惧しての科目設置だったけど,もう少し粘り強く文科省と遣り取りしておけばよかったなぁと悔いが残る。中江兆民の話から正岡子規の絶筆「糸瓜咲て 痰のつまりし 仏かな」の話を読むことになった。16時過ぎC大S先生来室。久しぶりだったので少しばかりお話。久しぶりにNHKで「笑わない数学・第2シリーズ」が始まった。トピックは"非ユークリッド幾何学"だった。以前番組関係者から問合せのあった某トピックスは何回目の放送になるんだろうか・・・と,HPをみたら次回だった。最近の学生が証明を苦手とする一番の原因は,中学の時に幾何学をきちんと学んでいなかったからではないだろうか・・・と,折に触れて思うときがある。


 5日 バイタル高め。${\rm \TeX}$を使いながら昔を思い出した。日本語${\rm \TeX}$($p{\rm \TeX}$)が流行始める前の頃,数式ワープロでは野海正俊氏が(当時のC言語のスタンダード)Lattice-Cで独自に開発し,周囲(主に上智大・数学科や研究室出入り)の各数学者等が利用していたエディタ付・日本語数式ワープロ「野海ワープロ(ZED)」(※数理解析研究所講究?第1930号濱田龍義著「数学ンフトウェア再考」(85頁)(ここでは,神戸大所属と記されているが,神戸大に異動する前(:東大院・助教授)の前の上智大(助手)で既に開発・利用されていた)というのがあった。数学でも先端的な凄い論文を多数発表しながら,一方でこういったソフトも開発するという,凡人には及びもつかないその類まれな才能に大変驚いたことがあった。1986年春,当時勤めていた短大のゼミ生対象に(muMATHとの連携を見込んだ)Lattice-Cの集中講義をお願いしたこともあったなぁ・・・。どこの世界にもピンキリはあるんだろうけど,数学者の間でも当然ピンキリはあり,野海氏はピンの中でもピンピンピンの数学者だな・・・。病院でいつも会う方が,シリーズ1から見ている笑わない数学(第2シリーズ)を見て,非ユークリッド幾何学の感想を話してくれた。やはり工学部出身の方だけはあるな・・・。病院で思いついた整数計算を研究室に戻っていくつか確認。東都2部対拓殖大戦@等々力は1-8で敗ける。勝ち点0。危ない。


 6日 54年前の今日,松戸市役所に「すぐやる課」ができたことで"役所改革の日"らしい。こういう新設等はいいんだろうけど,組織改革を繰り返してばかりいる組織もある・・・。京大→東大修士取得後,MUFJ銀行米州本部,Harvard大学院,グーグル社→ベンチャー企業投資家,京大大学院特任准教授を務める山本康正氏が『国語、数学、理科、社会、英語…5教科のうち「やらなくていい3科目」』を述べていた。アメリカでは10数年前から必須と言われている(数学か物理)とのことだけど,やはり,(絶対に勉強しておかなければならない科目は)「数学と英語」と述べていた。個人的には,教養の少ない大学生と揶揄される昨今は,時間のある若い時には哲学から始まるすべての科目をじっくり(考えながら)学習することが必要だと思う・・・。京都の短大,京都聖母女学院短大,龍谷大短大部に続き,池坊短大も閉校を決めたようだ。特にどこでも短大の閉校が著しい。こういうニュースを耳にするたびに出身卒業生の気持ちは如何ばかりか・・・と思う・・・。第55回新潮新人賞受賞を17歳の少年が「海を覗く」で受賞した。この作品を読んでもいなくて,あくまで個人的な印象だけど,新人賞作品に「海」の入ったものを発表された方は,その後あまり成長されていない印象がある・・・。あくまでボクの個人的な印象。13時半から学事課N課長補佐に来室願い,来週の文科省高等教育局とのリモート接続の件で少し打合せ。後,臨時の対応privateSAにM氏の手配。数学科同期のソリッドレイ研究所神部勝之会長が東京理科大・石川正俊学長とサシで飲んでるところがFBで披露されてた。人脈広いなぁ。


 7日 誰かが孟浩然の五言絶句・春暁を捩って言ってた。秋眠不覚暁。ボクももうすぐ冬眠だ。研究者に衝撃を与えたという『犬とキツネの子を確認、世界初、「人とチンパンジーの子のようなもの」』の動物遺伝学の研究結果。こういう交雑種の誕生は今に始まったことではなく,昔からあったのでは・・・という気がする・・・。宇治川で活躍する鵜匠(沢木万理子鵜匠)の「鵜飼の仕事だけで生活するのはなかなか困難・・・」という日々を読んだ。観光に頼りながら伝統文化を守ってゆくのも大変だな・・・。埼玉県の埼玉県虐待禁止条例波紋を広げている。こういった条例は全都道府県中16都府県で制定されていて,殆どが"こども"対象に対し埼玉県だけは(様々な虐待事件が起きている場所も考慮し)"子ども,高齢者,障がい者"対象なのは評価できるとしても,一方で埼玉県だけが("防止"でなく)"禁止"条例となっている。多分これがネックなんだろうな・・・。先日の整数計算を確認すると,Euler関数の導来対数関数のabc予想の成立を仮定すると,奇の完全数が存在しないことが(条件つきながら)あっさりと示される雰囲気だった。後は細かいところをツメればいいのかな。病院から戻ったら再度確認しよう。前述の奇の完全数のトピックスを調べてる時に北海道情報大学・辻順平先生(tsujimotter:日曜数学者)のコラムで"デカルトの素数"を知った。勘違いのグロタンディークの素数のようなもんだな。辻先生はご専門が情報科学なのに−youtubeで拝見する限り−整数関係の諸問題に詳しいな・・・。帰院後,14時過ぎから宍戸助手と打合せ。15時からIリーグ対筑波大戦@は後半28分:MF鈴木隼(DS2年)+Asst:FW加納理玖也(DS1年)+MF北川礁(DS1年)で1-0で勝利。暫定1位。バイタル頗る悪し・・・。薬を服用で治める。


 8日 不覚暁の感覚はまだまだ。東京高裁のある判決に対し都立大・木村草太教授が『「自分たちとは違う世界の人」と考えると、人権侵害が認識できなくなる。議論することさえ、嫌がられる。』とtweetしてた。昨夕からの頻繁な詐欺サイト誘導。元はといえば,某セキュリティソフトのサブスク更新を怠ったためだった。8時57分から東都2部リーグ。勝ち点をとらないと厳しい対大正大1回戦@UDトラックス上尾S。0-3で敗けてしまう。どうしたんだ・・・!12時から関東大学ラグビージュニアカテゴリー3対東洋大戦@立正Gは42-27で敗ける。14時から第97回関東大学サッカーリーグ戦2部第16節対立教大@立教SC。0-1で敗ける。今日は立正スポーツ調子悪いっす。途中,宍戸助手が詐欺サイト誘導の件で来室。アドバイスを頂く。謝謝。


 9日 スポーツの日。昨日自宅から2010年2月にイベントを記念して今は亡きW氏から送られてきていた尾畑酒造SAKE de CHOCOLATが現れた。当時はもったいなくて,開けずにそのまま置きっぱなしにしてたものだった。せっかくだから少し頂こうとしたら,長く置いてたせいか開栓できなかった。栓のあたりを見ると,一度開栓して閉栓していたようだった,だからなかなか再開栓しづらいのかも・・・。やはりもう少し時間をおいて挑戦してみよう・・・。リキュールだとは言え,味も変わってるだろうな・・・。8時過ぎ津波注意報が各メディアで流れていた。気象庁も会見したようだった。ノーベル経済学賞も決まり,今年は日本からノーベル賞受賞者は現れなかった。


10日 1999年までは,今日が体育の日だった。2020年から"体育の日"が"スポーツの日"と改称されたのを今日になるまで気づかなかった・・・。『清水寺にはなぜWi-Fiがないのか』という問いに,同寺・大西皓久執事長があっさりと答えてた。「観音や信仰の場としての場所を守るため」。mRNA受賞を政治的な話に持ち込もうとしている反対者の存在等を考えると,ノーベル賞の意義とかもそろそろ危ういな・・・と思えてくる。振り返る人生も,振り返る時期によって変わってくるな・・・。午後の文科省某局とのzoom接続確認準備。10時からの東都2部対大正大2回戦@ UDトラックス上尾Sは9回3-3でタイブレークで4-3で勝利。ギリギリで後1勝なるか。午後の文科省某局との接続は,諸事情で再度日程調整。埼玉県自民党県議団が提出していた「虐待禁止条例」を取り下げにした。団長が「私の言葉足らずで・・・」と言い訳してたけど。言葉足らずでもなく,はっきり謝罪の言葉を述べたほうがよかったのでは?全銀ネットのシステム不具合。未だ解決に至らず。もしかしてテロ?2期授業でオンデマンドで講義して頂き,ラグビーW杯に同行していた全日本チームアナリストの浜野俊平氏から,丁度フランスを離れるタイミングで学生からの質問・感想に対するビデオ回答が届いた。謝謝。早速受講生に公開しようと思う。ところで祝・ロッテCS進出。


11日 五十日とも重なった昨日の全銀システム障害。1973年の稼働以降50年間で初めてということだったけど,考えようによってはよく50年間もってたな・・・とも受け取れる。ただ原因不明,まだ復旧してないのはどうかな。このシステムの開発,運用,更新に携わった人々が数世代にわたってるのに,それらの引継ぎ,新技術やセキュリティ対策等に問題があるのでは。50年前のこのシステム開発に携わった人材は当時でも超優秀だった人々だった聞いている。現在は果たしてどうなんだろう。昨日久しぶりに聴いたAmapola@Once Upon a Time in America。色々な日々を想い出した。アグネス・チャンのAmapola(ひなげしの花)とはまったく真逆なイメージだからなぁ・・・。自宅でOCDE@Paris出張中や当時の妹夫婦宅@Paris訪問時の亡父,忘妹の写真数点を発見。午後,宍戸助手がBoulangerie Matsuokaのパンを数点差入れして下さった。謝謝。その後,学部事務室に異動になったばかりのW氏が事務書類持参で来室。謝謝。16時過ぎ,C大S先生が来室。四方山話。しばらくして,文科省某局との接続再調整は来週に。T大F教授より久々の連絡が入る。某学会の件だった。白木教授来室され少しお話。その後,学事課N氏より文科省との再調整確認の連絡。18時過ぎ某事務書類の修正依頼が入る。今年の4月の2度目の入院中,T大K教授からNHK・笑わない数学で扱うということで問合せのあったコラッツ予想が放送されるということだった。件の問合せはこの予想に関して「この予想の発展の歴史を解説するために"Helmut Hasse, Unsolved Problems in Elementary Number Theory, Lectures at University of Maine (Orono), Spring 1975, Mimeographed notes"の論文を探しています」というものだった(※当然,番組制作中ということもあり,放送されるまでは口外しないという約束の下に)。ボクも昔はコラッツ(Collatz)予想/問題(※後に,この問題の研究者J.Lagariasの影響を受け$3x+1$問題)という名前でWeb上で簡単なメモ群を発表してたからのようだった。twitterでも書かれていたけど,番組内容については一昨日入手していたK教授の近著"素数って偏ってるの?"(技術評論社)に詳しく解説されていた。この問題でのcycleについてEliahouの面白い論文紹介もあり,$\displaystyle\frac{\log 3}{\log 2}$が出てきたんだけど,このことから件の$\displaystyle\frac{\log x}{\log 3}\leqq L(x)\leqq \displaystyle\frac{\log x}{\log 2}$をうまく利用できるのでは?と思っている。ただ,2003年当時アタックした時には成功しなかった・・・。因みに$3x-1$問題もあるけど$\mathbf{Z}$上では$3x+1$問題と同値な問題となる。


12日 旧暦の芭蕉忌。"清滝や波に散り込む青松葉"を詠んだ三日後の"旅に病で夢は枯野をかけ廻る"が辞世の句となったとのことだ。筑波大大学院ビジネスサイエンス系の平井孝志教授が『うっかり「百億円の新規事業」を潰す大企業の論理』を述べていた。小心な大学経営者を皮肉ってるのかなとも思える。3時過ぎ,M先生は徹夜されてるようだった。全銀システムは今日の午前中をめどに復旧を目指すと言ってたけど,某メガバンク等は数か月前から,明日の午前0時から午前7時まで一部のサービス停止をアナウンスしてたからなぁ・・・。またまたトラブル延長かな・・・。18時からIリーグ対拓殖大戦@。前半46分:失点で0-1の折り返し,後半7分:FW瀬川サーシャ(DS2年)+Asst・MF田原瑠衣(DS1年)で1-1後,同10分失点で1-2,同20分:MF山田理矩(DS1年)で2-2,同29分:FW渡辺祐人(DS2年)で3-2とし試合終了。


13日 (立正大学の)建学の日。お会式最終日。13日の金曜日。バイタル相変わらず不調。明日の箱根駅伝予選会の出場者リスト(立正は#31)が出てた。毎金曜日は2コマ連続の数学演習が2授業があるので,(個人的には3リハビリ必須な)身体が疲れるといえば(授業しながらリハビリもできればいいんだろうけど)疲れる。学生時代を思えば,あの頃の先生方は大変だったんだなと・・・。最近見かける「DX化」という言葉。なぜ「DX」と言わないのか。結構,SNS上でも「DX」(Digital transformation)の意味からしても"化"を付けるのは間違いだとする意見をよく見かける。ここにDXの意味理解曖昧のまま受け取っているところにDXができていない理由があるのだろう。果ては,エクスキューズするかのような(日本人特有の)造語説まで出てきている。やはりボクは"DX化"といって憚らない人の"DX擬き"発言は信用できないな・・・。1・2時限の強化クラブ中心のスポーツクラスを担当しながら思った。強化クラブを全学が応援したくなるような活躍は見せてほしいと・・・。いずれは強化クラブの(基準)見直しなんかもあるのだろうか・・・。他大学などは各試合のライブ配信なども行っている。立正にはそんな兆しはない。ボク個人は残念ながら,今のところ(Webを見てでさえ)大学としての応援感を感じられない。立正でスポーツで活躍したいと思う中高生はこんなところも敏感に感じている。新鉱物「桐生石」と「群馬石」発見されたらしい。「熊谷石」ってのは」あるんだろうか・・・。「万吉石」でもいいけど。


14日 箱根予選会の日。9時35分からなので時間帯的に病院で観戦することになるな・・・。流通業界でのトラック運転手やタクシー乗務員だけでなく,全国の自治体でも運営する交通機関の運転手不足が顕著になってきている。日本全国様々な組織での(所謂)運転手(=リーダー)も不足しているんだけどな。今朝乗車したタクシー乗務員は楽しい人だった。箱根予選会での本校の結果は・・・。今一つというところだった。ロッテ,CS先勝。


15日 雨。バイタル平均アゲアゲ。今日は試合あるんだろうか。7時からzoomでH氏@St.Louisと授業関係打合せ。H氏はこの後も海外との打合せが入ってるとのことで45分間で終える。現在,Sri Lanka政府の仕事に携わっていて多忙を極めてるとのことだった。Workaholicを自称するH氏らしいな・・・。彼の国(だけではないらしい)ではUNICEFは全く信用されていないようだ。彼の国では多くいる障がい者は人権を認められていないとも・・・,だから彼の国での識字率の高さは母数には障がい者や偏差値の低い生徒等は含まれていないから国連やUNICEFは誤解したままで乗り込んできているとのことだった・・・。曾って日本の某大学講師がS国で障害者家庭に実態調査のヒアリングに出かけた時,その先生は,その家庭の母親に「あなたは自分の実績作りのために調査に来ているだけで,私等に一体何をしてくれるというの?!」とドヤされたらしい。障がい者教育に携わるなら,それなりのadvocacyも必要だってことをこの先生は理解できていないらしい・・・。ウクライナやガザでの戦争で,障がい者はさらに増えてゆく。以前から囁かれている「論文査読不正の背景にある学術界の歪み」の記事があった。そもそも"査読"の意味を考えてみたほうが良いと思う。数学に限って言うと,とりもなおさず,その論文の主張する命題の新規性と真偽判断が,まずは査読となるけど,実験系や社会科学になると,査読や返戻の意味合いがボクらにはよくわからない。14時から関東リーグ2部第17節対順天堂大@順大さくらC_SS。前半45分:失点0-1。後半15分:失点0-2,同21分:FW青島太一(地球4年)+Asst・MF五十嵐海斗(地球4年)で1-2。同23分:失点で1-3でそのまま終了。痛い敗戦。京都右京区野宮神社一帯で催された斎宮行列。洛東在時には見れなかったので,これも一度は見てみたい。


16日 FAOの定めたWorld Food Dayに因んで日本での"国消国産"の日。地産地消のお国版。12時半前から東都2部リーグ対国士大戦@大田S。1回裏に先制するも2回表に2点取られ,そのまま0行進で1-2で敗けてしまう。15時過ぎ,谷村新司氏急逝の訃報が流れたジョニーの子守唄夢去りし街角を聴いた。7年前の今頃,ほぼ3か月間,もうすぐ死ぬのかなぁと思ってた日々,−今では笑い話だけど−毎日アリスの"帰らざる日々"を聴き続けていた頃を思い出した。結局は手術入院を経て今は只管延命の日々・・・。SNSでも誰かが呟いてた。「アリスの曲は、年を取ってからの方が、心に響く。」と。アリスを最初に知ったのは大学3年の時に聴いた"今はもう誰も"だったな。SNSは大騒ぎ。ボクは谷村新司の急逝は手術担当医師や看護担当チームのミスもしくはポカのような気がする・・・。ロッテがSBに大逆転のサヨナラ勝ちで1stCS制覇。先日の全銀システム障害はプログラムでの設定ミスで部分的な容量不足が原因だったらしい。最近はコンピュータ内部のハードを学習してない人が多いから,いつになってもこういう問題が起きる。コロナで遠隔が始まった頃,サーバ容量が足らなかったことに気づかず,システムの問題ではなかったのに,LMSのシステムがダメだとほざいていたトーシローの先生方が多かった。いまだに気づいていない発言がみられるけど,やはりいまだにトーシローのまんまだな。学会や学外の研究会で知見を一度も発表することもなく,こんなんでLMSどうのこうのって一丁前な主張をしないでほしいな。そういえば,谷村新司訃報についての中国外務省のコメント「哀悼の意を表します」は記者からの質問にそっけなく答えたという感じで余りいい感じではなかったな。


17日 大安,天赦日,一粒万倍日・・・等で最強開運日。でも誰にとって?。皆にとって最強開運ということはないでしょうに。先日の奇の完全数に関する不等式$5L(\overline{n})\geqq L(n)+k+2 $がいまいち。今日病院で検査があるものと思い込んでいて,ここ数日摂生に努めていたのに検査は来週だった。努力が虚しい。朝,正門のところでタクシーの中から守衛のMさんと2分ほどお話。Mさんは僕よりお元気だ。羨ましい。病院の看護師さんに今週の金曜日22時からからTBSで"フェルマーの料理"という番組が始まるということを教えて頂いた。その看護師さんの娘さんが番組で出てくる料理の考証に関わられているとのことだった。フェルマーのことをちゃんとした数学者じゃないんでしょ?と言ってたので,じゃなくて,もっと詳しいことを教えて差し上げた。脳科学者の中野信子氏が『受験や資格取得などの勉強においては「努力そのものを楽しんでしまう」という罠にはまらないことも大切』と語り,『結果がついてこなければ、それはただの「"努力"という趣味」です。努力している自分が好きなだけなのか,それとも目的があってそれを達成したいのか。目的があるのなら,無駄なことをせず,最短距離で能力を上げる戦略を実行すべき』,『勉強ができるようになるということがあと回しになって,頑張ることそのものが楽しくなってしまうのは本末転倒です。』とも語っていた。学生生徒の勉強学習に限らず,組織体における仕事業務にも当てはまると思う。


18日 バイタル異常。数回測定。統計の日。2日後の20日が"世界統計の日"。そのうち"データサイエンスの日"も出来たりするのかな・・・。と思ってネット検索してたら,来週,中外製薬で社内イベントとして「データサイエンスの日」が催される案内を見つけた。この会社では2年前からデータサイエンティストを大切にしていることがよくわかる。京都工芸繊維大副学長論文5本に「自己盗用」の疑いがあるとの報道があった。ネット検索が誰にでも容易にできる時代になったのでこれからもしばらくは続くんだろうな。今回は「自己盗用」だから"不適切"くらいなんだろうか・・・。報道では新規性部分を問題にしてたから"総説・概説/survey paper"くらいにしておけばよかったのに・・・,それとも分野が???だったのかな。3人いる副学長の中のどの分野の人かな。昨日のフェルマーの料理。その原作漫画を読んでないのでネットであらすじを確認した。数学者志望から料理の道へと進んで活躍するという話らしい。ボク自身は,以前,数学者オイラーがどんな料理を食べていたのかに興味を持って,オイラーの伝記を色々読んだんだけど全く分からなかった。唯一のヒントといえば,30歳頃右目を失い,60歳前に左目の白内障となり,70歳前にはそれが原因となって失明したということだから,30歳以降は栄養ある食事/酒(ワイン・ビール)を摂っていたのでは?と思ってるけど・・・。失明後も70過ぎまで活躍されたオイラーの好きだった料理を知りたい・・・。今日午後の文科省高等教育局O課長補佐とのzoom接続の念のため確認等に時間を割く。その後,夢の中に出てきた$L(\overline{n})$や$L(n)$の振舞いの確認をしてみた。オウンドメディア活用が広がっているとの事で,大学でのOwned Media活用を色々調べてみた。教職員全てが研究教育・業務・研修成果等もOwned Mediaにして公開メディアとしておくべきだろう。某大学の理事・評議員構成を見てて,理事と評議員を兼ねている大学法人があった。たしか,今年4月に可決した改正私学法(2年後施行)では『理事と評議員の兼職禁止』が明記されたのに,この大学法人はどういうことだろうか。知らなかったのかな・・・。早めに寄附行為を変えて準備しておかないと。そもそも,理事会と評議員会の在り方からして,兼任を認める寄附行為にしていること自身が非常識で可笑しいだろう。(笑)。10時(9:54)から東都野球2部秋季リーグ対国士大第3回戦@等々力S。現在3回を終えて0-0。気づくと1-0で勝ち点1をゲットしていた。でもまだまだ油断大敵。13時半から教授会。途中,中座して14時半より学事課N氏+授業支援室I氏+SA・M氏+宍戸助手と共に文科省高等教育局とのzoom接続でご講演録画。接続状況を確認してから教授会へ戻る。17時半前に教授会閉会。18時から関東大学サッカーリーグ新人戦Aグループの対平成国際大戦@平成国際大SS。前半0-0。後半7分:MF福地亮介(DS2年)で1-0。同23分:FW加納理玖也(DS1年)で2-0。同37分:FW鈴木隼(DS2年)で3-0。同43分:MF田原瑠衣(DS1年)で4-0とし勝利。


19日 今朝もバイタル悪し。帰院後,宍戸助手と打合せ。事務室T氏来室時,研究室に常備してある災害発生時の非常食の話から東日本大震災時の話,果ては2年後の日本近辺での甚大災害発生の話へと広がった。たつき諒のことはT氏もご存じだった。昨日の文科省高等教育局O課長補佐からのリクエストが入ったので,本件は渡辺教授北村学部長を中心として前向きにアレンジしていただけることになった。謝謝。2ndCS,ロッテ1勝1敗に。


20日 今朝もバイタル悪し。多重リハビリと横臥/睡眠はトレードオフなので生きづらい・・・。友永昌治名誉教授のお誕生日。9時から2コマ連続の微積演習授業。今日はMapleでのplotパッケージを用いてのお遊び会のようでもあった・・・。10時からの東都2部対大正大3回戦@等々力Sは8-1で勝ち点1を上げた。SA・M氏経由でC大S先生が上梓された訳本を頂いた。謝謝。4時限から2コマ連続の線形代数演習授業。18時前,宍戸助手と打合せ。一旦別件が入り中断後,打合せ再開。CS_2nd,王手をかれられ危うしロッテ。


21日 バイタルの悪い寝起き。この悪さはいつ終わるんだろうか。昨夜放送されたフェルマーの料理のSNS(金ドラ『フェルマーの料理』【公式】)での評判を見てみた。やはり料理メインなんだな・・・・。数学界隈の反応はなかったようだ。少しばかり残念。数学→・・・の話だからかな。月刊誌"大学への数学"を読んでた高校時代。全国には,既に中学1年生(現SEG代表古川昭夫氏等)や上級生で難しい数学を平然と扱って活躍する人々がいて,こんな人々が数学者になるんだろうな・・・と思ってたら−多くは医学部に進んだ人の中で−特に目立ってた人々はやはり著名な数学者(数えれば限りないけどフィールズ賞受賞者の森重文先生,俣野博先生,対馬龍司先生,黒川信重先生,矢野公一先生等数え上げればきりがない・・・)になった。一方で数学科に入りながら,後に数学者の道に進まず(諦め)他の分野で活躍してた人(例えば,所眞理雄氏等)もいる。高校同級の故・山本宗一氏も同誌で活躍し名古屋大数学科に入り,学部時代は時々学会等でも会い,(いまでも一部は残る)数学往復書簡も数多く交わしたけど,(ボクは幾度か説得したけど)結局は院には進まなかった。山本氏なりに数学者になることの厳しさを感じてたのかもしれない。その意味でボクは楽観してたから安易に(無謀に)院に進んでしまったのかもしれない。でも,山本氏には往復書簡や時々の議論の中でいくつかのヒントも得ていた。M1時に数学会で発表した有限束に関する注意(研究メモ)等もそうだった・・・。まだまだ解明できてない往復書簡メモがあるのが残念・・・。存命だったら,きっと面白い議論ができただろうに・・・。今で思うと$p$進解析のメモや四色問題の独特な群論的扱いが多かった。最近は思い出すばかりで先に進まない。ある人の呟きを見た。「東海道新幹線は車内販売やめるとか以前に、車内Wi-Fiまともに通信できるようにするか、それが出来ないならせめて携帯の電波通信くらいはまともにできるようにしてほしい。陸上走ってるくせにJALの飛行機のWi-Fiの方がマシっておかしいでしょ。殿様商売にも程があるよ」。そう思います・・・。昨夕依頼を受けた某英文挨拶原稿,思案中。病院でインフル予防接種。帰院後,13時半より全学協@teams。15時直前に閉会。14時からラグビー・関東大学リーグ(1部)対東海大戦@敷島。前半は7-41と大きく離され,結局12-69で敗ける。


22日 地球とDSは総合評価型入試(前期)。5年前に統数研での講演を聞いてから興味を持ちはじめ,東大からOxford大教授となった苅谷剛彦教授が,"東大がOxfordに勝てない理由"として『インプットによる知識量の違い』を指摘し,『議論に備え,何冊もの課題図書の講読とレポートを課していること』をあげていた。それが「批判的な思考」や「問題を発見し解決に導く力を養う」という。ここで苅谷教授が注意と同時に強調していたのは『独自の発想やアイデアを生み出すには"土台となるインプット"が不可欠』という点。『イギリス人は,強制があってはじめて主体性や自由が生まれるというパラドックスを理解している。入り口であらかじめ決められた多くの文献を読ませる代わりに,出口のところで論文や議論に主体性,独自性を求める。これがものを考える基本。日本の大学は最初のインプットが弱い。インプットなしに書いたり,議論したりするといっても独自性は出せない。』。大昔に日本が猿真似と批判されたり,日本自ら自嘲したりしてたのは,思い返せば必要なパラドックスだった。さらに苅谷教授は「イギリスの大学・ニッポンの大学」(中公新書ラクレ)の中で『Oxfordでは専門は何かを聞くとき,「何を勉強しているのか」といわず,「何を読んでいるのか」と聞く。中世から続く大学の学びの中心にあるのは読むことで,分野ごとに読むべき本は共有されている。だから,何を読んでいるかわかれば,専攻やどんな知識を持っているかわかる。』を紹介し,多くの書物に目を通す等基本的な知識を共有しているという前提のないままの安易なアクティブ・ラーニング奨励の危うさを指摘している。最近の学生はレポート課題が多すぎると不満を漏らすけど,一度欧米の大学で彼らと一緒に勉強してくれば?と思うときがある。大学生の頃は,人生の中で最も豊富な知識の蓄積が出来,肉体的にも少々の無理ができる時期でもあるのに,忙しすぎるからというエキスキューズの連発はこれから楽しむべき人生を貧困にしていると思う。FBである先生が某学会が開催されている大学に授乳室が常備されてることに驚いていた。他の先生方も以前の職場にはありました・・・等とコメントがあって,ボクも一瞬驚いたけど,今の時代なら当然かな,と。数学会でも春秋の大会では10年以上前からこういった施設は常設しているし・・・。上の大学を調べたら駒澤大学だった。他の先生のコメントを見ると,すでにこういった大学は増えている様相・・・。教職員は勿論,最近では学生も利用するんだろう。教職員組合が要望するか,法人が用意するか,いずれにしても社会に向き合っていない大学は減りつつある・・・。ノーベル賞を受賞された本庶佑京大特別教授が2016年に『"大学院の授業料は無料にすべきです。財務省は受益者負担の原則をいい、教育を受けた者が受益者だといいます。とんでもない。受益者は国であり、国民です。知の人材を育てることこそが、国にとって一番重要。"』と語ってたらしい。確かにそうだな・・・。京都では時代祭始まる。14時から関東リーグ2部第18節対駒澤大戦@立正大熊谷C_SS。前半30分:失点0-1。後半14分,21分連続:FW久永武蔵(地球4年)で2-1。同41分:失点で2-2。同点のまま終了。駒澤がリーグ1位をキープ。


23日 霜降。yahooのexpertで『【熊谷市】立正大学の学食はとにかくリーズナブル!学生だけでなく一般の方にも人気が高いです』という記事が紹介されていた。ただ,残念ながらyahooのこのexpertの記事は(各分野の専門家,クリエイター,コメンテータ等による)寄稿記事なので一般的には客観的な内容の記事とは見られない・・・・。この寄稿は,よくみられる大学広報のヤラせではないのかと思えるようだった。実際(ボクの感覚では),大学の学食のHPでの見せ方に比べ)写真のとり方も下手だと思えるし,学食側も見せ方をもう少し見栄えをよくできなかったのだろうか,水の入った安っぽい湯呑(※たしかにそういう大学もあったけど・・・)なんかは社食で見かけるようで,なんだかなぁ・・・。NHKの(誰にでも昼はくる)サラメシでも勉強したらぁ。サラメシのコピーを捩れば,「学食をのぞけば,大学が見えてくる」。仮に万が一ヤラせだったとしたらセンスいまいちで工夫が足りなすぎる。と,思います。youtubeで先日の朝生を視聴する。そういえば,先日発表された今年の文化功労者に,情報文化学会立上げのときにお世話になった河口洋一郎先生と,立正大では初めての前学長・吉川洋先生が受賞されてた。おめでとうございます。でも,大学HPには何もなかったなぁ・・・。またWikipediの文化功労者の項目の中では吉川先生のご専門が「経営学」(2023.10.23時点)と間違えてた。文科省高等教育局O氏来校の件で渡辺美智子教授が種々調整されて数回来室。謝謝。韓愈『符読書城南』(時秋積雨霽 新涼入郊墟 燈火稍可親 簡編可卷舒)に倣い,NANA MOUSKOURIAmapolaを聴きながら−読書はせずに−整数計算。$\bf{X}$で新幹線事故で車内で1時間待ってるって不満tweetが流れてた・・・。途中,白木洋平教授が明日の委員会の件等で来室。噂に聞いてた丸山珈琲のドリップバッグセットをW氏より頂く。早速淹れて飲んでみた。噂に違わず味も香りも素晴らしかった。謝謝。N大への私学助成金が"経営陣の質が交付に影響"の理由で全額不交付となってたらしい。経営陣の質か・・・。先日問題を呼んだ埼玉県議会での虐待禁止条例の問題のその後。いつの間にかJ党田村団長に対しての文春砲が炸裂してた。恐ろしや文春砲。 


24日 世界の平和と安全の維持という目的を忘れてしまったかのような国連発足の日。病院で2検査。18時より第3回情報環境基盤センター運営委員会@teams。19時7分に閉会。堀江貴文と和田秀樹の医療に関するいくつかのyoutubeを視聴していると頻繁に通院して受療している自分がコワくなる。文豪が愛した「山の上ホテル」が老朽化で来年2月から全館休業とのことだ。「数人の先生方と缶詰で原稿執筆した日々を想い出します・・・」と呟いたら,何人かの先生方も思い出を呟き,高校同級の笹岡教授も「天ぷらをまた食べに行きたい・・・」と,確かにここの天ぷらは有名だったし美味しかったな。


25日 数値だけで判断をしてはいけないけどバイタルいまいち。パソコンに向かって仕事をしている最中に突如机上で雪崩が発生。片付けに一苦労二苦労三苦労四苦労でご苦労さんとなった。龍孫江氏のCohen-Macaulay環のyoutube講義を視聴してあることが気になったので,そのことについてしばらく計算をしてみた・・・。結局は次数環での直和分解の話かな・・・と。Z大J氏の計らいでいつものセイワ理容室へ出かけた。謝謝。理容室の人の話だと(セイワ理容室以前に通っていた)M理容室ご夫婦の近況を令夫人からお知らせ頂いたとのことだった。ご高齢夫婦の場合,一般には奥様のほうが丈夫で元気なんだな・・・。今日はガロア生誕日だった。今回の笑わない数学では(まだ発展途上とも言える)結び目理論を扱っていた。番組最後の数学への哲学的疑問はボクも含め数学に携わる人々が究極的には自ずと思惟する哲学だと思う。本質的に数学に埋没できる存在や目的は,ここに在るんだろう。次回は虚数。京都・平安神宮のトイレが−「和式は使いづらい」という意見を受けて−すべて洋式になったというニュースがあった。観光地だからなんだろう。逆に観光地でもない寺社は未だに和式が多い・・と考えられる・・・。大学も少し前まではそうだったしな・・・。熊谷市がスマートにならない理由はこういったところにも現れている。某氏に聞かれた$\displaystyle\int_{0}^{1}(-1)^x\ dx$を${\rm \TeX}$メールで解答返信。


26日 目が覚めて,昨日,早朝のタクシーを予約してなかったことに気づく。初めてだなぁ‥‥。大丈夫だろうか。6時に電話を入れ,大丈夫だった。これが熊谷市内のタクシー会社だったら,こうはならない。そもそも前日予約はダメだし・・・。1社を除いては7時過ぎまで電話には出ないし,その1社も電話に出てくれても生憎乗務員がいませんということがしばしばあったし・・・。午後,GODIVA Halloween G cube assortmentが届いた。近畿大が絶滅危惧種の二ホンウナギの"完全養殖"に成功したとのことだ。近大・水産研究所はよく頑張るなぁ。早く流通させてほしい・・・。陸上での魚養殖も当たり前の時代になってきた。食糧自給率も心配することないかな。


27日 読書週間(〜9日)始まる。溜息をつくと,一緒に幸せも出て行ってしまうと,誰かが言ってたナ。${\mathbf X}$でのある大学若手教員の呟き,『大学が就職予備校化することに付いてはある程度は仕方ないのかとは思い我慢してるけど、年々目に余ること頻りになってきた。講義(学問)を軽視するような大学では学生も二の次みたいになって学ぼうとしなくなるよ。』。ある方から連絡が入り,明日緊急にzoom会議することに。授業の合間の休憩時間に大学後輩のM先生,W先生2人が来室。M先生には,某案件で丁度近くの部屋で研究してた(白木教授が指導されていた)T氏を紹介。昨日届いたGODIVA Halloween G cube assortmentを一部の方々に早めのハロウィンとしてお裾分け。年末調整書類提出の時期。教員間でよく話題になる話。『学生に教えていて,授業時従順に頷きながら,後からその内容について質問され,実は全く理解していないという場面によく遭遇する。学生は質問すること自体に意味があるような行為のように勘違いをしてて・・・。』。授業に関する事前事後学修不足は明らかなのだろうけど,ある記事で「自分で何も考えていない人がよくする質問・返答 5選」というのを見つけ,目を通してみた。でも残念な記事だった。文科省O課長補佐よりの案件は水上事務長にご担当して頂くことに。某学会関連で何人かの先生方に査読依頼。


28日 ここ数日夢を覚えてない。所謂"夢のない日々"続く。バイタル低調。4時半過ぎから数回雷鳴響く。病院へ出かける頃には雨上がる。11時半からの関東大学ラグビー1部対拓殖大戦@セナリオH三郷は50-17で勝利。昨日連絡のあった方と15時から16時まで打合せ@zoom。途中,学事課N氏からオンデマンド授業の件で連絡が入る。17時からサッカー大学Iリーグ2023関東CS準決勝対拓殖大U-22B@立正大熊谷C_SS。前半16分:失点0-1。後半7分:DF笠井冠晟(1年)で1-1。同37分:失点で1-2とされ敗退。今日のスポーツ,拓殖大に1勝1敗・・・。第6回全国U18女子セブンズラグビー大会1日目でARUKAS KUMAGAYAは対CHEERSは40-0で勝ち,対京都成章は7-17で敗ける。


29日 明け方の天体ショー目白押しは見られず。今朝もバイタル低調。この時期,都内でもイチョウ並木の下で銀杏を拾ってる人をしばしば見かける。で,ネットで「公道のギンナン拾うと逮捕?」の記事を見てたら,京都市みどり政策推進室の回答は「道路(歩道)に自然に落下した実は,樹木の所有者の所有物となります・・・,が,そのまま放置すれば,実がつぶれて道路が汚れることにもなり,清掃ということで拾っていただくことは差し支えないと考えています。」とのことで,(清掃という視点から)拾うことには問題ないということだ。でも,この拾う問題は基本的には窃盗罪ということから,自治体によっても判断が異なるらしい。大学構内でも,銀杏に限らず色々拾ってるのを見かけるけど,京都市のような判断なんだろうな。一方,こういったモノを大学祭なんかで"立正銀杏","立正栗","立正ドングリ"等として販売するのもどうだろう・・・?イタリアの友人が「今日から冬時間」と呟いていた。前AMEX副社長K氏から連絡入る。私大で学費値上げ続々の記事を目にした。これほどの円安になれば仕方ないのかもしれないけど,外為なんかで資産運用していれば,政府と同じで,少しは学生に還元できたかも・・・。15時半から関東大学サッカーリーグ2部第19節対関東学院大@関東学院大金沢八景C_G。前半15分:失点0-1。同19分:MF榊原杏太(地球4年)で1-1。そのまま後半へ。同12分:DF宮崎海冬(DS3年)で2-1。同31分:失点で2-2。その後も攻め続けられ,同41分:相手CKから失点。2-3で敗ける。第6回全国U18女子セブンズラグビー大会2日目でARUKAS KUMAGAYAは対佐賀工業戦@熊谷ラグビー場Bグラウンドにおいて0-29で敗けた。学部女子ラグビーは京都成章だけでなく佐賀工業からの入部も進めたほうが・・・・。


30日 体調復調を考え,いつもより早めに起床し,整調。I keep reachin' to be free Movin' on, movin' on ... リーダーシップには大きく分けてカリスマ型とサーバント型があるけど,カリスマ型はもう時代遅れと,日本人女性として初めて英国でMBAを取得,英仏の投資銀行の取締役等を歴任し,現在アルファ・アソシエイツ社長を務める藤原美喜子氏が述べていた。「英国の投資銀行で働いていたころ、私が仕えたリーダたちは部下の育成に自分の時間の半分くらいは割いてくれていた。それは、部下をちゃんと育てないと競争に生き残れないからです」「研修を受ける管理職は、忙しくて部下を育てる時間がないとこぼす。でも私はそれは逆だと言います。部下が育っていないから上司であるあなたは忙しいのだと。部下のために時間を使い、ちゃんと育てたらあなたのために仕事をもっとするようになると」,また,別の記事で,サーバント型の上司は部下よりも早く来て仕事をした後,後から出社する部下に1人1人挨拶をしているとも。ボクの出身大学でも学長は7時には学長室で仕事をし,8時には大学構内を歩きながら教職員や学生に1人1人声をかけ,特に学生には色々と挨拶・声掛けをしてくれ名前も憶えていてくれた。だから当時のボクら学生は学長室に自由に出入りし話をすることもできた。立正ではどうだろう・・・。12時前,文科省O課長補佐よりの案件でゼネラル・コーディネータの渡辺教授来室。先生方と種々調整を重ねられていて頭が下がります。謝謝。1か月前の文科省中央教育審議会総会(第137回)会議資料が公開されて,大学教育関係メディアや新聞等で『2040年をにらみ,大学再編・撤退の促進策探る』の記事が踊っていた。中教審の資料を見ると,2040年の大学入学者は50万人,大学生全体で200万人。単純試算で1万人規模の大学が高々200校という計算になる。現在800校近い大学があるので,かなりの大学が撤退,M&Aしなければならない。各大学法人理事会はどのような手を打ってるのだろうか・・??14時半過ぎ,非常勤で来校されているW大IMIT・CEOのH先生(博士(スポーツ科学))来室。またまたお菓子を頂いた。謝謝。


31日 Halloween。神無月晦日,今日の関東大学サッカー選抜強化試合(vs U-17日本代表)メンバーリスト42名が発表になり,立正からは田端琉聖(DS2年)が選出されていた。今朝のタクシー乗務員M2氏からマフラー,ネックピロー等を頂いた。謝謝。病院でフェイントの検査。担当看護師の方は一昨日がお誕生日だったらしい。某大学の第三者委員会の記者会見をyoutubeで見た。応対する弁護士に比して質問する記者のレベルの低さ・勉強不足が際立ってたように感じた。百戦錬磨の大人と子供の違いに等しかった。善管注意義務違反が法令違反というのが印象的だった。また,この大学での「報告」が日常茶飯事的に書面(文書)を介さないまま口頭で行われてたことにも驚いた。組織は文書主義であることの基本も理解できていなかったようだ。だから,こういったことを知らない学生のことを考え,ボクは40年間情報処理(の基礎)での日本語文書処理では公文書の基本を教え続けてきた。