2026年 3月  ... those were the days my friend...we thought they’d never end ...  2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17



 1日 $20260301$は$1286070$番目の素数。雨水末候・草木萠動。友人夫婦と所用を済ませながらリハビリ散歩2ways。ボクは大丈夫だけど,花粉がスゴイな。昼食後,沐浴。文教地区にあると思われている京都大キャンパス。ところが最近の発掘調査で,幕末までは京と近江をつなぐ盛んな往来を物語る白川道(志賀越道)を分断し,その頃の無数のわだちが刻まれた路面が大学の地下に眠っていることがわかり,ついでに農業を支えた肥だめの跡も沿道に多数見つかったそうだ。今の文教地区とはまったく異なった風景だったんだな。



 2日 $20260302=2\cdot 3\cdot 701\cdot 4817$。LLM時代の個人情報では「匿名」という設定そのものが崩れ始めている。つまり,『LLMはあなたの匿名投稿から「誰か」を特定できるのか?』という問いかけに対し,Simon Lermen氏が『検索(埋め込み)×推論(LLMによる候補精査)を組合わせることで高精度で再識別が可能』という衝撃的な研究結果を発表されたらしい。SNS上等で匿名者が断片的に語る情報の組合わせがほぼ指紋であるということが識別可能に貢献しているとのこと。考えてみれば当たり前の話でAIが倫理的に真面目に進化すれば,老子の天網恢恢疎にして漏らさずの世界に近づいていくのかな。ある人が『In 1976, Jones, Sato, Wada, and Wiens discovered a high-degree polynomial which generates the prime numbers for non-negative integers. Though it's impractical and complex, still it demonstrates that primes can be produced by a single formula.』とポストしてた。和田(秀男)先生の名前が出てきててなんだか嬉しい。丁度50年前だった。


 3日 $20260303=7\cdot 2894329$。上巳の節句。奥村晴彦先生が紹介していた Stefan Kottwitz:"LaTeX Beginner's Guide: Write research papers, theses, and presentations with professional formatting, math, and citations"の第3版。Amazonで購入しようとしたら,すでに売り切れで,しかも海外から1か月後に到着で,なのでネット上で探してたら10数年前のモノがopen soueceとして転がってたので,とりあえずそちらをDL。冷たい雨降る中帰院後,思い直して購入することに。遅い昼マック。雨は深夜を越え降り続く。



 4日 $20260304=2^4\cdot 1266269$。小雨。パジョカ氏が階乗の階乗分解を紹介してた。おもろい。$6!=3!5!,\quad 10!=6!7!,\quad 10!=3!5!7!,\quad 2!3!3!7!=9!$, $7!13!=4!15!,\quad 14!62!=7!62!,\quad 22!54!=18!57!$,但し $n!(n!-1)!=(n!)!$ のような自明な解は含まないとしてた。すでに他の人が『$7!3!3!2!=9!, 7!6!=10!, 7!5!3!=10!, 14!5!2!=16!$ 等の、いくつかの階乗の積=いくつかの階乗の積 $\displaystyle \prod_{i=1}^{t} a_i!=\displaystyle\prod_{i=1}^{s}n_j!$ となるような非自明な解ペア$(a_1,\cdots ,a_t,n_1,\cdots,n_s)$は、ABC予想を仮定すれば有限個しか存在しないとする結果がある』こともをリポスト紹介してた。世界中には様々な数学愛好者がいるな・・・。その後,パジョカ氏は様々な例を沢山みつけUPしてた。ArXiv論文に出ているようだからこういった話題は小さなコミュニティでは昔からあったのかもしれない。ここ数か月,完全失業率1月が2.7%に悪化,自発的離職が増加,有効求人倍率1.18倍で前月から低下してるらしい。何が原因だろう。『製薬会社等から高額な資金提供を受けていた東大教授30人の実名公開』の記事を発見。以前からスクープされてたけど,ソープランドという驚きの文言も出てきた。e-taxでのXXX提出に取り掛かるも,PC環境が整わず,1年前に購入していたPCで何とか。いずれ新しいPCと新OSでということが求められるだろうから,e-tax用の経費として計上出来るのかな。e-tax,ボクにはメンドーでしかない。若い人のようにスマホでの入力はボクには無理2。最近は公的機関でも相談ごとはオンラインでやり取りできるようになってるけど,多くは(ボクの嫌いな)teams。せめてzoomにしてくれないかな。『大学は入試・新入生で損して得取る時代に~摂南:受験料5000円で238%、明海:グアム5日を無料』の記事を読みながら考えた。「受験」というのは大学にとってテイの良い商売か・・・。今日は更科そばの日らしい。麻布十番の更科堀井は美味しくよく食べた。この時期は,あつもりもいい。S大S名誉教授から吉報届く。


 5日 $20260305=3^2\cdot 5\cdot 13\cdot 59\cdot 587$。天赦日。啓蟄初候・蟄虫啓戸。フォローしている某元ナースが紹介してたので,朝から『医者だから知っている、認知症の始まりの言葉10選』という動画を見た。白内障もアブないらしい。ボクも気を付けよう。GPTで『Translate "右左左右" into English.が Right, left, right, left と返されることに対し,これQwen3.5-27Bでも同じことが起きて仰天している』が話題になってて,平素GPTを用いないボクとしては,まだまだなGPT・・・頑張れ!って感じ。4月から始まるOTC類似薬の保険給付の見直しを友人もグーたれ始めた。久しぶりに病院で大出血サービス。その後検査。『国立博物館や美術館に収入目標、未達成なら閉館含め再編検討…30年度までに文化庁』の記事,博物館/美術館も政府にとっては営業担当にしか見えないのか・・・。文化育成の芽を壊してゆくな。


 6日 $20260306=2\cdot 11\cdot 103\cdot 8941$。一松信先生のお誕生日。御年100歳の紀寿。長命と言われた数学者・清宮俊雄先生(103歳30日),福原満洲雄先生(101歳45日),彌永昌吉先生(100歳60日)に続いて4番目だけど,1番になり得るかも。20歳の時にICM1974@UBCでも色々とお話を伺った。甥は学科1年後輩にいたし,立正でお世話になった守谷良二先生は一松先生の最後の教え子だった,日本の場合の出生性比(男/女)は昔から1をわずかに超えている。これはボクも統計学の授業で教えてきた。これが最近わずかに減少しつつあることを奥村晴彦先生がe-statのデータから可視化してた。それより驚いたのは奥村先生が『出生性比は気温と相関があるというから・・・』と呟いてたこと。こんな噂があるとはまったく知らなかった。ある人がポストしてた。『死んだ親父の癖は(役員・管理職への戒め)「いちど辞めると言った社員は絶対に慰留するな!引き留めるな!その社員の心は既に会社から離れているんだ!」』。昨日,元は芸舞妓さんの出資で創られた祇園の登録有形文化財弥栄会館(八坂会館)が帝国ホテル京都として開業した。でも1人1泊16万円は高いし,ボクは以前から弥栄会館の建築物としてのデザインは好きではない。内装は知らんし。『「医学教育が成り立たなくなる」登録数が京都で激減 京都の大学が異例の訴え』の記事を読んで,こんな状態で世の中に送り出された医師に手術は任せられないな・・・と思った。手術を失敗する医師が増えているのも,やたら手術をしたがる医師が多いのも・・・。夕方,${\mathbf X}$を見てたら,奥村氏の今朝のポストに反応し『朝日新聞EduAで話しました。』とリポストし,男女の図を示していたが,データリテラシーがいまいち残念なのか,男女の軸の尺度が違ってた。19時過ぎからRADIKOでWBCを聴く。大谷大活躍。寝入り際,卒ゼミ生とか卒業生からメッセージが届き,メッセージ着信音で起きる。1人は子を授かったという歓びの報告だった。おめでとうございます。あとは,近況報告等。でも,何故にこの日のこの時間に集中して・・・?ボクになにかあるのかな?


 7日 $20260307=1367\cdot 14821$。今日のいしいしんじ禅語は「有一人論劫在途中不離家舍。有一人離家舍不在途中。」の『在途中』だった。昨日紀寿を迎えられた一松信先生のコメントが出てた。『私は本年3月をもって満百才を迎えました。まだ一応元気です。実の所こんなに長生きするとは思ってもいませんでした。子供の頃は病弱であり、大病で死にかけたこともありました。二十才まで生きたら幸運だともいわれていました。それが気がついてみたら百才になっていましたという次第です。よく長生きのひけつ(?)を聞かれますが、特にこれという点に思い当たりません。強いていえば、煙草をのまなかったこと、規則正しい生活を続けたこと、夜に十分の睡眠をとったこと、などが結果的に長生きにつながったようです。しかし皆様には、各自百才まで生きる予定で生活基準をおたてになることをおすすめします。長短はあるにせよ、一回限りの人生を有益にすごしましょう。それが百才になった私の申したい一言です。』。帰院後,受療疲れで横臥。A大Z教授よりIAR2027winter候補地の件で連絡入る,夜,京おでん。


 8日 $20260308=2^2\cdot 3\cdot 19\cdot 88861$。数多くの新進気鋭の数学者や物理学者を抱え込むことでも知られるIHES(フランス高等科学研究所)をFBで見つけ,早速フォロー。様々な学問でAI時代での在り方についての議論がなされてるけど,数学においてもCMUの哲学者・ Jeremy Avigad教授が"Mathematicians in the age of AI"を発表していた。数学でも,survey的には随分楽になったけど,その先はどうかな・・・。たとえば,5・60年前頃までは,社会科学分野ではsurvey的論文で学位を取得している場合も結構多かった・・・。この頃はsurveyに費やす学問的労力等も学位取得の評価基準になってたのかもしれない・・・。文化庁が来年度から5年間の次期中期目標で国立博物館や国立美術館に対し展示事業の自己収入額の割合が4割を下回る館を再編対象とするという所謂ノルマ問題について,多くの反対意見がSNSでも沸き起こったたまま。文化価値を数値評価するのは難しいけど,ピエール=ブルデューを更に深め,何らかの科学的評価で文化(資産・資本)を測定する手法もあらためて必要になってきたのかもしれないナ。午前,所用ついでにリハビリ散歩。風が強かったので2waysは無し。昼食後,沐浴。C大W准教授も『・・・数学の論文は査読に時間がかかる。1年くらいかかるのはザラ。トップジャーナルである Ann. of Math. は 中央値で19ヶ月、J. Amer. Math. Soc. だと 20ヶ月。これは 2020 年の時点での数値なので、現在は論文数も増え、より長くなっている可能性も』とポストしてたけど,他分野の研究者にはあまり知られていない。世間を騒がせていたABC予想も解決したと言われる望月新一教授のIUT理論の論文も査読に7・8年を要した。昔は査読後受理されてても,後に誤りが指摘された(/本人が気づいた)場合もあったし,今でもある。今日は1974年に定められた国連女性の日らしい。で,国連男性の日は?と思って確認したら,女性に遅れること24年後の1999年に11月19日と定められていた。何故同時に定められなかったのか・・・。国連のすることは何か可笑しい。 


 9日 $20260309=23\cdot 880883$。今日はサン・キューで「ありがとうを届ける日」。ここ7・8年,起床後珈琲を飲み朝食前にヨーグルトを口に運んでいたボクはFBでの『朝イチのヨーグルトは効かない』の紹介記事を見て驚いた。ところで,FBの英語版記事の翻訳はイマイチ。最近の文科省は国際競争力けん引学部等にも注力してるらしい。しかし,今回の認定学部等を見てもボクにはわけわかめ。牽引でなく牽引されるのが続くのではないかと。また,4月から5年一貫教育制度が始まり,学部(4年)+大学院修士課程(2年)を5年で修了させることが始まるが,これも東大・本田由紀教授が「浅はか!」と噛みついていたけど,ボクもこれには賛意。こういった制度は試験的カリキュラムとして,例えば明治大の数学科のように一部では始まっていた。本田教授の指摘するように学位の質低下を招きかねない。設置基準を見直して,卒業単位,終了単位をせめて今の1.5倍くらいに引き上げて学生の学ぶ領域の質量幅を大きく増やさないと世界を牽引する学位取得者が育つことはない,と思う。知らんけど。3/15のIIARS第19回研究会の案内。今回は異常に少ないナ。随分と遅ればせながら,SNS界隈でKKOという言葉が流行ってたことを初めて知った。「キモくて金のないオッサン」のことらしい。


 10日 $20260310=23\cdot 880883$。啓蟄次候・桃始笑2026年度日本数学会出版賞の1つにヨビノリが入ってた。今年度改正される予定の個人情報保護法改正。AI時代のデータ利活用促進,違反に対する課徴金制度導入等の厳格化が柱といわれてるけど,肝心の個人情報保護委員会のWebサイトには,まだその情報が記載されていない。旧いまま。知人が「少年易老學難成(少年老いやすく学成り難し)」を捩って「中年易老貯蓄難成(中年老いやすく貯蓄成り難し)」と嘆いてた。ははは。"蓄財難成"のほうがいいのかな。上賀茂神社で「神馬」が交代 11代目となったのは元競走馬「フジノタカネとのこと


 11日 $20260311=3\cdot 17\cdot 601\cdot 661$。一昨冬亡くなられた野海正俊氏の誕生日。東日本大震災から15年。2011年3月11日の日記を読んで当日を思い返してみた。あの日は大変だった。大きく揺れた地下鉄車内で,このまま死ぬのかな・・・とも思っていた。ある大学数学教員が『自分のやりたい講義にアプリやデバイスを便利に使うのではなく,なんで大学が導入したアプリやデバイスに合わせて講義を設計しないとけないんだ!とイラッとくることもある.』と呟いていた。ボクもそう思ってた時もあったな。ネイティブアメリカンであるインディアンの諺に『父が無知だと貧乏になる、母が無知だと病気になる』というのがあるそうだ。逆はないのかな。検索してみると,「父親は家庭の経済や社会的な知恵、母親は健康管理や生活習慣といった、それぞれの無知が家庭の危機を招くという比喩で、家庭内での役割や責任の重要性を説いています。」という解説を見つけた。諺でなく教訓だった。昨日の衆議院予算委員会公聴会での高橋洋一氏の『金利が上がると利払費が増えて大変だと財務省も言う。嘘は言わないが,財務省は都合の悪いことは言わない。金利が上がると,政府が持つ金融資産の金利収入も上がり税外収入も増える。バランスシートで見ると何も問題ない。』という発言。ボクは支持する。最近,SNS上でも「生きづらさ」という言葉をよく見かける。天邪鬼なボクは,"・・・,だから,何?"と,心の中で捻くれて思ったりもする。奈良県立医科大細井裕司理事長・学長による『日本人「博士号です」→「どこの大学院?」その回答に海外で目を丸くして驚かれたワケ。〈日本独自の制度〉が抱える致命的リスク』の記事。ボクは100年ほど前のヨーロッパでのドイツ型「師弟関係」に基づいた研究主導のスタイルもしくは英仏のような(Ph.Dや国家資格制度等)スタイルに戻った方がよいと思う。今のやたらIPを気にし過ぎた教育カリキュラムにはめ込んだ有難みの少ない学士取得同様の制度上のモノはヤメておいたほうが良いと思う。そもそもIPを気にし過ぎる指導教官には自分の研究指導に研究者としての矜持があるのだろうか・・・・。フォローしてた人が反応してたので,あらためて,『【樹木希林流】誰に会っても「この4つの質問」には絶対答えるな | 老後に必ず知るべき人間関係の教え | 老後 幸せ』を聞いた。久しぶりに,手計算での整数計算に没頭。でも,その先がナンも見えない・・・。


 12日 $20260312=2^3\cdot 37\cdot 68447$。サイフの日。昨晩,Z大A教授が某問題を解決した夢を見て,夢の中で勝手に興奮していた。起きてすぐにこの某問題を検索してもヒットせず,見つからなかった。この夢,一体ナンの兆しなのだろう・・・。


 13日 


 14日 


 15日 


 16日 


 17日 


 18日 


 19日 


 20日 


 21日 


 22日 


 23日 


 24日 


 25日 


 26日 


 27日 


 28日 


 29日 


 30日 


 31日