2026年 3月  ... those were the days my friend...we thought they’d never end ...  2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17



 1日 $20260301$は$1286070$番目の素数。雨水末候・草木萠動。友人夫婦と所用を済ませながらリハビリ散歩2ways。ボクは大丈夫だけど,花粉がスゴイな。昼食後,沐浴。文教地区にあると思われている京都大キャンパス。ところが最近の発掘調査で,幕末までは京と近江をつなぐ盛んな往来を物語る白川道(志賀越道)を分断し,その頃の無数のわだちが刻まれた路面が大学の地下に眠っていることがわかり,ついでに農業を支えた肥だめの跡も沿道に多数見つかったそうだ。今の文教地区とはまったく異なった風景だったんだな。



 2日 $20260302=2\cdot 3\cdot 701\cdot 4817$。LLM時代の個人情報では「匿名」という設定そのものが崩れ始めている。つまり,『LLMはあなたの匿名投稿から「誰か」を特定できるのか?』という問いかけに対し,Simon Lermen氏が『検索(埋め込み)×推論(LLMによる候補精査)を組合わせることで高精度で再識別が可能』という衝撃的な研究結果を発表されたらしい。SNS上等で匿名者が断片的に語る情報の組合わせがほぼ指紋であるということが識別可能に貢献しているとのこと。考えてみれば当たり前の話でAIが倫理的に真面目に進化すれば,老子の天網恢恢疎にして漏らさずの世界に近づいていくのかな。ある人が『In 1976, Jones, Sato, Wada, and Wiens discovered a high-degree polynomial which generates the prime numbers for non-negative integers. Though it's impractical and complex, still it demonstrates that primes can be produced by a single formula.』とポストしてた。和田(秀男)先生の名前が出てきててなんだか嬉しい。丁度50年前だった。


 3日 $20260303=7\cdot 2894329$。上巳の節句。奥村晴彦先生が紹介していた Stefan Kottwitz:"LaTeX Beginner's Guide: Write research papers, theses, and presentations with professional formatting, math, and citations"の第3版。Amazonで購入しようとしたら,すでに売り切れで,しかも海外から1か月後に到着で,なのでネット上で探してたら10数年前のモノがopen soueceとして転がってたので,とりあえずそちらをDL。冷たい雨降る中帰院後,思い直して購入することに。遅い昼マック。雨は深夜を越え降り続く。



 4日 $20260304=2^4\cdot 1266269$。小雨。パジョカ氏が階乗の階乗分解を紹介してた。おもろい。$6!=3!5!,\quad 10!=6!7!,\quad 10!=3!5!7!,\quad 2!3!3!7!=9!$, $7!13!=4!15!,\quad 14!62!=7!62!,\quad 22!54!=18!57!$,但し $n!(n!-1)!=(n!)!$ のような自明な解は含まないとしてた。すでに他の人が『$7!3!3!2!=9!, 7!6!=10!, 7!5!3!=10!, 14!5!2!=16!$ 等の、いくつかの階乗の積=いくつかの階乗の積 $\displaystyle \prod_{i=1}^{t} a_i!=\displaystyle\prod_{i=1}^{s}n_j!$ となるような非自明な解ペア$(a_1,\cdots ,a_t,n_1,\cdots,n_s)$は、ABC予想を仮定すれば有限個しか存在しないとする結果がある』こともをリポスト紹介してた。世界中には様々な数学愛好者がいるな・・・。その後,パジョカ氏は様々な例を沢山みつけUPしてた。ArXiv論文に出ているようだからこういった話題は小さなコミュニティでは昔からあったのかもしれない。ここ数か月,完全失業率1月が2.7%に悪化,自発的離職が増加,有効求人倍率1.18倍で前月から低下してるらしい。何が原因だろう。『製薬会社等から高額な資金提供を受けていた東大教授30人の実名公開』の記事を発見。以前からスクープされてたけど,ソープランドという驚きの文言も出てきた。e-taxでのXXX提出に取り掛かるも,PC環境が整わず,1年前に購入していたPCで何とか。いずれ新しいPCと新OSでということが求められるだろうから,e-tax用の経費として計上出来るのかな。e-tax,ボクにはメンドーでしかない。若い人のようにスマホでの入力はボクには無理2。最近は公的機関でも相談ごとはオンラインでやり取りできるようになってるけど,多くは(ボクの嫌いな)teams。せめてzoomにしてくれないかな。『大学は入試・新入生で損して得取る時代に~摂南:受験料5000円で238%、明海:グアム5日を無料』の記事を読みながら考えた。「受験」というのは大学にとってテイの良い商売か・・・。今日は更科そばの日らしい。麻布十番の更科堀井は美味しくよく食べた。この時期は,あつもりもいい。S大S名誉教授から吉報届く。


 5日 $20260305=3^2\cdot 5\cdot 13\cdot 59\cdot 587$。天赦日。啓蟄初候・蟄虫啓戸。フォローしている某元ナースが紹介してたので,朝から『医者だから知っている、認知症の始まりの言葉10選』という動画を見た。白内障もアブないらしい。ボクも気を付けよう。GPTで『Translate "右左左右" into English.が Right, left, right, left と返されることに対し,これQwen3.5-27Bでも同じことが起きて仰天している』が話題になってて,平素GPTを用いないボクとしては,まだまだなGPT・・・頑張れ!って感じ。4月から始まるOTC類似薬の保険給付の見直しを友人もグーたれ始めた。久しぶりに病院で大出血サービス。その後検査。『国立博物館や美術館に収入目標、未達成なら閉館含め再編検討…30年度までに文化庁』の記事,博物館/美術館も政府にとっては営業担当にしか見えないのか・・・。文化育成の芽を壊してゆくな。


 6日 $20260306=2\cdot 11\cdot 103\cdot 8941$。一松信先生のお誕生日。御年100歳の紀寿。長命と言われた数学者・清宮俊雄先生(103歳30日),福原満洲雄先生(101歳45日),彌永昌吉先生(100歳60日)に続いて4番目だけど,1番になり得るかも。20歳の時にICM1974@UBCでも色々とお話を伺った。甥は学科1年後輩にいたし,立正でお世話になった守谷良二先生は一松先生の最後の教え子だった,日本の場合の出生性比(男/女)は昔から1をわずかに超えている。これはボクも統計学の授業で教えてきた。これが最近わずかに減少しつつあることを奥村晴彦先生がe-statのデータから可視化してた。それより驚いたのは奥村先生が『出生性比は気温と相関があるというから・・・』と呟いてたこと。こんな噂があるとはまったく知らなかった。ある人がポストしてた。『死んだ親父の癖は(役員・管理職への戒め)「いちど辞めると言った社員は絶対に慰留するな!引き留めるな!その社員の心は既に会社から離れているんだ!」』。昨日,元は芸舞妓さんの出資で創られた祇園の登録有形文化財弥栄会館(八坂会館)が帝国ホテル京都として開業した。でも1人1泊16万円は高いし,ボクは以前から弥栄会館の建築物としてのデザインは好きではない。内装は知らんし。『「医学教育が成り立たなくなる」登録数が京都で激減 京都の大学が異例の訴え』の記事を読んで,こんな状態で世の中に送り出された医師に手術は任せられないな・・・と思った。手術を失敗する医師が増えているのも,やたら手術をしたがる医師が多いのも・・・。夕方,${\mathbf X}$を見てたら,奥村氏の今朝のポストに反応し『朝日新聞EduAで話しました。』とリポストし,男女の図を示していたが,データリテラシーがいまいち残念なのか,男女の軸の尺度が違ってた。19時過ぎからRADIKOでWBCを聴く。大谷大活躍。寝入り際,卒ゼミ生とか卒業生からメッセージが届き,メッセージ着信音で起きる。1人は子を授かったという歓びの報告だった。おめでとうございます。あとは,近況報告等。でも,何故にこの日のこの時間に集中して・・・?ボクになにかあるのかな?


 7日 $20260307=1367\cdot 14821$。今日のいしいしんじ禅語は「有一人論劫在途中不離家舍。有一人離家舍不在途中。」の『在途中』だった。昨日紀寿を迎えられた一松信先生のコメントが出てた。『私は本年3月をもって満百才を迎えました。まだ一応元気です。実の所こんなに長生きするとは思ってもいませんでした。子供の頃は病弱であり、大病で死にかけたこともありました。二十才まで生きたら幸運だともいわれていました。それが気がついてみたら百才になっていましたという次第です。よく長生きのひけつ(?)を聞かれますが、特にこれという点に思い当たりません。強いていえば、煙草をのまなかったこと、規則正しい生活を続けたこと、夜に十分の睡眠をとったこと、などが結果的に長生きにつながったようです。しかし皆様には、各自百才まで生きる予定で生活基準をおたてになることをおすすめします。長短はあるにせよ、一回限りの人生を有益にすごしましょう。それが百才になった私の申したい一言です。』。帰院後,受療疲れで横臥。A大Z教授よりIAR2027winter候補地の件で連絡入る,夜,京おでん。


 8日 $20260308=2^2\cdot 3\cdot 19\cdot 88861$。数多くの新進気鋭の数学者や物理学者を抱え込むことでも知られるIHES(フランス高等科学研究所)をFBで見つけ,早速フォロー。様々な学問でAI時代での在り方についての議論がなされてるけど,数学においてもCMUの哲学者・ Jeremy Avigad教授が"Mathematicians in the age of AI"を発表していた。数学でも,survey的には随分楽になったけど,その先はどうかな・・・。たとえば,5・60年前頃までは,社会科学分野ではsurvey的論文で学位を取得している場合も結構多かった・・・。この頃はsurveyに費やす学問的労力等も学位取得の評価基準になってたのかもしれない・・・。文化庁が来年度から5年間の次期中期目標で国立博物館や国立美術館に対し展示事業の自己収入額の割合が4割を下回る館を再編対象とするという所謂ノルマ問題について,多くの反対意見がSNSでも沸き起こったたまま。文化価値を数値評価するのは難しいけど,ピエール=ブルデューを更に深め,何らかの科学的評価で文化(資産・資本)を測定する手法もあらためて必要になってきたのかもしれないナ。午前,所用ついでにリハビリ散歩。風が強かったので2waysは無し。昼食後,沐浴。C大W准教授も『・・・数学の論文は査読に時間がかかる。1年くらいかかるのはザラ。トップジャーナルである Ann. of Math. は 中央値で19ヶ月、J. Amer. Math. Soc. だと 20ヶ月。これは 2020 年の時点での数値なので、現在は論文数も増え、より長くなっている可能性も』とポストしてたけど,他分野の研究者にはあまり知られていない。世間を騒がせていたABC予想も解決したと言われる望月新一教授のIUT理論の論文も査読に7・8年を要した。昔は査読後受理されてても,後に誤りが指摘された(/本人が気づいた)場合もあったし,今でもある。今日は1974年に定められた国連女性の日らしい。で,国連男性の日は?と思って確認したら,女性に遅れること24年後の1999年に11月19日と定められていた。何故同時に定められなかったのか・・・。国連のすることは何か可笑しい。 


 9日 $20260309=23\cdot 880883$。今日はサン・キューで「ありがとうを届ける日」。ここ7・8年,起床後珈琲を飲み朝食前にヨーグルトを口に運んでいたボクはFBでの『朝イチのヨーグルトは効かない』の紹介記事を見て驚いた。ところで,FBの英語版記事の翻訳はイマイチ。最近の文科省は国際競争力けん引学部等にも注力してるらしい。しかし,今回の認定学部等を見てもボクにはわけわかめ。牽引でなく牽引されるのが続くのではないかと。また,4月から5年一貫教育制度が始まり,学部(4年)+大学院修士課程(2年)を5年で修了させることが始まるが,これも東大・本田由紀教授が「浅はか!」と噛みついていたけど,ボクもこれには賛意。こういった制度は試験的カリキュラムとして,例えば明治大の数学科のように一部では始まっていた。本田教授の指摘するように学位の質低下を招きかねない。設置基準を見直して,卒業単位,終了単位をせめて今の1.5倍くらいに引き上げて学生の学ぶ領域の質量幅を大きく増やさないと世界を牽引する学位取得者が育つことはない,と思う。知らんけど。3/15のIIARS第19回研究会の案内。今回は異常に少ないナ。随分と遅ればせながら,SNS界隈でKKOという言葉が流行ってたことを初めて知った。「キモくて金のないオッサン」のことらしい。


 10日 $20260310=23\cdot 880883$。啓蟄次候・桃始笑2026年度日本数学会出版賞の1つにヨビノリが入ってた。今年度改正される予定の個人情報保護法改正。AI時代のデータ利活用促進,違反に対する課徴金制度導入等の厳格化が柱といわれてるけど,肝心の個人情報保護委員会のWebサイトには,まだその情報が記載されていない。旧いまま。知人が「少年易老學難成(少年老いやすく学成り難し)」を捩って「中年易老貯蓄難成(中年老いやすく貯蓄成り難し)」と嘆いてた。ははは。"蓄財難成"のほうがいいのかな。上賀茂神社で「神馬」が交代 11代目となったのは元競走馬「フジノタカネとのこと


 11日 $20260311=3\cdot 17\cdot 601\cdot 661$。一昨冬亡くなられた野海正俊氏の誕生日。東日本大震災から15年。2011年3月11日の日記を読んで当日を思い返してみた。あの日は大変だった。大きく揺れた地下鉄車内で,このまま死ぬのかな・・・とも思っていた。ある大学数学教員が『自分のやりたい講義にアプリやデバイスを便利に使うのではなく,なんで大学が導入したアプリやデバイスに合わせて講義を設計しないとけないんだ!とイラッとくることもある.』と呟いていた。ボクもそう思ってた時もあったな。ネイティブアメリカンであるインディアンの諺に『父が無知だと貧乏になる、母が無知だと病気になる』というのがあるそうだ。逆はないのかな。検索してみると,「父親は家庭の経済や社会的な知恵、母親は健康管理や生活習慣といった、それぞれの無知が家庭の危機を招くという比喩で、家庭内での役割や責任の重要性を説いています。」という解説を見つけた。諺でなく教訓だった。昨日の衆議院予算委員会公聴会での高橋洋一氏の『金利が上がると利払費が増えて大変だと財務省も言う。嘘は言わないが,財務省は都合の悪いことは言わない。金利が上がると,政府が持つ金融資産の金利収入も上がり税外収入も増える。バランスシートで見ると何も問題ない。』という発言。ボクは支持する。最近,SNS上でも「生きづらさ」という言葉をよく見かける。天邪鬼なボクは,"・・・,だから,何?"と,心の中で捻くれて思ったりもする。奈良県立医科大細井裕司理事長・学長による『日本人「博士号です」→「どこの大学院?」その回答に海外で目を丸くして驚かれたワケ。〈日本独自の制度〉が抱える致命的リスク』の記事。ボクは100年ほど前のヨーロッパでのドイツ型「師弟関係」に基づいた研究主導のスタイルもしくは英仏のような(Ph.Dや国家資格制度等)スタイルに戻った方がよいと思う。今のやたらIPを気にし過ぎた教育カリキュラムにはめ込んだ有難みの少ない学士取得同様の制度上のモノはヤメておいたほうが良いと思う。そもそもIPを気にし過ぎる指導教官には自分の研究指導に研究者としての矜持があるのだろうか・・・・。フォローしてた人が反応してたので,あらためて,『【樹木希林流】誰に会っても「この4つの質問」には絶対答えるな | 老後に必ず知るべき人間関係の教え | 老後 幸せ』を聞いた。久しぶりに,手計算での整数計算に没頭。でも,その先がナンも見えない・・・。


 12日 $20260312=2^3\cdot 37\cdot 68447$。サイフの日。昨晩,Z大A教授が某問題を解決した夢を見て,夢の中で勝手に興奮していた。起きてすぐにこの某問題を検索してもヒットせず,見つからなかった。この夢,一体ナンの兆しなのだろう・・・。帰院後,先週,日本・インド数学研究集会"L関数と多重ゼータ関数"@上智大が開催されていたと,友人から知らされる。残念。JSPS二国間交流事業だったからいずれ公開されるだろう。遅い昼は,おこわ,豆腐ハンバーグ,かれいの西京焼。再び,昨日の計算の続き。計算は楽しい。計算から予測される予想も楽しい。戦況や戦争に関する政府やメディアの前もっての発表は基本的には信じない。このような発表自身関係国も当然情報として入手し,戦略に組み立てる可能性があるからだ。有名な話として,第2次世界大戦のとき,ナチス・ドイツ軍による最初のロンドン大空襲も英国政府は事前に知っていたにも関わらず,ロンドン市民には知らせず,結局市民に大被害を齎した。なぜ知らせなかったのか,それはドイツの(暗号)情報を英国政府がすでに知っているということをドイツに知られるとマズいからということをチャーチルが決断していたという話がある。今もオールドメディアが連日放送しているようだけど,いい加減に止めた方がよい・・・と思う。戦争に勝利するためには,国家は平気で国民に犠牲を求めうる。


 13日 $20260313=1451\cdot 13963$。サンドイッチの日。整数成分の正方行列 $A, B, C$ について,$A^n+B^n=C^n$ を求める問題は以前からあるが,パジョカ氏が最近触れていた。$A,B,C$ が互いに可換であるという条件で。$A=\begin{pmatrix}11 & 2 \\ 2 & 9 \end{pmatrix}, B=\begin{pmatrix}16 & 7 \\ 7 & 9 \end{pmatrix}, C=\begin{pmatrix}18 & 6 \\ 6 & 12 \end{pmatrix}$ とすれば,$A^3+B^3=C^3$ で $A,B,C$ は互いに可換。最近偽Claudeと契約してしまい泣き寝入りしていという話をSNSで見かけるようになった。奥村晴彦先生が『Googleでは偽Claudeは見つからなかった。念のためBingで検索したら、トップにClaudeを名乗るサイトが4つほど並んだが、どれも本物ではなさそうだった   なお本物のClaudeは claude.com と claude.ai があり、運営会社は anthropic.com だし、ややこしい』とポストした後,『claudeがいい、ということでgoogleで検索してトップにclaudeと出てきたサイトで契約したら偽物サイトでした。カード会社にも連絡しましたが、そういう最近事案が多いが、契約した人の自己責任なのでこちらでは何も対応できかねません、ということで泣き寝入りです。ちょっと情弱でした。』の反応があり,奥村先生も驚き桃ノ木山椒の木。そろそろ危なくなると思われる認知症に絡んでPresident Onlineで『脳のピークは20代でも30代でもない…100歳のMRI画像を見た脳内科医「80歳を超えて脳が成長する人の共通点」』の記事を読んでみた。その中に"極端に左脳化した脳』になると脳は劣化する"ということが書かれていた。"欧米などで、教育を受けた100歳の人と、受けていない人の100歳時点での脳の働きを比べてみると、後者の認知症の発症率のほうが高かったそうです。"ということも書かれていた。認知症への不安やバイアスもあるのかもしれないけど,色々と考える。今日は2週間前に亡くなったニール=セダカ(Neil Sedaka)の誕生日だった。学生時代のGF・Carole Kingに捧げた曲Oh! Carolを聴いてみる。"きやうとへ行きたしと思へども いまのわが身には きやうとはあまりに遠し"。時々,SNSで「あなたの知らない京都旅」を視る。先日からの手計算。メンドーになってきたので,Mapleを用いて,prime_exponent := proc(n, prime) local fact_list, i, res; fact_list := ifactors(n)[2]; res := 0; for i in fact_list do if i[1] = prime then res := i[2]; end if; end do; return res; end proc; と ihp:= proc(n) local p; mul(p^prime_exponent(n,p)-1, p = numtheory:-factorset(n)); end proc; とprime_exponentとihpを簡易定義して振舞いを確認してみる。確認実験作業がパソコンもない高2時代の再来のようで,只管計算を続ける。この頃は1年程経過してナンとなく予想がつき(美しくない)証明ができはしたものの,今回はパソコンを用いても予測だに不可能に近い・・・。長くPCに向かったままの姿勢だった為,椅子から立ち上がった瞬間,腰より下の左大腿部が攣ったようになって,小1時間ほど痛みが続いた。初めての経験だった。


 14日 $20260314=2\cdot 3^3\cdot 41\cdot 9151$。ホワイトデー。でも特にお返しはしていない。メンゴ。来週18日23時から『笑わない数学』が再開されるらしい。1発目は「ヤン・ミルズ理論質量ギャップ問題」。今回の"いしいしんじ「禅語」#280"は『調身、調息、調心。』の三調,所謂,座禅の基本動作だった。某公認会計士が『日本政府の考え方は非常に不思議で、営利組織である企業には、補助金やら低金利やらで儲からない企業も生き残れるようにしてきた一方で、営利組織ではない大学には「儲かる大学になれ」と、あれやこれやで圧力をかけてくる。やることが逆ではないか。』とポストしてた。でも逆ではなく,「儲からない企業も生き残れるようにしてきた」ことが間違いだと思う。知らんけど。


 15日 $20260315=5\cdot 4052063$。啓蟄末候・菜虫化蝶。パジョカ氏の素数情報:Greg Childers氏により楕円曲線素数判定法を用い,28934桁の13万8449番目のフィボナッチ数$F_{138449}$ が完全に素因数分解されたとのこと。素因数は2個(9桁, 28925桁)で,素数番目のフィボナッチ数の真の約数である素数としては最大記録。$F_{138449}=722703781\times 834371843927036229\cdots 575662415575030329$。111年前の今日,ロシアの二月革命ロマノフ朝が崩壊した日。午前,いつもの所用ついでのリハビリ散歩2ways。昼食後,沐浴。14時よりIIARS第19回研究会@zoom。件数は少なかったけど,ボク的にはすべて興味あるもので面白かった。時間も押した。16時前には閉会。ネットニュースを見るとWBCでの侍Jは敗戦だった。村上の腕組みや監督へのコメントが多かったような気がする・・・。嵯峨釈迦堂(清涼寺)でお松明式だった。俵万智高橋源一郎の「ぼくたちはどう老いるか」を読んでのポスト『人生の先輩は老いの先輩だ。ありふれているのに、誰にとってもそれは未知のこと。著者が紹介し読みこむ「老い」は、どれも壮絶で、圧倒的に切なくて、でも不思議な自由さがある。だいぶ怖いけど、好奇心を持って味わいたい=生きたいと思った。老いとは、最後にこういうことを味わうステージなんだなと』。おいおい,老いって怖いよなぁ。


 16日 $20260316=2^2\cdot 89\cdot 56911$。財務の日。ボクの確定申告は一応終わっている(つもり)。あるところで,昔,勝手に考えてた$\varphi$-既約(※ボクの勝手な命名)の恥ずかしいメモを見つけた。$\varphi$をある種の微分作用と見做し,重根条件を外した考察を始めようとしたときのものだった。パジョカ氏のポストAndrey Andreyevich Markovによる$\zeta(3)$ の展開式$\zeta(3)=\displaystyle\frac{1}{4}\sum_{n=1}^{\infty}(-1)^{n-1}\frac{56n^2-32n+5}{(2n-1)^2n^3}\frac{(n!)^3}{(3n)!}$を見つけた。SNSで東京理科大・加塩朋和教授の代数学特論1のレジュメを見た。類体論への道。良く整理されていて,或る意味勉強になる。そういえば,今日から明後日迄2026早稲田整数論研究集会。『九九を暗唱させる「日本式」は間違っていなかった…「世界一の教育大国」で学力崩壊が進んでいる納得の理由』の記事を読んで,やっぱりなと思った。以前は北欧教育かぶれの教育学者が日本での「九九を暗唱」算数教育をバカにしてたけど,その当時でもボクは疑問符を抱きながら逆にバカにしてた。早速,SNSでは「覚えるべきことを覚えていない状態で考えさせても思考は成立しない」,「お、ここは持論があたってた。頭に入ってないものは出てこないし使えないよ。応用を利かせたり実践で使うためにも暗記は必要だよ。」,『「まさか」ではなく「やはり」』,「シベリア抑留から帰ってきた元日本兵の方々が絶対に言うのは『ソ連兵は九九ができないから、仕事に行く前の点呼に時間がかかった』綺麗に整列させても一人一人数えないと総数を把握できないのは衝撃だったらしい。」,「『思考力は知識の上に積み重なる能力である。覚えるべきことを覚えていない状態で考えさせても思考は成立しない』『日本も「暗記は悪」という考えを捨て去るべき』」等々と戦前からの「九九暗唱」を擁護する声大多数。


 17日 $20260317=3\cdot 7\cdot 11\cdot 229\cdot 383$。一粒万倍日×寅の日×大安。最近,歴史や哲学を含む所謂リベラルアーツ(教養)の重要性が再認識され始めているという。ボクが以前から感じているのが,最近の大学教員の教養のなさ。或る意味教養課程を無視した大学教育カリキュラムを経て育ってきた人々だから仕方ないのかもしれないけど,これからの大学は東大のように,まずは最初の2年間でしっかりと教養を身に付けた者だけが,その次の専門課程に進めるという制度にした方がよいと思う。そのように改革してゆかないと健全な研究者を輩出させて行くことは無理なのではないか・・・。IIARSを人文科学,社会科学,自然科学,情報科学等互いの分野を幅広く横断的に同一場所で発表するスタイルにしたのは-お怖れながら-(ボクをも含め)互いの教養不足を埋め合っていただくという考えに基づくものだった。


 18日 $20260318=2\cdot 13\cdot 557\cdot 1399$。今日は笑わない数学が再開する日。SNSを見ると,昨晩,三角関数を話題にして"三角関数にはスゴい魅力がある"が放送されたらしい。三角関数なのに円が出てこなかった・・・という不満も見かけた。今晩も当然あるらしいけど。「ヤン・ミルズ理論質量ギャップ問題」。苅谷剛彦教授のオクスフォード大での生活飯田史也教授のケンブリッジ大での生活で感じた対日英比較レポートを見ると,日本の大学の教員の2大学への教育留学(≠研究),職員の2大学へのインターンシップを1年間ほど実行し,帰国した彼らを中心に大学を内部から変革するのも手だなと思った。お遊びの研修旅行や資格取得サバ等でなくネ。高橋洋一氏のデータに基づく視点はいつもスカッとする。オールドメディアという人間がいたとしたら,その人間はデータサイエンティストにはなれないな。外れ値のデータばかり探し出してきて,それを代表値のように扱う。データ全体を俯瞰できていないというより,(恣意的に)してない。昔でいう三流週刊誌。富士見丘中学高等学校の『Girls Meet STEM for School』プログラムは面白いな。ヘライザー総統が同志社国際高校の沖縄ボート転覆事故に同意できるいいコメントしてた。昼前,WBC決勝戦,ベネズエラが3-2で米国を下す。14時過ぎ,日本で2番目のフィールズ賞受賞者である広中平祐先生の訃報が飛び込んできた。RIP. でも,数理解析研究所ホームページに14時過ぎに掲載されていたのに,1時間後には削除されていた。何故だろう。広中先生が好んだ心構え・素心深考。大学にSAのアルバイトが普及するようになったのは2000年の所謂"広中レポート"(文科省)だったことを知る人は少ない。大学ジャーナルオンラインもしらないだろうな。最近,縁遠いはずのCHFを心配する。


 19日 $20260319$は$1286071$番目の素数。ミュージックの日。或る数学者が『広中平祐さんの訃報、報道は・京都新聞(と共同通信系)・朝日新聞だけなのはなぜだろう?(読売新聞、毎日新聞、産経新聞、日本経済新聞は後追い記事なし)』と意味ありげに呟いていた。もしかして,広中先生の令夫人が元参議院議員で環境庁長官だったことが原因してるのかなぁ。でも,よく調べると各紙とも扱ってたよ。今日も若いtsujimotter氏の第35回日曜数学会での「最小二乗法の幾何学」の動画を拝見。数学(多くは整数論)のyoutuber,Noteでも大活躍し,今年から某新設大学で数学担当教員としても教鞭を振るってる。データサイエンス学部に勧誘しようと思ってたけど,当時は数学での教歴が明らかでなかったのでそのままになってた。折角コンタクトをとりながら,今にして思えば至極残念だった。


 20日 $20260320=2^5\cdot 3\cdot 5\cdot 42209$。彼岸。春分の日。宮中では春季皇霊祭。春分初候・雀始巣。人によっては3連休初日。今年のアーベル賞受賞者Gerd Faltingsに決定。abc予想を解決したことで知られる望月新一教授のプリンストン大での指導教授だった方。ただ,Faltingsが23・4才の頃,Macaulay環の中で某問題を解決($R$ をNoether環,$M$を有限生成$R$加群としたとき,$\exists i\lt \inf \{ \dim R_{\mathfrak{p}}+{\rm depth}M_{\mathfrak{p}}\},\ \mathfrak{p}\in {\rm Spec}(R)\backslash V(\mathfrak{a}) $のとき,$\exists N \ \ \mathfrak{b}^N{\rm}H^{i}_{\mathfrak{a}}(M)=0$ が成立 だったと思う・・・)してた時には1歳年上のボクは当時同じ可換環を専攻する人間として随分と驚かされた。その4年前にはMacaulay環はUFDか?という(どうでもよい)問題も解決されていなかった(簡単な反例は,$k[x,y,z]/(xy-z^2)$)。ここ数日国税庁から全く同じ内容のメールが届く。その都度e-taxで確認するも変化なし。言い方悪いけど,ウザい。立正大の卒業式@東京ガーデンシアターでの様子がSNSでも漏れてくる。ふとしたことで,昔,監訳させてもらった"Adventures with your Computer"(1984, Penguin Books)の著者:Lennart RadeとDavid Nelsonの近況を調べてみた。David Nelson氏は87歳でもまだまだご活躍だったけど,Lennart Rade氏は既に亡くなられていた。RIP. MapleがMathematicaくらいに安くならないかな・・・。数学するなら,やはりMapleが強力なんだけど・・・。今年はどうするか思案中。


 21日 $20260321=1109\cdot 18269$。B4の頃だったと思う。Serre予想を解いたD. Quillenの短い論文を松村英之先生が解説したノートがあって,その最後を"abstract nonsense!" で締めくくっていて,当時その意味や感覚が良くつかめなかったけど,50年ぶりにその感覚をつかむことができた。数学者・ノーマン=スティーンロッドの造語だったらしい。当時のボクの数学的教養のなさを感じる。夜,貧しくても働きもしない年金生活者にとっての久しぶりの贅沢,寿司。喜多條忠の"赤ちょうちん"の世界を想い出す。


 22日 $20260322=2\cdot 10130161$。寿司の食べ過ぎか,7時過ぎに起床。そんなに食べてないけど。誰かが指摘してた。『母集団は偏らない。偏るのは標本』。画面上の「お坊さん」を操作して,次々に現れる「煩悩」をお経で撃ち落とすゲーム「煩悩シューティング」を,宗教文化を発信する企業「神社仏閣オンライン」が開発したとのこと。『降りそそぐ煩悩の雨・・・迷わず撃て! 悟りはその先にある-』。10年以上前から時折考えてる$Z(s)=\displaystyle\sum_{n=1}^{\infty}\frac{1}{\varphi(n)^s}$,Euler積の真似事をすればつまり$\displaystyle\prod_{p}\left(\frac{1}{(p-1)^s}\right)\left(1+\frac{1}{p^s}+\frac{1}{p^{2s}}+\frac{1}{p^{3s}}+\cdots+\right)$。でも$s$が2以上の具体的整数値のときの計算ができてない・・・。誰かお知恵を・・・。ただ,すぐにわかることは$Z(s)=1+\displaystyle\sum_{n=2}^{\infty}\frac{c_{2n}}{\varphi(2n)^s}$,$c_{2n+1}=0$, $c_{2n}$は$\varphi(k)=2n$ となる$k$の個数で5年ほど前に発表している。$Z(2)=1+\displaystyle\sum_{n=2}^{500000}\frac{1}{\varphi(n)^2}\doteq 0.34354341235083784852\cdots$,午前,所用ついでのリハビリ散歩。11時,A大Z教授より電話が入り1時間も長電話。IAR2026,学会,上智,数学,人事,近況等様々。パジョカ氏の整数情報:$a^2+b^3=c^7,\ \ (a,b)=1\ $の整数解$(a,b,c)$は$(\pm 1,-1,0),\ (\pm 1,0,1)\ \ (0,1,1)\ \ (\pm 3,-2,1)\ \ (\pm 71,-17,2)\ \ (\pm 2213459,14124,65)\ \ (\pm 15312283,9262,113)\ \ (\pm 21063928,-76221,17)\ $の $16=8\times 2$個であることが証明されている。(※ $(a, b)=1$ を外しても,$(a, b, c)$ が解なら両辺に $n^{42}$を乗じて$ (n^{21}a)^2+(n^{14}b)^3 = (n^6c)^7$も成立することに注意)。昼食後,沐浴。午後,しばらく計算に没頭。その後,アタマ休めに鶴屋寿嵐山さ久ら餅を食す。


 23日 $20260323=3^2\cdot 2251147$。彼岸明け。日本数学会2026年度年会@東京理科大_神楽坂C始まる。発表を諦めていた期間に,数学会も学会予稿用クラスファイルを作成していた。但し,$LaTeX$ 標準のクラスファイル article.cls,jarticle.cls に含まれるいくつかの機能は使用できなくしていた。最近,SNSを見るとAIの反応を楽しんだり,AIと一晩中何々について話してたという話題が多くなってきた。それぞれのAI自身がSNSに参加してもらえればいいんじゃないの・・・。某分野で超著名な知人が一晩中Geminiと話し込んでいたという書き込みには驚いた。最後には「いいやつだ。」と呟いてた。家族や友人との会話よりAIとのほうが楽しい時代なのか。FBで初めて知るインディゴペタルを見かけた。こんど試してみよう。President Onlineで,ボクがいいナと思う記事を見つけた。『「役に立たない科目」と思う大人が多数…だが唯一「宿題する意味」があり、勉強量が多い子ほど出世する「科目」』。産経の『自立を求められた15の夜 全共闘学生は「自由」を叫んでいた 昭和43年3月、集団就職』の記事を読み,この頃を思い出した。まだ中高卒の集団就職組と学生運動に入ってゆく大学生が対照的な街中だった。この1年後,東大の入試は中止となった。昨日の続きで$Z(2)$の値をMapleで100万まで計算させてみた。9分かかった。$Z(2)=1+\displaystyle\sum_{n=2}^{1000000}\frac{1}{\varphi(n)^2}\doteq 0.34354377151965617900456934281519369836423120786117\cdots $。さらに,1000万まで計算させて$Z(2)=1+\displaystyle\sum_{n=2}^{10000000}\frac{1}{\varphi(n)^2}\doteq 0.34354381641584344898065912614918484486645699095031\cdots $。まだまだ値は増えて行きそうで,小数点以下5桁位まででも確定するかどうかが・・・。さらに,1億迄計算しようと思ってトライしたら2時間経っても終わらず,とりあえず2000万まで求めると32分かかって,$Z(2)\doteq 0.34354383886393655031781357451728380613762283141843\cdots $を得た。もし,次計算するときは就寝中にしよう・・・。${\rm\mathbf X}$で「『岩波基礎数学選書2次形式』田坂隆士 6930円(岩波書店)」で取り上げられていたので,B1のとき,東大から非常勤で見えられていた田坂隆士先生から(J.P.セール 著,岩堀長慶横沼健雄 共訳:"有限群の線型表現(Représentations linéaires des groupes finis)"(岩波書店)をベースにした)代数学演習の授業を受けていてよく質問させてもらっていたので,急に懐かしくなって,今どうしてるのかなと思い,調べてみたら喉頭癌で亡くなられていた。そういえば愛煙家だったなぁ。夕方前,A大Z教授より昨日の続報入る。


 24日 $20260324=2^2\cdot 7^3\cdot 14767$。恩師の日。様々な恩師を想い浮かべた。の二十三回忌。永く住んでた地の地縁とでもいうべき不思議な夢を見た。数学会の年会や秋季総合分科会では協賛のこともあり,昔から数学出版社が出店してるけど,今回から近刊書のゲラ刷りを見せるようになった。面白い試み。奥村晴彦先生がrewriteしたというの「誕生日の問題とユニークな識別子。」を再確認。tsujimotter氏が「多重ゼータ値入門の入門」を公開した。彼のノートブックは視点がハッとさせられるものが多く,読み甲斐がある。『茶道の始まりと発展:中国から日本へ、その奥深き歴史を辿る』の記事を読んだ。視点の浅はかな文章だなと感じた。日本人が多くの文化を『道』まで昇華させる体質を有していることにまで触れてほしかった。剣道,柔道,華道,XX道,・・・。国税庁から今日で8回目のお報せ。毎回e-taxで確認するようにと言っておきながら,2週間前から全く同じメールをわざわざマイナコードを取り出して確認するだけ。いい加減止めてほしい。あだでさえ国民に嫌われている要注意・国税庁だけに毎回ハラハラさせられる。


 25日 $20260325=5^2\cdot 191\cdot 4243$。春分次候・桜始開。以前,財務省が「一部の私立大で,四則演算や方程式の取り扱いなど,義務教育のような授業をしている」ことを指摘したことがあって,世間を驚かせたことがあったけど,これは「一部の私立大」ではなく,多くの大学で起きていることを知った世間はもっと驚いていた。これは廣津すみれに代表されるように,「数学は暗記科目」と教えられて妄信してきた児童・生徒がそのまま高校・大学へ進学してしまったことによる。このことを某数学者(数学教育者)が「教育の犠牲者」と話していたけど,ボクはそう思わない。原因はもっと別のところにある。明治11年(1878年)の今日,日本で初めて(デュボスク式)アーク灯が点灯した日だそうだ。虎ノ門の工部大学校の講堂で電信中央局開局祝賀会が開催されたときの天井に設置されたらしい。ある問題を考える上で必要だった$L(p^e-1)$ の値。方針を変えて$L$の不等式経由で考えて見ることとした。とりあえず不等式変形計算にとりかかる。開催場所を早稲田大にしてICM2030開催に手を挙げている日本数学会。果たして成功するでしょうか。それより,このときまで生きていられるかだな・・・。同志社国際高校の辺野古沖船転覆事故問題はさらに余波が広がってて,生徒に乗船させていた高校が他にもあったとのこと。名前が挙がってこないのは某活動団体が封じ込めを・・・との噂も。噂だけどね。しらんし。『防衛大現役教授が実名告発』の記事には驚いた。


 26日 $20260326=2\cdot 3\cdot 419\cdot 8059$。花散らしの桜雨が続く。日本数学会2026年度年会@東京理科大(神楽坂C)閉会。高知県の数学教員だった公文式創立者・公文公氏の誕生日。ボクが小中の頃は地元の塾等に公文式算数・数学教育の萌芽残滓が残っていた。ハンガリーの流浪の数学者・ポール=エルデシュ(Paul Erdös)の誕生日。昔,エルデシュのような最期を望んだときもあったな。パジョカ氏のポストで思い出したことがあった。$\mathbf{Q}[\sqrt{2}]$で$x^3+y^3=z^3$の解は$x=18+17\sqrt{2},~y=18-17\sqrt{2}=42$と存在し,$x^n+y^n=z^n$の整数解問題が$n\geqq 4$では存在しない。$\mathbf{Q}[\sqrt{d}]$,$d$が整数でも同様の議論が可能。帰院後,遅い昼はマックのてりたまバーガー。昨日の計算を続ける。


 27日 $20260327=19\cdot 1066333$。さくらの日。『日中韓の「桜の起源」論争に終止符?=中国専門家「奪うな、桜は日本のものだ」』の記事を読んで,そもそも日中韓に「桜の起源」論争があったことも知らなかったけど,この中国の専門家。劉夙氏の見方は冷静だな。Alfréd RényiPaul Erdösを評して"A mathematician is a machine for turning coffee into theorems."と語ったらしいけど,珈琲を飲めども飲めども定理を得られないボクは数学者ではないということかな・・・。昨夕,IIARS論文誌10周年記念号への投稿があった。随分早いなと思ってたら,「今秋」締切を「今週」締切と勘違いして,慌てて書き上げました,ということだった。関連して,独立行政法人労働者健康安全機構沖縄産業保健総合支援センター青木一雄所長に連絡をとったら,現在日本糖尿病学会@盛岡に参加中ということだった。お忙しいところご迷惑をおかけした。学生時代,森田療法森田正馬関連の書籍が沢山あったので,通院中の身でもあるので『待合室に一歩踏み入れるだけでわかる…医師・和田秀樹「"いい医者"を見きわめる最も重要な"判断基準"」』の記事を興味をもって読んだ。


 28日 $20260328=2^3\cdot 11\cdot 17\cdot 29\cdot 467$。三ツ矢サイダーの日。50年ほど前に H.Stark が類数が1となる虚二次体 ${\mathbf{Q}[\sqrt{-d}]}$ の決定をしていた時に片付いていたと思ってたパジョカ氏のFLTポスト。まだまだボクの勘違いがあった。${\mathbf{Q}[\sqrt{-7}]}$では$x^4+y^4=z^4$の解$x=1+\sqrt{-7},y=1-\sqrt{-7},z=2$が存在していて, ${\mathbf{Q}[\sqrt{-3}]}$ では$n\geqq 5$ で特殊値 $x=1,~y=\displaystyle\left( \frac{-1+\sqrt{-3}}{2}\right),~z=\displaystyle\left( \frac{1+\sqrt{-3}}{2}\right)$ において,常に $x^n+y^n=z^n$ が成立している。オールドメディアによる『民間事業者の「運転在庫」は「備蓄」ではないという問題意識』報道は竹内純子氏が指摘するように,明らかに国益を損なう報道。以前からオールドメディアの報道は国民の知る権利だと宣って何も考えず報道する姿勢に終始してて嘆息とともにあまりいい気がしない。世界で起きている戦争も互いの(予測される)戦術戦略を面白半分に報道してて,それが一体何になる・・・?!。『同志社国際 過去の研修旅行しおりで、辺野古テント村から共闘要請「座り込んで」』の報道。学校による政治的活動を禁じた教育基本法に抵触する可能性。150年前の今日,廃刀令布告。とりあえず,廃刀されててよかったよかった。


 29日 $20260329=3\cdot 31\cdot 131\cdot 1663$。マリモ記念日。夢の中で先日(1週間前)の$Z(2)$の明らかな計算ミスに気づいてしまう。恥ずかしい。$\zeta(2)=\displaystyle\sum_{n=1}^{\infty}\frac{1}{n^2}=\displaystyle\frac{\pi^2}{6}$の値にとらわれ過ぎて本来の$Z(2)$ではなく,$\displaystyle\frac{Z(2)}{\pi^2}$を計算していた。例えば,本来は$Z(2)=\displaystyle\sum_{n=1}^{\infty}\frac{1}{\varphi(n)^2}\doteq 3.390641562\cdots$。パジョカ氏がrimeGridに参加して21個の素数からなる等差数列(AP-21)を発見した報告。$A_{n}=1475979267495442067+2835186223759890\cdot n,\quad n=0,...,20$ がすべて素数。おめでとうございます。午前,いつも通りにリハビリ散歩2ways。今日明日で桜も見納めかな。昼食後,沐浴。ある詐欺メールにひっかかった。一応いくつか対応。1時間後,セキュリティソフトから連絡が入る。でも安心できない。


 30日 $20260330=2\cdot 5\cdot 773\cdot 2621$。春分末候・雷乃発声。一晩かけて,$Z(2)=1+\displaystyle\sum_{n=2}^{100000000}\frac{1}{\varphi(n)^2}\doteq 3.390641961\cdots$ だった。並行して,$3.390641\cdots$ 辺りの既定値を調べてみよう・今まで気づくことが無かったけど,パジョカ氏が行列の行列乗の定義を示してくれていた。行列$A,~B$ について,$A^B:=e^{(\log A)B}$ とすればよいことを。以前から知られていたらしいけど。日経で『世界は数学でできている① あなたの行動は数学が操る 就寝・起床を数式で説明、渋滞も予測』が始まる。日本は技術で多くの諸問題を乗り越えてきたのだから,ナフサ不足も,例えばプラスティック不足もバイオプラスティックへ方針を変え,懸念されているその製造コスト高等を抑える技術や理解に投資したらどうかなと思う。桜満開のNSに接すると,どうしても"月満つれば則ち虧く"(史記・蔡沢伝)を思ってしまう捻くれ小僧のボク。今日は45年前にレーガン大統領が狙撃された日。米国大統領は,暗殺,暗殺未遂が結構多いんだなぁ。${\rm \mathbf X}$でほんこんが『新幹線車内のトイレで喫煙した方がいて,キレ気味な車内アナウンスで緊急停車する場合もあると初めて聞いたアナウンス。そんな奴おるんや』みたいなことをポストしてた。そこまでして喫煙したい人がまだいるとはアンビリ。ボクは20歳の12月19日から禁煙した40歳まで飲酒した日は3・4箱競うように喫っていたけど,愛煙家ではなかった。自宅や研究室で喫うこともなかった。あくまで飲酒中。これが身体にはよくなかったと今では後悔している。


 31日 $20260331=7\cdot 13\cdot 67\cdot 3323$。オーケストラの日。通常の年度末最終日。Scientific American(2026年3月26日)の記事では,数学界最大の祭典「国際数学者会議(ICM)」の米国(フィラデルフィア)開催に対し,1,500人以上の数学者がボイコットを表明,政治的混乱やビザ制限が「国際的な団結」に反すると訴えているとのこと。4年に一度,フィールズ賞授与も行われるICMが今年7月にフィラデルフィアで開催予定。しかし,米国によるイラン・ベネズエラへの軍事行動やビザ発給停止を受け,開催地変更を求める署名活動が拡大。署名には著名な数学者や元講演者らも名を連ねているとのこと。実際,2022年のICM2022ロシア大会がウクライナ侵攻を受けて中止・移転された前例があった(このときは,皮肉なことにウクライナの女性数学者がフィールズ賞受賞)。フランス数学会は不参加を決定していて,学問の自由と国際協調を巡る妥協の限界が問われている。主催側(IMU)は現在沈黙を保っている。C大W教授のポストで知った。ICM2030に立候補している日本数学会はいつものように沈黙か・・・。某看護師の『・・・私にはもう医療業界が沈みゆく船にしか思えない...そうじゃないと言うなら誰でもいいから反論してみてよ。たかが診療報酬3.09%の引き上げで状況が大きく変わるとは思えない・・・』のポストに,フォローしている元看護師が人口分布データを示しながらリポスト『超高齢化で、7:1看護だって本来見直さなきゃナィとたぶん皆が思ってるトコロなのに。(´ΦωΦ 5:1〜3:1が妥当。ソレで職員も病院も回る仕組みに立て替ぇないとほんとに日本ダメだと思ぅ。高齢者は今後もっと増ぇるんだから、受け皿確保しなぃと。実際7:1どころか常に12〜14:1がほとんどだし。』。通院者や頻繁な入院経験者にもよく理解できる。やはり,心配されてたことが起きた。朝日に『数学・ABC予想、証明に暗雲? 国際チーム検証中、望月氏と議論へ』の記事。長い年月を経て査読をし,世界中にPRIMSで発表したRIMSの責任も問われるかもしれない・・・・。