2024年12月
... those were the days my friend...we thought they’d never end ... * *2 *3 *4 *5 *6 *7 *8 *9 *10 *11 *12 *13 *14 *15 *16 *17 *18
1日 とうとう今年も師走。IIARS全国大会@日大(神田三崎町)。15時半頃,新月@射手座。CMUでの"Convex & Discrete Geometry"の講義録見っけ。『AIで衛星画像から土地用途を判別、市の税務職員らチャットGPTで自作・・・30分の1の費用』とのことだ。各組織でDXが進めば,いい加減な外注や無駄な予算は無くなるだろうに・・・。夕方,学会懇親会(無料)の様子が数人の先生方からお知らせ入る。実行委員長の日大・木川裕教授からは以前一緒にAXIESで協同受賞した木川研卒・F嬢も見えられたとのことだった。謝謝。
2日 師走二日目もBP高し。他学部・M教授のポストをみてて,「西暦2033年に旧暦のうるう月がきまらなくなるという問題」を知った。現在の旧暦作成アルゴリズムが崩れると六曜が決められないので冠婚葬祭も決められない・・・。${\mathbf X}$で竹内洋著「教養主義の没落 変わりゆくエリート学生文化」(中公新書)を見かけた。20年前のこの頃,大学から教養部は廃れ去っていた。同時に大学からは知性の断片さえも感じられなくなっていった。この不等式の中間項$\displaystyle \dfrac{a+b}{2}>\dfrac{b-a}{\log b -\log a}>\dfrac{2ab}{a+b}$は気づかなかった・・・。左右は単に相加平均・調和平均。
3日 納得ゆかないバイタル。arXivで昨日のNumberTheoryを確認。病院でBP極端に下がる。帰院後,会議@zoom。終了後,SAや職員の方々来室。入手不可能と思ってた250年前の某文献と300頁ほどの論文誌,図書館に依頼したら入手できた。謝謝。そしてDicksonの本を読み進める。50年前から覚え続けている友人にHBメール。
4日 嫌々測定してるバイタル。いつ終わるのだろう。月は依然と山羊座にいる。桓武天皇が山背国葛野の地に移した都が,遷都直後の詔で「平安京」と呼ばれた日(旧暦11月8日)。先日のarXivの中に,以前,『たけしのコマ大数学科』でも取り上げられたソファ問題(Moving sofa problem)が解決したというJineon Baekによる論文"Optimality of Gerver's Sofa"が投稿されていた。でも,解かれようと解かれまいとボクにはどうでもよくて,驚きもない。${\mathbf X}$で「クズ運転手撲滅委員会」氏が運転マナーのよくないクルマの画像等を晒していた。これで少しは運転マナーがよくなるのかな・・・。午後,久しぶりのセミナー参加@zoom。
5日 朝方,40年前のゼミ生等の夢を見て目が覚める。バイタル思ったより低め安定。先日の病院での検査結果,やはり予想通り危なかった。昼過ぎ,A大学Z教授が病院まで迎えに来てくれ,Z教授のクルマで大学に向かう。研究室でしばらく学会,国際会議等打合せ。高知大・鈴木紀之准教授より,一部学生や一部職員の方への『ダーウィン 「進化論の父」の大いなる遺産』,『すごい進化 「一見すると不合理」の謎を解く』の各2冊づつ恵贈本がサイン入りで届く。謝謝。
6日 今朝も引き続き,バイタルは低め安定。今日の数学演習4コマ,SA2名がお休みだと精神的にキツい・・。授業終了後,白木教授や久しぶりの櫻井准教授が来室。少しお話。その後,I氏も見え,差入れを頂く。謝謝。午後の授業の合間に,明日の授業の件で授業支援室の件で助言入る。謝謝。その頃,中山美穂の訃報知る。中山の『母はいつも突然引っ越しをした。まるで何かから逃げるかのように。私はそのつど友だちに別れを告げられなかった。はじめましてとさようならはいつもセットだった。』という言葉の「はじめましてとさようならはいつもセットだった。」が印象に残ってる。文春によると「事務所スタッフと今朝7時までLINEのやり取りをしていたのが確認されています。」とのこと・・・,突然死なのか・・・,不審死・・・。ともあれ,会者定離。世皆無常会必有離の理。授業後,宍戸助手が来室。ご家族にご不幸があり,しばらく帰郷されてたとのことだった。お土産も頂いた。謝謝。
7日 8時半に火星@獅子座が来年2月24日昼前迄逆行開始,バイタル測定に時間を要す。36年前,東証初の3万超え。ある方のポスト:『結婚して苗字が変わるくらいでアイデンティティが崩れると思うなんて、今までの生き方を反省した方がいいわよ。
これは私自身がそうだったから言える。結婚して苗字が変わった時に自分が自分じゃないような気がしてすごく不安な気持ちになったのをよく覚えている。
しかし、私の中身は変わっていないのだ。苗字が変わっただけで自分自身が崩れるような気持ちになるのは今まで外的要因に依存していたからだと気がついた。
苗字が変わろうが、住まいが変わろうが、私は私。中身がしっかりしていればブレることはないなと気づかせてくれた本当に良い機会だった。』高校1年生・横井杏樹氏が数学のある未解決問題を解いた論文(CYCLIC SUM FORMULA FOR CERTAIN PARAMETRIZED MULTIPLE ZETA VALUES)がarXivで発表された。Ramanujan-Sato 級数に関する内容だった。ご本人は昆虫(寄生する昆虫,特に寄生蜂)と数学の研究にも勤しんでいて,大学は京大医学部を目指しているとのこと。羨ましい才能の持ち主。授業で昨日助言頂いた箇所を再確認。
8日 起床時間が日毎に遅くなる。11時からJUFA第30回東京都サッカートーナメント学生系の部予備予選Aブロック1回戦:対東京学芸大戦@立正大熊谷SS,前半18分:DF原 壮志(DS1年),後半20分:DF円谷 遼紀(DS3年)で2-0と勝利し2回戦へ。14時からのOTOWA CUP第2戦:ARUKAS KUMAGAYA対YOKOHSAMA TKM戦@府中朝日FPは19-36で残念ながら敗戦。来年度から「風邪」が「5類感染症」になるとのことだ,様々なところで面倒になるなぁ。うっかり風邪をひいてしまうと病院でも面倒になってしまうので,通院スケジュールにも影響する。18時頃,月@が魚座が土星と合。珍しく土星食もあった。
9日 BP高めな朝。よく学内での論文審査の時,評価点を決める際,1st-author, co-author,last-author,2nd-author等との賜ってるけど,著者順は分野によって(世界的には)全く違うので,一律的に,しかも明文化して金科玉条ように扱うのはどうかと思う。以前から指摘しているのに,未だに改正されないのはどういうことなんだろうか。一方で論文不正を見抜けない審査委員会も散見されるのに・・・。今朝も次のポストを見かけた。『「論文の著者はアルファベット順」というのは数学や理論物理では常識ですが、他分野の研究者にとっては大変信じ難い慣習のようですね。こないだバーで工学系の研究者の方と知り合ったときにこの話をしたら「あり得ない」「アルファベット順が若い共著者にダマされてない?笑」と言われました笑』。滋賀県甲賀市信楽のMIHO MUSEUMで開催中の"日本の食の文化を美術史で振り返る展覧会"「うましうるはし 日本の食事(たべごと)」で,熊倉功夫館長が,ユネスコ無形文化遺産にも登録された「和食」はどう継承されていくべきかに絡み,「食の衰退」を(K新聞の中で)憂いていた。『・・・テレビをつければ食べるシーンがあふれている。物を食べ「おいしい」と叫ぶタレントたち。熊倉さんはこれを食の衰退と捉える。「食べることは生理的欲求で、人前で見せつけるものではない。かつては食への執着をいやしいと感じる力を誰もが持っていた」 確かに最近、いやしいという言葉を聞かない。日本人は持ち前の節度を失っているのだろうか。「食に恥じらいを持つ人は、たたずまいも清らかに見える」と熊倉さんは言う。これは国籍を問わず当てはまるだろう』。小川公代氏の『声を上げられる人だけが世界を構成しているわけではない』に少しばかり納得と感動。ある人から『GPAに参入する科目を自分で選択できる大学もある』らしいことを伺う。今日は"障害者の日"とのことだ。今日では「ナンとか障がい」,「(難病での)障がい」,「(身体的)障がい」等,幅広く"障碍者"が存在する。youtubeで1970年代の京都市街の映像が流れていた。あの頃のいろんなことを想い出しながらしばし懐かしんだ・・・c'est la vie...。
10日 10℃の室温で目が覚めた。本日天気晴朗なれどもBP高し。帰院後,研究室へ石松明長・元学生部長がT氏と来室。久しぶりだったので2時間程お話。石松農園で獲れた野菜などを頂く。謝謝。
11日 今朝もBP高し。太陽@射手座と月@牡羊座がtrine。積極的に行こうか・・・。大学キャンパス内の"敷モミジ",毎早朝の掃除も結構だけど,しばらくでも残しておけば,風情も感じられように・・・。「滋賀県草津市の(立命館大)BKC開学・JR南草津駅開業から30年、当時からは想像もできなかった光景が」の記事を読んだ。熊谷市/立正大熊谷キャンパスとの違いは,熊谷住民の旧くからのプライドが邪魔してるような気がする。15時半からの第30回東京都サッカートーナメント学生系の部予備予選Aブロック2回戦対早稲田戦@早大東伏見SSは2-2のままPK戦に突入し,第1第2でのXXが響いて敗戦。
12日 今朝も今朝とてBP高く。無限大/巨大基数に関するHOD conjecture/Ultimate-L conjectureの反証が出てきたとの論文(Large cardinals, structural reflection, and the HOD Conjecture)がArXivで発表された。考えたこともなかった・・・。早朝からFBの不具合続く。7時前,インフォメーションセンター・Mさん来室。昨日頂いた差入れの御礼を申し上げた。その後,病院へ。帰院後,清水寺での「今年の漢字」が「金」と発表になったことを知った。就寝後,体調以上で23時過ぎ,一時机に向かい,某書類を見直す。2時間ほど確認をして床に就ける状態に。
13日 目が覚めてホッとする。でもBP高し。13日の金曜日:Friday the 13th。因みに,調べてみると日蓮の入滅された(10月13日:火曜赤口)弘安5年(1282年)の12月13日は日曜(先負)だった。授業合間の昼休み,非常勤のW先生来室。5時限終了後,宍戸先生来室。いくつかの打合せ。18時頃,月@牡牛座が逆行中の天王星と合。先日,担当する「データサイエンティストの世界」で講演頂いた数学科後輩の畑中紀子氏がWHOのWHO Special Initiative for Mental Health(SDG 3.4)での 34人のギャラリーアート審査員(34 Gallery Art Judges: 2024)の1人として取り上げられていた。
14日 赤穂浪士討入りの日。合言葉は「山川」だった。今朝も冴えないバイタル。今朝もタクシー乗務員の方が(ボクも疑問に思う)働き方改革についての疑問を滔々と語ってくれた。病院でテレビを観てたら,自宅から神谷町へ下る名もない坂途中に新しくオープンしてた"菓子 たかむら"が紹介されていた。誰かと出かけてみたいお店ではある。帰院後,オンデマンド授業の進捗状況を確認,整理。その後,小林吹代氏のオイラーに関する本を読んで,寓居Sに向かう。個人的な感想だけど,繰り返される某国でのナンとか弾劾,(三権分立が危ういままでの)"民主主義の勝利"という民衆の言葉自体が民主主義の未熟さを露呈しているように思える。あくまでも私見。
15日 バイタル測定値が今一つだったので,2時間ほどおいてから再測定。呼吸もイマイチ。実は京都が日本一の温泉地という話を伺って驚いた。泉質豊富も他の温泉街に抜きんでてるらしい。先日,通信制高校N/S高の1年生・横井杏樹氏がN/S高研究部の活動の中で多重ゼータ関数に関する或る予想を解決したとする論文を発表したことに触れ,同校のN/S高研究部のサイトを拝見してみた。すでに,毎年度,自然科学/社会科学/人文科学/医療科学/広域科学分野の国内・国際学会でも発表されていて,(同校の)紀要まで発行されていた。これは衝撃だった。在校生の一部はN/S高校の大学版ZEN大学に進学するのであろうけど,少なくとも研究部の生徒は国内の先端的研究を行っている大学や海外のそういった大学に進むのだろう。逆にそういった大学から"是非,うちの大学へ"と奪い合いになるのかもしれない。高校大学でこういった通信制が活発になり,"学び,研究する姿勢"の生徒/学生が増えてくれば,自然とある方向への教育改革が進んでゆくのかもしれない。もう一つの不可忘は,背景にDXがあり,例えば上記のN/S/Zの学校法人は背後に優秀なIT企業を有していることなんだと思う。これからの学校法人は背後に優秀なIT企業を持っていないと経営も難しいだろう。これからは,現状で(背後のIT企業を)代替しうる大学の情報XXセンターの本来の能力が問われ,大学の存廃をも左右しかねない。今から40年前にカーネギー・メロン大学のリチャード=サイヤート学長が予言した(詳細はおぼえていないが,本質は)「これからの大学は立派なコンピュータシステムを擁していなければならない(:生き残れないだろう)」を思い出す。本来の大学創立の目的や矜持を忘れ,経営に四苦八苦しているようでは,教育研究(振興)事業から撤退すべきだろう。総合研究大学院大学D2のホッジ=ルネ=倫氏が洛北高2年の時に発表し,RIMSE理事長賞を受賞していたレポート"約数の和の公式"を読んでみた。18時過ぎに満月。でも見上げなかった。
16日 朝6時前,逆行だった水星が順行に。久しぶりにBP低め。先日解禁となった琵琶湖での鮎の稚魚(氷魚)は例年になく不漁だったらしい。アユもやがては高級魚になるのかな。高校時代に購読していてチャレンジしていた月刊誌"大学への数学"(東京出版),多くの数学話題の愛読と共に「学コン」「宿題」「読者の研究室」が購読者の主な活躍の場だった。3学年上のフィールズ賞受賞者になった森重文氏や現在でも数学界で活躍する諸氏の多くは「学コン」,「読者の研究室」が主な活躍場所だった。ボクは「宿題」だったけど。その中で,たしか2学年上で東大理V在学後も数論に関するLinnikの定理を拡張されていたN氏(→東大医学部卒後,院物理修士,院数学博士)の名前をQuoraで見つけた。質問:「学術論文を査読したことありますか?どんな感じでしょうか?」への回答者としてであった。回答の中で『最近は2018年外国超一流専門誌の数学論文の査読をしました。著者はインド人ですが,あまり有名でない人には差別がある様です。私は細かく読んで何点かミスを指摘して訂正してもらいましたが,肯定的評価をいつもしています。その論文が新しい結果で誤りがなければ,その価値は読者が判定すべきと考えているからです。』『しかし最初から否定的で粗探しをする査読者もいます。私もポーランドの専門誌に投稿した際,収束半径を書いていないと云う理由で却下された経験があります(それは教科書にも良く出ている良く知られた級数でしたから書かなかったのです。)アメリカの専門誌に投稿したものは,査読者の先入観から間違いが無いのに誤っているとされ編集者がそれを真に受け,弁明しても聞く耳を持たず結局日本の専門誌に投稿掲載され,それに基づく学位論文を約20年後インド人が書いています。』『差別が起こるのは,被査読者の名前は査読者に明らかにされ査読者の名前は被査読者に明らかされていないからです。名の知られていない人には人種差別もある様です。査読者も被査読者も匿名にすべきです。必要なのは論文の中身のみだからです。』『性善説に基づく査読が悪用された事があります。ある有名な有力な大御所の数学者がある若い人の画期的投稿論文を査読して自分が考えている事が解決されている事をその投稿論文を読み知る事となり,色々とイチャモンを付けて掲載を遅らせ,自分が先に別の専門誌に同様な内容を少し変えたものを投稿して先に掲載され,数学は二番手に何も価値はなく今ではその査読者の名前を冠した定理となっています。その若い人の論文も後から掲載されましたが,その若い人の名前は忘れ去られていて本人も事情は知らない様で自分は二番手なのだったと思っているようです。』等々。ボク自身も『論文が新しい結果で誤りがなければ,何点かミスを指摘して訂正してもらい,肯定的評価をし,その論文の価値は読者が判定すべき。』との立場をとっている。幾度も書いている,IF(Impact Factor)への疑問,論文審査の点数評価への疑問の原点はここにある。昨日から始まった郵便局の年賀状引受,でもボクは印刷はしたものの年賀状は1枚も書いていない。白木教授より情報環境基盤センター長の用務で出張された奈良県コンベンションセンターでのAXIES年次大会のお土産・奈良町末廣堂の本蕨餅を頂く。謝謝。
17日 昨晩心配してたようにBP高め。朝乗車したタクシー乗務員Kさんは,昨日は600km走って結構な売り上げになったけど,疲れて疲れて・・・と,嬉しさの中にも疲労困憊感が漂ってた。病院で体調ワルくなる。ここんとこ,こんな状態が続く。帰院後,某氏からゴディバのシュークリーム,エクレア等の差入れを頂く。珈琲のお供に早速食す。謝謝。16時15分より第4回情報環境基盤センター運営委員会@teams。17時前に閉会。その後,1時間ほど宍戸助手と研究室で打合せ。
18日 昨日と同じBP。久しぶりに日経ビジネスで,宮内義彦氏の『大学が“楽園”になってしまっている。日本ほど学生が勉強せずに、大学生活をエンジョイしている国は、ほかにないのではないか。日本の大学の多くが良い学生をつくるという目標を達成できておらず、必死に勉強している海外の大学生との間に、学力で大きな差が生じている』の一文をみた。『宮内氏が“楽園”と評する大学教育の実態は、東京大学の大学経営・政策研究センターが実施した調査からも見て取れる。同センターが全国各地の大学を調べたところ、1週間に11時間以上を学習に充てている大学1年生は、15%にとどまることが分かった。これは米国の大学1年生の58%を大幅に下回る水準だ。』12時半より教授会。15時過ぎに閉会。15時半からFD研修(キャリアサポートセンター講演会)@teams。「25年卒の振り返り&26年卒採用の展望」。1時間強で閉会。途中,日大法の木川裕教授来室。17時45分からFEEL FREE@行田での学部忘年会。でも,ボクは欠席。参加したかったけどナ。
19日 今朝もバイタル再々測定。それほど良くない感じ。都内に雪降らず///と思いきや雪が舞った。熊谷では初雪観測。帰院後,土曜日外部講師招聘某授業の打合せ。毎年のことだけど,この時期に合う人との会話は「今年ももう終わりですね。一年はあっという間ですね。年々早くなるような気がします・・・。」。${\mathbf X}$で誰かが紹介してた某大学経済学部の統計学授業資料を拝見した。検定の辺りはウ〜ム・・・という感じだった。
20日 起床時の感覚は木曜だったので,授業準備が遅れる・・・。BP,再測定するごとに30程下がる。今年最後の対面授業が終了。授業終了後,某カリキュラム打合せ/報告が入る。生きてる間に数学界でのブレークスルーをもっとみたい。
21日 冬至。乃東生。京都では,まだ紅葉を楽しめる場所があるらしい。就寝中幾度も起き,それぞれに違う想像だにしない夢を見た,とても深層心理とは思えない。BPやや高めの感じ。「手書きvs.タイピング」で,どっちが脳を活性化する?について,ノルウェーチームが検証(被験者36名)していた。結果は『手書きでは,文字を形作る際の精密な手の動きの制御,視覚情報の処理,運動制御,指や手からの触覚フィードバックが同時に必要とされ,これらの情報が統合されることで,脳内に複雑な神経ネットワークを形成されるのに対し,キーボード入力では同じキーを押す単純な動作の繰り返しのみが必要とされ,このような複雑な情報処理は必要とされない。』と説明されていた。${\mathbf X}$では,時々,無料DL出来る海外の大学での数学話題の講義録が紹介されている。今朝は,UCLA数学科Romyar Sharif教授のABSTRACT ALGEBRAをDLした。帰院後,3時限目は某企業の方をお招きしてのオンデマンド授業。授業は14時半前に終了。並行して,13時半から全学協@teams。15時半前に閉会。5時限目の終了時,久しぶりに友永昌治名誉教授と会った。今日は冬至らしいことはしなかった。料理人・中東篤志氏が「日本人が日本食を忘れる時代」と憂い,『ワンライス、ワンスープが基本 日本食で世界に一石を投じる』の中東氏のインタビュー記事(@THE KYOTO)を読んだ。学生時代の一時期,茶事の世界に触れ乍ら,飽食の時代に生きてる人間としては自戒も込めて面白く読めた。
22日 神がかりな結果で数学界に衝撃を与えた数学者・Srinivasa Ramanujanの誕生日。昨晩頂いた(と言っても1グラスの)赤ワインのせいかBPは低め。${\mathbf X}$で,ある方が「共通約数があるものには引力を、互いに素なものは斥力を働かせるというシンプルなプログラムを作ってみたら、決して安定しないものが生まれた。」として可視化されていた。「複雑な人間模様を見ているよう・・」とも。おもろい。終日,$\LaTeX$作業。
23日 BP少々高め。東京タワー66歳の誕生日。今日も終日$\LaTeX$作業。ボランティアとはいえ,眼も疲れ気味。
24日 BP少からず高め。イブ。帰院後,研究室で諸雑務を済ませ,友人のクルマで寓居X経由で別病院Dへ。その後寓居Aへ。
25日 X'mas 毎年この日に見かける数式。BP,高めの中の正常値。日本人の平均年齢が男性が81.09歳,女性が87.14歳というデータをみて,果して中央値はどうなんだろうと思って調べたら,なんと47.7歳だった。人口の年齢別グラフを見ると,そんな気がした。午前,今年授かった御札の返納に出かけ,鰻重+肝吸を食べて帰る。2年前に予想したことをポスト紙たらそれなりに反応があった。誰か解いてくれないかな。4夕方には,月は天秤座から蠍座へ移動。
26日 学生は冬期休暇開始。昨日同様,BP,高めの中の正常値。前日の予想,7時間前に誰かが解いたって,解答を示してくれていた。これから検証してみよう・・・。解けていたら,ボクへのクリスマスプレゼントだったかも知れない。少したってから,この方のレポートを拝読したら,問題の順序集合/写像への言い換えのことだった。でも,少しインスパイアされた。
27日 麋角解。大学では8時半から電気設備法定点検。${\mathbf X}$で「クリスマス直前。98円で買ったお正月用のかまぼこ。(´ΦωΦ`)きょう見たら658円になっていた。。。。買っといてヨカッタ。。。」のポストをみた。この時期そんなものものなのかな。ある人が"キャンセル・カルチャー"という言葉を使用していた。アメリカで誕生した言葉らしいけど。何故"culture(文化)"という言葉を付加しているのか,ボクには納得がゆかない。このような行動を文化と呼んでほしくないナ。ある精神科医師による「発達障害(ADHD)の人が増えている本当の理由」を視聴してみた。スマホ利用が怖くなった。現代ビジネスで見かけた「"死後離婚"が増えた」という記事に驚き。そういえば,実は,人間の結婚生活期間が何10年も続くということは実証されていない・・・という話を聞いたばかりだった。年賀状を少し認める。
28日 バイタルやや低調。今朝も年賀状を書きながら,来年からは世間と没交渉したいなぁと思う。月は蠍座から射手座へ移動。帰院後,インフォメーションセンター・Mさんに年末のご挨拶。その後,リハビリ,雑務。黄昏時,友人等とクルマで食事に出かけたけど,出かけたチェーン店で1時間たっても皆が注文したメニューが出されず,思い余ってキャンセル。友人は(謝罪の素振りさえ見せない)店長に「こんなお店,二度と来ないよ!」と怒ってた。その後,寿司屋に出かけ,寓居までクルマで送ってもらう。謝謝。
29日 久しぶりに6時に起床。でももっと寝ていたい・・と,身体の声を聴いた。リハビリの後,昼食を摂り,付添い人と共に寓居周辺を散歩し,沐浴。14時からのOTOWAカップ第35回関東女子ラグビー第9節:立正大アルカス対東京山九フェニックス戦@流経大第1Gは7-38で負けてしまう。ある大学教員が,「私大の給料の高低は大学の規模とも「偏差値」とも相関があまり強くない」とポストしてて,別の教員が「関西の私立大学教職員組合関係の資料を見る限り、まったくその通りであります!」と。でも,これは多くの教員が知ってることだと思う。ワインを50t頂いて就寝。
30日 バイタル普通。40年前,コンサルで用いた(スパイラルな)PDSサイクルも直ぐにPDCA/CAPDにかわり,今ではOODA。こういった齷齪する手法自身に−いい加減−虚しさを感じる。子,君子和而不同,小人同而不和。
31日 雪下出麦。後何回かの大晦日。朝方,新月。$10^2+11^2+12^2=13^2+14^2=365$。山口真由氏が「学生時代、特に大学に受かってからは勉強することをバカにする風潮があります。でもインプットすること、努力すること、継続すること、真面目なこと、責任感があること、どれも悪いことじゃないと私は思ってます。」と述べたとのことだ。ボクも,「大学は,まずは学問と真摯に向き合う処」だと思う。通院後,研究室で諸作業して,友人等とスキヤキ鍋+モエ・エ・シャンドンを頂き,蕎麦で一年を締める。