2025年 6月
... those were the days my friend...we thought they’d never end ... * *2 *3 *4 *5 *6 *7 *8 *9 *10 *11 *12 *13 *14 *15 *16 *17 *18
1日 $20250601=7\cdot 101\cdot 28643$。水無月もHRが気になるバイタル。いつもの日曜日。整数計算をしながら過ごす。11時からのJUFA関東リーグ(2部)第10節対産能大戦@神奈川県立保土ケ谷公園SSは2-2の引分け。午後,いつものコースをリハビリ散歩。帰宅後,入院時,PTから教わったリハビリ運動を真似てみる。その後,沐浴。夕食後,閃いた某証明。念のため,一晩寝かせることに。
2日 $20250602=2\cdot 1811\cdot 5591$。BP高め。夜遅く,C大M教授から,ある予想実験の反例が届く。謝謝。コラムに使用できる。でも,修正可能な反例ではあった・・・。
3日 $20250603=3^2\cdot 23\cdot 97829$。今朝もBP高め。病院で長嶋茂雄終身名誉監督の訃報を知る。若い看護師等は「誰ですか?」っていう反応だった。随分と世代が離れてるから仕方ない。ケインズが考えた「仕事の序列」では,1番が芸術家,2番が科学者,3番が実業家だったらしい・・・。昨日のM教授の指摘を受け,種々実験してみる。
4日 $20250604=2^2\cdot 11\cdot 17\cdot 27073$。気のせいか,日々劣化するバイタル。${\mathbf X}$で,『X(※実名)先生がChatGptに確率論について質問したら,X(※実名)先生の論文を引用して説明するので「その論文を書いたのは私ですがあなたの解釈は間違っています」と書いたら「私はあなたを尊敬します」と返ってきた』という実話がいまだにあちこちを賑わしている。昼過ぎ,IIARS全国大会の件でK先生から問合せ。
5日 $20250605=5\cdot 4050121$。芒種。芒種初候・蟷螂生。起きたくなかった。バイタル不調。昨日の柏原正樹・京都大学数理解析研究所特任教授の会見@日本記者クラブを視聴(56:22)。司会者を含め,記者からの質問は頓珍漢な内容が目立った。 $ \forall n \exists k $で$(\varphi\circ\psi)^k(n)\verb|<| n$ の証明に帰納法を用いるのが難。$k=2$や$n$がsquare-freeであることに帰着してよいことには気づけるんだけど・・・。つまり,$ \forall n $で$(\varphi\circ\psi)^2(n)\verb|<| n$。確率的素数の現状ランキングを調べてみた。
6日 $20250606=2\cdot 3\cdot 107\cdot 31543$。久しぶりにBP低め。中国の剰余定理(Chinese Remainder Theorem)は雉兎同籠(鶴亀算)の出ている孫子算経(下巻)の中の「3で割ると2余り,5で割ると3余り,7で割ると2余る数は何か」との問いとその解に由来するということは知ってはいたけど,Earliest Known Uses of Some of the Words of Mathematics(C)によれば,この命名はL.E.Dickson著"Introduction to the theory of numbers"(The university of Chivago Press, 1929)11頁において,この呼称が出現したとのことらしい。イデアルの話にすれば,環$R$のイデアル$I,~J$が$I+J=R$であれば$R/I\bigoplus R/J\cong R/I\bigcap J$であるとなる。朝のNHKニュースでデータサイエンス学部の平田英隆准教授の海の温暖化に関する海面熱波の研究とインタビュー映像が流れてたとメールが届いた。某先生が,東京書籍の「情報1」の教科書P127で,大数の法則と(高校では範囲外の)中心極限定理とを混同して説明をしていること(不適切)を指摘していた。教科書執筆陣に数学の専門家はいなかったのだろうか・・・。これをテキストに受講している高校生が哀れ・・・。その後,検定部分でも誤り(?)が指摘されていた。40年前の元職場での先輩同僚より連絡。H先生を偲ぶ会が統計解析グループで開かれていたとのことだった。そういえば,このグループの内3名は各大学で副学長を務められていたんだなぁ。X農水大臣の米の流通に関する質疑@衆院農林水産委員会で『社名は言いませんけど、米の卸売の大手の売上高、営業利益を見ますと、営業利益はなんと対前年比500%くらいです』の発言。X大臣がPLやBSの見方も知らないことが発覚。加えて,長年与党の農水部会で何を勉強してきてたんだろう・・・。
7日 $20250607=13\cdot 1319\cdot 1181$。緑内障を考える日らしい。不治の病と言われてきたけど,最近では,iPS細胞や遺伝子治療といった先端技術視神経再生研究が進展し,実験段階ではすでに有望な結果が報告されているとのこと。149年前の今日,日本近代医学の父・エルヴィン=フォン=ベルツ医師が来日。東京医学校(現東京大学医学部)。の招きで横浜に到着した。先日の検査結果の説明等を受け帰院。PCに向かう。
8日 $20250608=2^4\cdot 7\cdot 47\cdot 3847$。今朝もバイタル不調。焦る。ある人が,昨日が命日だった哲学者・西田幾多郎の「善の研究」の中の『・・・知と愛とは同一の精神作用である。それで物を知るにはこれを愛せねばならず、物を愛するのはこれを知らねばならぬ。数学者は自己を棄てて数理を愛し数理其者と一致するが故に、能く数理を明にすることができるのである。・・・』を思い出させてくれた。『「AIの案内に従い登山する人間」に救助隊員が苦言』の記事を読んでて,AIへの質問の仕方でも回答に個人差が出てるように,そもそも,人間が何かの(初めての)行動を起こすとき自らに課す/問いかける内容が十人十色だから,こういったところに或る意味の地頭差が現れるのかもしれないな。日経新聞の校閲グループのポストを見た。『「あばよ」の語源には諸説あって、大辞林は「『さあらばよ』『さらばよ』のつづまったもの」としています。なるほどと思って日本国語大辞典を見ると、こちらは「『あばあば』の『あば』に終助詞『よ』が付いたもの」。あばあば? これは幼児語の「さようなら」なのだそうです。』なんだそうだ。幼児言葉が語源なのか・・・。午後,リハビリ散歩。14時からJUFA関東第11節対国学院大戦@立正大熊谷SS。前半0-1とリードされるも,後半64分:FW藤浪宏樹(DS3年)+Asst/MF秋一星(DS2年)で2-1の勝利。夕方,軽く沐浴。${\mathbf X}$でパジョカ (Pajoca)氏が『先頭桁だけ「7」で、それ以降の数字が全て「9」な巨大素数の発見が先月末から今月頭にかけて続きました!!』とポストしてたけど,Ryan Propper氏発見の$7\cdot 10^{2084563}-1=7\underbrace{99999999999\cdots 99999999999}_{\text{2084563個}}$の素数確認はできなかった。private communicationでの情報だったのかな。50年前の今日,東京連合と神奈川レーシング連合の暴走族600人が七里ガ浜で乱闘や放火の大暴れ。そういう時代もあったなぁ。
9日 $20250609=3\cdot 6750203$。32年前のこの日は,現天皇両陛下成婚パレードで1日限定の国民の祝日だった。バイタルよくない。あんぱん第11週で軍人勅諭が出てきたので,子供の頃,父から教わった(海兵の)五省を思い出した。10時前,A大Z教授から電話が入り,IAR2025/2026の件で30分ほど長電話。中高5年後輩の門田隆将氏が『岸田首相が「感染そのものを防ぐ効果がある」と、他国がやめても国民に接種を強要した日本。だがそれを煽った側の尾身茂氏は今になって「感染予防効果はなかった」と。3回接種でワクチンパスポートまで創って煽ろうとした人々と、ネット統制でワクチン批判を封じた勢力…ご遺族の今後の出方に注目』とポスト。しかし,尾身氏の「感染予防効果はなかった」という発言については,(現在も裁判上でも問題になっている)統計検定の話になり,軽率だったと言える。門田氏も。その後もA大Z教授から続連絡。
10日 $20250610=2\cdot 5\cdot 151\cdot 13411$。芒種次候・腐草為蛍。畏友・関口晃司氏の誕生日。一部の人々には夏のボーナス日だけど・・・。バイタル変化なし。パジョカ氏による今日の素数トリビア。$1$から$10^{2323}$までの3乗和に$1$を足した数 $1^3+2^3+3^3+\cdots +(10^{2323})^3+1=25\underbrace{000\cdots 000}_{\text{2321個}}5\underbrace{000\cdots 000}_{\text{23221個}}25\underbrace{000\cdots 000}_{\text{4643個}}1$ は素数。帰院後,A大Z教授からIARの続続連絡。${\LaTeX}$ソースの複数エラー箇所が分からずにいて四苦八苦。
11日 $20250611=53\cdot 382087$。寒さと雨音で起床。梅雨寒。クシャミしながらのバイタル測定。パソコンに向かって過ごす。又得浮生半日閑。住民税/特別区民税のご連絡を頂く。あ~あ・・・。
12日 $20250612=2^2\cdot 3^3\cdot 562517$。バイタル変わらず。$\psi\circ\varphi$でなく$\varphi\circ\psi$が気になる日が続く。帰院後,寓居内工事が終了するまで落ち着かず。原稿,構成をあらためて見直しにかかる。
13日 $20250613=29\cdot 698297$。早朝から別病院へ向かう。待合で受付番号6番の人が呼ばれ,2人の人が立った。うち1人の方は"これは9番ですね・・"と言われ,待合の人々の失笑をかっていた。ここの診療室では2人の看護師がついていて,うち1人は,医師の傍らにいて,診療中パソコンで医師の発する言葉(患者との問診内容)等を入力していた。医師の負担軽減のためだったのかな?このような診療風景は初めて見た。天納氏より,日付の素因数分解で"0"と"9"を間違えてると連絡。キーボードで隣り合ってるので間違えていた・・・というより,目の老化/退化が更に進んだ・・が正しい・・・。訂正。先輩知人が一昨年,受勲されてたことを知った。おめでとうございます。
14日 $20250614=2\cdot 10125307$。変な夢をみて目が覚めた。バイタル測定,納得するまで続ける。
15日 $20250615=3\cdot 5\cdot 7\cdot 11\cdot 89\cdot 197$。父の日。あるT大院生の『指数分布に従う複数の確率変数の最小値がまた指数分布に従うのは有名ですが、最大値の方を調べたら適度に複雑になって積分の問題としても面白くなりました。適当に補正して個数を無限大に飛ばすとガンベル分布に分布収束して、期待値にオイラー定数$\gamma$、中央値に$\log(\log 2)$、歪度に$\zeta(3)$が現れます。』のポストが面白かった。8時から研究打合せ@zoom。打合せの中で1人が来月スリランカのケラニア大学(University of Kelaniya)に招待講演で出張されることを知らされた。で,この大学のことを調べると,現在総合大学ではあるけど,元々は仏僧教育機関として創設されたということだった。元は立正と同じスタイルだけど,その後は違う。9時過ぎに終了。11時からのJUFA関東Iリーグ1部B-bk対早稲田大戦@早稲田大東伏見SSは2-3で敗戦。午後,リハビリ散歩。以外に涼しかった。
16日 $20250616=2^3\cdot 67\cdot 37781$。芒種末候・梅子黄。バイタル今朝も不調。昨日父の日である方に届く予定の品物が今日になっても届いてなかった。品物を依頼した会社からお詫び連絡があった後,Y宅配から電話が入り,昨日届いていないと意味がない・・・と伝えると,先方はしばらく無言だった。
17日 $20250617=113\cdot 179209$。帰院後,工事業者来宅。新網戸も設置。今日も計算を続ける。今まで気づかなかった整数の関係を知ることは楽しい。夕方BP降下。安定しない。小泉進次郎のポストを見たこともないし,見たいとも思わないけど,『***君昨夜進次郎のXアカウンを勝手に観察していたが、彼は食べ物の投稿しかしないと言っていた… 小学生が見破っている…』というポストを見かけた。
18日 $20250618=2\cdot 3\cdot 19\cdot 37\cdot 4801$。計算の夢を見て,起きだし,typicalな計算類をメモる。朝からMaple計算。例の学術会議の問題,『日本学術会議が学者の平均意見を反映しているとは全く言えないこと、そうした一部の人の主義主張であるにもかかわらず さも「学者の総意」であるかのように意見を開陳できることを喜んでいる人がいること、あたりが昨今の言動からは垣間見える>RTs』や『「科研費基金化による繰越可能化は学術会議の功績」という嘘松ポストを見かけたけど、科研費基金化は自分と若手研究者同志たちと大臣官房周辺の若手文科官僚の方々とで協力して成し遂げた行政施策であり、学術会議は当時批判的かつ非協力的だった(例のブログ記事改変要求が会長から来た頃の話)』等のポストへの賛意がそれなりに多いことが何かを物語ってる。論文投稿締切に間に合うか微妙。
19日 $20250619=911\cdot 22229$。バイタル不安定すぎる。11月17日がキーワードのおもろいyoutubeを見た。それなりに大きな病院は毎年それなりの数のプリセプティがいるので,患者としてはある意味での諦めが必要だなと感じる・・・。
20日 $20250620=2^2\cdot 5\cdot 13\cdot 71\cdot 1097$。IAR投稿締切日。11時からJUFA関東アミノバイタルカップ3回戦対法政大戦@時之栖SCうさぎ島G4は3-2で勝利し,4回戦へ。今年の京都賞思想・芸術部門の受賞者は,心理学者・Carol Gilligan博士に決まり,受賞業績は『女性の思考と行動の分析を通じて従来の心理学理論の歪みと限界を指摘し,「ケアの倫理」の新たな地平を開拓』。
21日 $20250621=3^3\cdot 17\cdot 44119$。夏至 。夏至初候・乃東枯。パジョカ氏によれば,今月に入って,$2$の平方根$\sqrt{2}$の近似値計算記録が更新され,小数点以下$28$兆桁目まで判明したそうだ。
$\qquad 1.4142135623730950488016887\cdots \cdots$
$\qquad \vdots $
$\cdots\cdots 9938420441930169048412043\cdots\cdots$
$\qquad\qquad \vdots \mbox{ 小数第100万位}$
$\cdots\cdots 8146856083169560829457093\cdots \cdots$
$\qquad\qquad \mbox{ 小数第28兆位}$
ある先生が『$x$から$\log(x)$を作ることをしばしば「$x$の$\log$をとる」と言いますが、昔の生徒がこれを誤解して「$\log(x)$の$\log$を『取って』$x$」と書いているのを思い出しました。・・・。』とポスト。この$\log$の話題で,秋山仁先生の高校時代のエピソードで$\log$を$10g$と読んでしまったことを思い出した。10時からJUFA関東Iリーグ(1部B-blk)対城西大戦@JOSAI SF第1Gは後半終了間際に決められ,4-4の引分け。
22日 $20250622=2\cdot 7^2\cdot 206639$。半年ほど,定期的に研究打合せをしていた共著論文最終版が筆頭著者より送られてきた。2本とも投稿済。後1本発表すれば,キリのよい300本。11時からJUFA関東アミノバイタルカップ4回戦対日大戦@うさぎ島G4は0-0後のPK戦で4-5と敗けてしまう。昼過ぎ,いつものリハビリ散歩。帰宅後,BSD予想 $\displaystyle \prod_{p\langle x}\frac{N_{p}}{p}\approx C(\log x)^r$をレビュー。後,沐浴。昨日,某先生から頂いた天極堂の葛もちやぷるるん等の詰合せを食べる。
23日 $20250623=79\cdot 256337$。まあまあと思えるバイタル値。某デザイン会社のCEOが『昨日、某M◯crosoftで働く友人にあったら「最近Z世代の部下をクビにした」って言うから、その理由を聞いたら驚愕だった。どうやら、その部下は、「ランチブレイク中に仕事はしたくないです」と言ったらしい。まあ、そりゃそうだねと思うよね。でも。彼が「ランチブレイクはどのくらい取るの?」と聞いたら。「3時間」と言ったらしい。』のポスト。加えて『Z世代はストレスとの向き合い方がわからない。いろいろな理由で前の世代と比べてみても苦手だ。SNS,インターネット 育てられ方等々の理由で様々な要因があるがストレス耐性が低い。そして対立することを極力避けようとする。対立を避けようとするあまり,半年つきあった相手に直接別れを告げるより,メッセージを無視したりブロックすることを選択する。上司に昇給をリクエストするより仕事を辞めることを選ぶ。全く評価されてない等々の不満を抱えてね。上司からしてみれば「言ってくれればよかったのに」って思うよね。でも辞めちゃうんだ。そんな話になるのを避けたいからね。彼らの特性は 1.対立を怖がる 2.ストレス耐性がかなり低い 3.精神的に幼くプロ意識が低い それが良いとか悪いとかの話じゃない。そういうものなんだ。なので我々が理解して共感してあげるのが大切だ。ここで気になるのが,Z世代はどのようにストレスと対峙するのか。答えは「うまく出来ていない」。結果として多くの職場で起こっている。新しい現象を目の当たりにしている。特に若いスタッフが社内で数人の共感力の高い同僚を見つけ,自分の抱えている悩みを相談しに行く。よくありがちな上司への不満だけじゃない。仕事の愚痴を言うのはまだ良い。そうじゃなくて,母親が嫌いだ。何がしたいかわからない。そろそろ実家を出たほうが良いのか。彼氏とうまくいってない。彼女とうまくいってない。人生の全ての悩みを職場の数人にぶつける。うちの会社でも同様のことが起こったよ。スタッフ3人が辞めたんだ。小さいチームなのに。その3人が辞めた理由は「燃え尽きた」から。えっ? そんなハードに仕事してないだろ。なんで燃え尽きるんだって。副業でもしてんのか?って。燃え尽きたってどういうこと?_そこで判明したのは,共感力の高い彼らはチーム皆んなの相談相手になってた。メンバーのストレスを引き受けたことで燃え尽きてしまい辞めてしまった。』と講演してた。15時半過ぎ,豪雨雷雨前の驟雨か?と思いきや,直ぐに止んでしまう。
24日 $20250624=2^{16}\cdot 3\cdot 103$。パジョカ氏によると20年ぶりに素数探索者 Ryan Propper氏によって,$(n!)^2+1$タイプの素数$(127162!)^2+1$(1187715桁),$n=0,1,2,3,4,5,9,10,11,13,24,65,76,127162$ が発見されたとのこと。最近,ケアの文学,ケアの視点,ケアの論理等々,ケアという言葉が静かに流行している。今から25年ほど前,大学執行部が(実現しなかったけど)(半医療系?)新学部設置を準備している頃,当時のK副学長が,新学部の基本理念として"ケアロジー(ケア学)"(当時,この言葉の著作権も申請したと伺ってた)を中心とする研究を隆盛させる学会(ケアロジー学会/ケア学会)を立ち上げたいとご相談に来室され,しばらくその準備(定款,役員,運営案)をしてたことがあった。ケアは元々は医療現場から生まれたコトバだけど,いまではもっとすそ野の広い言葉として取り上げられつつある。K副学長は先見の明があったのかも・・・。当時のこの新学部設置が実現しなかったことは残念。日本のケアロジーの牽引の一躍を担えたであろうに・・・。残念な歴史が続く大学ではある・・・・。今朝がたの小糠雨に気づかなかった。零雨か。首相を始め政府の発言すべてに対し,"はぁ~?"ってな日々。
25日 $20250625=5^4\cdot 32401$。某先生の『ニュース報道で「地面師」の呼び名に、連れ合いが「詐欺師なのに職業みたいな伝え方は好ましくない」と。森毅のエッセイで言ってなかった?と私。「騙されたがる人を相手にするのが・・・師」で、「騙しに行くのが・・・士、だから教師は、、、」の話があったよね? お互いに多くのエッセイを読んでいるはずだが、記憶に残るのは違うようだ。』の投稿。なるほど。誰かが超絶主義者だったラルフ=ウォルド=エマーソンの名言"Life is a journey, not a destination."(人生は旅であり,目的地ではない)を呟いていた。あらためて自省。レオポルド=クロネッカーは数論学者をオデュッセイアに登場するロトファージに譬えてたらしい。"wenn sie einmal von dieser Kost etwas zu sich genommen haben, nie mehr davon lassen k\"{o}nnen"(一度この食物を食べたら二度と手放すことができない:once they have eaten some of this food, they can never give it up again)。数論学者とまでは言わないにしても,ボクも数にとり憑かれた1人。午後,驟雨。北野天満宮で大茅の輪くぐり始まる。
26日 $20250626=2\cdot 11\cdot 23\cdot 31\cdot 1291$。夏至次候・菖蒲華。五山送り火の開催危いの記事がでてた。帰院後,寓居内工事を見届ける。最近多い驟雨。
27日 $20250627=3\cdot 6750209$。バイタル測定,測定だけで疲れる。パジョカ氏によれば,クリスティアン=ゴールドバッハは1752年11月にレオンハルト=オイラーに宛てた手紙の中で,任意の3以上の奇数$n$は,素数$p$と整数$a$を用いて$n=p+2a^2$と表されると予想したらしい。例えば,$3=3+2\cdot 0^2,~27=19+2\cdot 2^2,~123=73+2\cdot 5^2,~...$。これは,1856年にMoritz A. Stern によって,$n=57775993$が反例になると示されたが,現在のところ,これ以外の反例は示されていない未解決問題らしい。『「騒いでるのは高齢者」米のプロが指摘する“米騒動”の実態と古古古米の本当の味「思った以上にダメ」』の記事を見て,メディアで騒いでいる人々の実態は普段お米を食べていないのではと思った。お米はある意味生鮮食品だから長期保存が難しい。そういう経験のない人が買いだめしたり,転売してたのではと勘繰る。ボクも昔,兼業農家の友人から新米をその都度30kgほど頂いていた時期があった。でも,普通の家庭では保存のし方を誤ると虫がわいたり,かといって冷蔵庫で冷蔵保存してもいつの間にか汗をかいてカビが出たりで短期間のうちに食べないとあっという間に廃棄処理しなければならなくなる。特に頂き始めた頃は失敗の連続だった。K大臣も含め,そういった経験のない人が・・・・という気がしてならない。某学会の次期役員案が回覧されてくる。緩やかな没交渉継続中の自分にとって,久しぶりにSANT ANDREU JAZZ BANDによるPlease Don't Talk About Me When I'm Goneを聴いた。
28日 $20250628=2^2\cdot 179\cdot 28283$。IAR2025のPaper Submission Deadlineが延長されていた。実験,うまく進まず。18時からのJUFA関東新人戦対法政大戦@立正大熊谷SSはMF津島巧(DS2年)の得点で1-0と勝利。
29日 $20250629=7\cdot 59\cdot 49033$。起きたくなかった朝。午後,リハビリ散歩。暑いのでいつもより短いコース。帰宅して,沐浴。アテネでの国際会議より戻ったA大学Z教授よりIAR2025の件で連絡入る。Paper Submission Deadlineが延長の件を知らなかったらしい。パジョカ氏によると,昨日の日曜数学会で話題になってたaliquot数列の発散/収束(1にたどり着く)の決定は未解決で,780が発散するかどうかも『今年5月に780から数えて3518番目の整数が判明してます。198桁』とのことで,未解決問題のままとのことだ。因みに,3517番目も198桁だった。久しぶりに龍眼を食す。同じく,パジョカ氏情報でMark Williams氏が6月25日に26個の素数からなる等差数列(AP-26)の中で現在史上最大の列$90616120409528033+98624624911762950n,\quad n=0,1,2,...,25,\quad 98624624911762950=442078785\cdot 23\#$が発見されたとのこと。
30日 $20250630=2\cdot 3^2\cdot 5\cdot 223\cdot 1009$。半年間の厄を払う夏越の祓。水無月を食べられるかな。京都・北野天満宮で30℃超える暑さの中,梅雨明けの恒例行事「大福梅」の土用干し。水無月は難しそう・・・。