2025年 3月  ... those were the days my friend...we thought they’d never end ...  2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17



 1日 草木萌動。別病院へ通院。夕方からBP急降下,体調の悪さを心配した周囲の人が救急車を呼び,昼間の病院へ。(予想されていたとは言え)救急外来スタッフの対応のヒドさに驚き,諸検査結果に異常がないこともあり,寓居に戻ることを希望。対応頂いた医師に関係なく,対応した看護師さん等の看護専門学校/看護学科で学習したマニュアル知識からいつまでたっても抜け出せず,患者の体感無視の対応に驚いた。どこの病院でも,看護師のピンキリが言われる所以だろう。



 2日 BPやっとぎりぎりの3桁台。体調はまあまあ。来週の研究会作業の続きを始め,8時から定例の研究打合せ@zoom。9時10分終了。その後,前作業の続き。午後,リハビリと沐浴。沐浴中,昨夕と同じ症状。1時間ほどで治まる。


 3日 上巳の節句。雨音で目が覚めた。予報されてた雪ではなかった。BP普通値。昼過ぎ,待ってたかのように雨から雪に変化。が,思わせぶりな天気も夕方前には収まる。$3x+1$問題(Collatz Problem)を解いたという論文がArXiv@Cornell_univ.に掲載された。しかも日本の数学者。アプローチが素人と違って数学者らしいアプローチだな,よく読んでないけど・・・。


 4日 寒い。夕刻には雪化粧するらしい。3月一般入試。受験生も帰宅時は大変だ。BPやや普通。夕方,土曜夜と同様の症状。周囲の救急車呼びは断る。数時間後治まったので横臥。


 5日 啓蟄。やはり息苦しくて起きた。2時間ほどで治まる。昨晩同様。いい加減に自分にも嫌悪感。外は霙から雨へ。蟄虫啓戸龍孫江氏のNoether環の非Noether部分環例の構築を見てあることを思いついた。午前,学会編集委員会業務。研究室の残りモノ数点の処理について連絡あり。数人の先生方に連絡入る。


 6日 BP普通。某寓居にA社Y氏来宅。文献取り寄せの件で連絡を頂く。謝謝。夕刻,IAR2025の次のIAR2026国内開催地変更の連絡入る。海外開催地は変更なし。今日は故・守谷両時先生の指導教授だった一松信先生の99歳の誕生日だった。白寿。スゴい。


 7日 BP普通。98年前,北丹後地震発生。そいえば,先日のCollatz問題を解決したという論文について,定期的に"The $3x+1$ Problem: An Overview"を発表していて,$3x+1$ problemの第1人者と思しきJeffrey C. Lagarias教授のコメントがまだ出てこない。「お薬手帳持ってませんと言ったら590円取られた。持ってたら450円取られた」という記事が出てた。ボクは通院してるから特に持ってない。薬局が盛ってるのか・・・。「速く計算するには多くのメモリ空間$O\left(\displaystyle\frac{t}{\log t}\right)$が必要」という50年来の常識を覆し,$O\left(\sqrt{\displaystyle\frac{t}{\log t}}\right)$で十分だということをMITのRyan Williams教授が"Simulating Time With square-Root Space"で発表されていた。たつき諒の予知夢で有名になった20XX年Y月Z日の件。youtubeでも都市伝説的に噂になってた。以前から時折指摘しているけど,現状の統計学そのものの危うさが露呈されつつある。例えば,検定や$p$値の解釈を曖昧にしたままでの教育や研究手法等は言うに及ばず,医療裁判での原告被告を挟んでの統計学者/学会同志の対立。困ったものだ。所長も絡んでいるだけに(「統計学者達(統計数理研究所所長の椿先生を含む)が反ワクチン活動家の側の立場に立って、デタラメな主張をしているという問題」)統数研もアタマを抱えていることだろう・・・。こんな状態で統計学を必要とするデータサイエンスを強く持ち上げる気にはなれない。簡単な記述統計学ならいざ知らず・・・。志茂田景樹先生のポスト『今日という日は今日で終わりますが、けして今日でおしまいではありません。昨日の良いことを膨らませて、明日につなぐ役割を持っています。その役割を果たさせるのは、あなたの役目です。』。夕方,宍戸助手から連絡入る。ネットでは入手できなかったほぼ70年以上前の某文献が手元に届く。


 8日 野海正俊氏にも似ていて,その文体に憧れていた数学者・梅村浩氏が2019年に逝去された日。BP普通。最近,旧知の方から連絡を頂くことが多い。先日もFD社F主幹から研究室来室の予定調整が入ったけど,すでに研究室も引き払ったというか,追い出された(?)し・・・・。通院も続けてるし・・。どうしようかな・・・。ただ,来週は大学での会議が2つ入ってるな。


 9日 1時前に目が覚め,朝までそのまま。バイタル良くない。1958年,まだ歩いたことはない関門トンネルが開通した日。8時から,IAR2025投稿のための研究打合せ@zoom。proporsal案はほぼ確認。9時20分終了。湯川れい子氏がポストした『はい。レッド・ツェッペリンとして来日した時に、私が一緒に広島に行って、原爆ドームに案内しました。そして記念館に入った後に出て来た時には、ロバート・プラントもジミー・ペイジも眼を真っ赤に泣き腫らして、同じ人間がこんな残酷で愚かな事をするとは信じられないと言って、その日のツェッペリンの広島公演の売り上げから、自分たちの取り分を、翌日、原爆被害者に全額寄付して行きました。』のエピソードは初めて知った。原爆二世としては嬉しいエピソード。12時過ぎからIIARS第17回研究会(The 17th IIARS Workshop)@zoom。フィリピン大からも2名参加され,その間は英語だった。また,面白い興味ある話題が多かった。また,鎌倉時代の摩訶大将棋の王将の両脇を固める駒が日蓮の影響という話は驚いた。17時過ぎに閉会。


10日 桃始笑。今のボクなりのバイタルに納得せざるを得ず。砂糖の日。砂糖はブドウ糖が摂れる最も優れた供給源で,ブドウ糖には気持ちを落ち着かせる効果があるそうだ。2日前にリリースされたtexlive2025を各PCにインストール。また2時間かかる。


11日 昨冬亡くなられた野海正俊氏の誕生日。変わらぬバイタル。120年謎の難問パズルが解決したというニュースが流れた。最近はこういうニュースが多い。世界中には実は数学好きな人々が潜在的に沢山存在していることがよくわかる。2025年度のRIMS共同研究リストが発表になってた。病院で,病院には相応しくなかろう職員(嘱託?)に出会って驚いた。よく医療施設現場で加害者として裁判沙汰になる人物候補のようだった。岩手日報buzz『些細な喧嘩をしたまま大切な人と会えなくなる。その後悔は一生消えない、と言われています。言えなかった「ごめんね」を、どうか今日、大切な人に伝えてください。 3月11日を、大切な人に「ごめんね」を言う日にも。』のポストしてた。一生消えない後悔はすべきではないと思いつつ・・・,後悔の絶えざる人生。


12日 2時から眠れず。バイタル不調。病院で某検査。その後,少し遠い別病院へ出かけるも,待ち行列が長すぎて,受付だけ済ませ,大学へ向かう。インフォメーションセンターと学部事務室にご挨拶を済ませ,教授会を欠席,構内郵便局で日本数学会終身会費を振込み,再び病院に向かう。少し時間があったので,食事を摂ってから病院到着。予約券を頂いてたので1時間ほど待って受診。


13日 バイタル,単調減少関数。文科省の資料では『(世界大学ランキングに)ランクインしている大学は、米国では全大学の約4%に過ぎず、かつトップ200位に集中しているのに対し、日本ではトップ200位以内の大学は少ない一方で、全大学の10%以上がランクインしている』とのことだ。まだ,文科省資料を確認してないけど,ランクイン大学の総数は不明。


14日 バイタル,引き続き単調減少。慌てて,e-taxでのXXX準備。まだ数日ある。昔よく視聴したNHK"サラメシ"の番組が終了してた。残念と言えば残念。15時半より,本年度最後の第9回全学協@teams。15時57分閉会。


15日 啓蟄末候。菜虫化蝶。水星逆行は16時前から。108年前,ロマノフ王朝崩壊。e-taxに向かう。


16日 雨音で目を覚ます。バイタル緩やかな単調減少。今朝の打合せのrervised資料に目を通す。文科省/文化庁の文化審議会ローマ字をヘボン式を基本にするとの答申案策定に踏み切ったらしい。情報処理授業の入門ではキーボードからの入力上必須となる事柄だけに長年授業時に学生に確認をとってきたけど,経験から1割弱の学生は"今一つ"。小学3・4年次に日本式・ヘボン式についてそれぞれ1時数学習しているはずだけど。特にヘボン式作法が身についてないことを感じていた。8時から研究打合せ@zoom。途中から医療と介護のギャップの問題等多岐な分野の話題にまで及んだ。参加者の1人は同学部の教授だったので,先日教授会で御礼としてお配りした種田山頭火(が四国遍路日記の中で11月18日に詠んだ)の句から命名した"人のよろしさ"のお礼を伝えられた。謝謝。9時40分終了。再びe-tax。曲がりなりにも済ませた。午後,雨中散歩と称するリハビリ。どっと疲れた。


17日 彼岸入り。雨の残る朝。バイタルまあまあ。宇治市内の主要観光地の清掃業務を約30年間毎年約600万円で特命随意契約で委託されている団体(宇治高齢者事業団)が拾い集めた落葉を本来はごみ処理施設へ持ち込むところ,宇治川へ"不法投棄"していたとのことだ。よく慈善団体の(善かれと思った)清掃活動が表彰されることがあるけど,実は,案外"不法投棄"がなされてるのかもしれない。清泉女子大高崎商科大と連携協定を締結してた。立正大も清泉女子大とは8年前に包括的連携協定してたんだけどな・・・。現実にはうまく進んでなかったのかな・・・。今日,20250317は素数らしい。久しぶりにEuler原稿に向かう。昨日行われた第7回彩湖リレーマラソンに駅伝部が出場し,優勝したそうだ。チームとしての優勝という経験はきっと自信につながる。夜遅く沢山の留守電に気づく。


18日 卒業式@グランドプリンスホテル新高輪。ボクは通院。卒業式後の謝恩会や諸行事を夜遅くまで引っ張ると,関東甲信の雪警報で予防的通行止めや一部JR運休が予定されてるので要注意だな。日本数学会年会@早稲田大学始まる。出かけられないので,代数分科会と応用数学分科会のアブストラクトをDL。A大学Z教授から連絡が入り,今週末,京大に客員教授として滞在されてる令夫人Marvic Raquiza准教授に会うために来日されるUPのFidel Nemenzo教授に会うけど,IAR2026@Philippinesの打合せ詳細について何点か問われた。


19日 目を覚まさせた雨はまだ残る。しかし,それは勘違いで,外を見れば,霙で,道路以外は雪化粧されてた。バイタル昨日同様。MITに続き『ハーバード大学が世帯年収3000万以下の家庭なら授業料を無料にすると発表、1500万円以下なら食費や住居費なども無料に』とのこと。多くの日本人(ボクも含め)も合格すれば,住居費・食費もタダなのか。日本人の多くは米国では貧困家庭・・・。やっとケネディ文書が公開された。気づかなかったけど,京都駅には「1番のりば」はなく,「0番のりば」がある・・・。3月初旬に行われた(顧問を務めてた)地球にやさしい会の同窓会+現役生の様子と色紙や記念品が送られてきた。一人一人のメッセージを読みつつ,その学生の当時の姿を思い起こしながら懐かしんだ。謝謝。


20日 彼岸中日。祝日・春分の日。春分初候・雀始巣。宮中では春季皇霊祭,春季神殿祭。帰院後,昼食は鰻を食べに出かけた。お彼岸や祝日ということもあって満席でしばらく待たされた。メディアでは30年前の地下鉄サリン事件を扱っていた。30年前のこの日,いつもなら自宅を8時過ぎに出て,神谷町駅まで7分の坂を下りて品川校舎に出かける予定だった。理由は覚えてないけど,出かけるのをグズってる間にテレビで事件が放送され始め,結局,出かけるのを止めたことを憶えてる。テレビで流れた神谷町駅ホームで負傷者を救助する乗客の1人はいつも神谷町駅構内ですれ違う方だった。サリン後遺症に悩まされる人は今でも数多くいるという。もしかして,サリンとも知らず救助補助してたその人はいまでも後遺症に悩まされてるのかもしれなうい。何しろ,事件当日は,まだサリンだとはわかっていなかったのだから。


21日 バイタル普通。テレ朝のモーニングショーで内藤誼人氏が立正大学客員教授というクレジットで「決断疲れ」について解説してたというメールが入る。『(独居の)高齢者連れ去り』という事件が発生してるらしい。そんなメールが友人から届く。よく聞くと,事件ではなく,また連れ去りではなく,区による強制収容のようなものだということだ。50年以上住み慣れたM区を脱出しようかな・・・。地震や火山噴火による噴煙の心配もあるし・・・。


22日 単調減少のバイタルを感じる。放送記念日。東京放送局(現・NHK)が東京・芝浦でラジオの仮放送を始めた日。K先生より専任校が決まったと連絡。よかったですね。おめでとう。病院で近くにいた方が急にコロナ陽性であることが判明し,一応次回来院されるときの注意事項を知らされる。その患者の方,来院されたときにすぐに検査してほしかった。


23日 彼岸明け。バイタル,振幅しながらの減少関数。午後,リハビリ散歩。我ながら自分の歩行に唖然。後。沐浴。「データサイエンティストの世界」の授業で特別講師としてお世話になったK大S准教授のM大への異動の報せ


24日 亡妹命日。亡くなってから22年目が20回忌なので来年が二十回忌。忘れてたけど,1999年の今日,NATOがユーゴスラビアを空爆していた。今日から始まるマイナ免許証のアプリに早速の不具合。政府提供のアプリ不具合は毎度の残念なお約束・・・。コロナ時のCOCOAもそうだった。文科省から大学へも使用するようにと通達があり,大学は有難く利用してたけど,ボクはアホらしくて利用しなかった。案の定バグが露呈してた。安易にアジャイルという安酒に酔って開発されたアプリはそういうものヨ。曾って学外の委員会でご一緒してたM氏から,今春から品川校舎で非常勤を引き受けることになったと連絡が入った。${\mathbf X}$では基本的に数学話題のポストを拝見してるけど,最近某有名私大の(退職された)数学教授が意味不明な戯言をしきりにポストしてて,これが同じ数学分野の研究者なのかと驚く毎日。勤務されてる大学の数学教室はよく寛容でいられたなぁ・・・と。雨音と雷鳴が響く夕べ。


25日 春分次候:桜始開。自分的には平素よりBP高め。『車椅子あるある 多目的トイレだと思って入っても使えない場所が結構ある  とりあえずつけとこうという意志を感じる変な位置の手すり 届かない流すボタン・鍵 手が洗えない洗面所などなど せっかく作っていただいた施設が使えないのは勿体なさすぎます 着工前に当事者の声をぜひ聞いて欲しいです』のポストを見た。関連して多くの(リ)ポスト『車椅子あるある セルフレジの操作パネルは見えないし届かない しかも時間帯によってセルフレジだけになる店だと詰む』『ATMもつらくないですか? 足置き場ないし高くて画面見えないし手すりなんて当然ないしで実は銀行よりもコンビニATMの方が画面が傾斜しててまだマシでした スーパーは車椅子だとカゴが上手く持てなくて膝に乗せて回るの慣れるまで大変でしたね』『わかります 半年間車椅子でした 特に入ってすぐのオムツ交換台 戻してくれないと入れないし車椅子だと上げられない 自分は頭で押し上げて台を直して入室してた 洗面台は高すぎて届かない L字手すりの下に無理やりつけられたトイレットペーパー🧻取れない バリアフリー学び直せと言いたい』『車椅子当時、税金の入った新築の第三セクター施設にも地元政治家にも実情を伝えましたが何も変わりませんでしたね ブログでずっと身障者目線の発信してたら「お前が政治家になって変えればいいだろ、うるせーな」というコメントえお非常に沢山頂きましたよ』『最近、右麻痺がある方が使いやすい手すり、左麻痺がある方が使いやすい手すり、その違いを教えてもらいました。大事な事ですがほとんど知られていないですね。利用者も分からないかも?ここのお手洗い使いやすかったな〜って気がつかれるのかしら?2パターンのお手洗いが必要となりますね。』『こういった設備の実施設計をするのはゼネコンや、その下請けの施工会社なのだろうが、そういう人たちを対象とした「バリアフリー研修」をもっと行って欲しい。 また、民間資格で福祉住環境コーディネーターというのがあるが、国家資格で「福祉設備設計士」というのが必要になってきていると思う』等々が流れてた。リハビリを含め(車椅子利用も含め)入院してた頃のことを思い出しながら,確かに・・・と納得。障害者にやさしいと謳ってるどこかの大学でさえ,いい加減で不便な多目的利用トイレだから。取り寄せた安田亨著『続・入試数学伝説の良問100』(BLUE BACKS)に過去の立正大の問題も取り上げられていた。少し懐かしかった。通院する病院の口コミ情報を調べてみた。色々な具体的に書かれた是非をみた。『事務が不親切:phin(本人・50歳代・女性) 1.0循環器内科 高齢の方が駐車券システムがわからすに1500円だったからどうしたらいいかとの問い合わせに冷たくご自身で対応してください。と言っている光景を会計まちの間に2件見ました。高齢者にわかりにくいシステムならば改善すればいいとおもいます。私も初めて来院しましたが各検査(採血、レントゲン、心電図)の場所がわかりにくい。診察待ちの場所の案内もなく総合受付にファイルを置いてくださいと言われたので総合受付の前で待っていたら名前を呼ばれて探されていました。医療従事者の私がわかりにくいシステムならば高齢者にもわかりにくいと思います。』『最低な病院:はしぐ あき(本人ではない・90歳代・男性) 1.0救急科 死亡する可能性がある体調急変の92歳の父を、18時過ぎに事前通知し、許可を得て急患で急行した。受付を経て待合室で待つ事80分。急患なのに診てくれないし状況観察すらしない。待合室で死ぬ可能性もある状況で私は悲しくなった。ここで処方されていた内服薬を飲ませたら幾らか良くなってきたころに、診察開始。遅れた理由説明もなく、謝罪も全くない。検査も一切せず、頓用薬を貰っただけだった。帰宅時、死亡の可能性が捨てきれず恐いので、AA医大へ急行した、ここでは血液検査、エコー、心電図、レントゲン等検査をしてくれて、XX病院の処方薬は禁止、別の薬を貰った。翌日、精算にXX病院へ行き、事務の責任者にクレームを入れた。今回の医師と看護師の急患対応は、救急病院なのにとんでもない間違えだと伝えた。この方は、この医師の評判が悪い事を告げてくれて謝罪してくれた。普段の主治医も「どうせ高齢で死ぬから治療は適当に」という言い方をする。この病院は、医師としてだけでなく、ヒトとしてもなっていない。最低な病院である。良い医師もいるが、殆どの医師看護師に優しさがない。』等々。7割弱ほどは「非」だった。でも,こういった話は悲しいながらどこの病院でもありうるし,然もありなんという感じだった。ただ,自分自身は医師の誤診だけには関わりたくない・・・。日本数学会の年会費が来年度から値上げする(18000円→26000円)とのメールが来た。大学1年のとき,まず矢野健太郎先生にご相談して,上智数学教室の先生方2名の紹介で入会できたときは,当時の大学授業料の$\displaystyle \frac{1}{20}$だった。この比率で考えれば,現在は随分と安くなってる。ボクはすでに終身会員なので会費免除だから安心。3・4年の退会時期を除いても,もう50年近く会費を払ってるし。


26日 菅原道真の命日。たしか,いしだあゆみの誕生日だったな。今日は久しぶりに深夜に『笑わない数学』が特番の感じで放送されるそうだ。ホッジ予想だということだ。視聴者にどのように解説されるんだろう。検査のため早朝から食事抜き。9時半に病院に出かけ受検。その後,セイワ理容室へ出かけ,寓居にも出かけ書架の整理。大昔のアルバムや写真類も思い切って断捨離。安田亨氏,多くの同輩,先輩の数学者やボクの名前も出ていた50数年前の月刊誌「大学への数学」も。文科省からの令和6年度設置計画履行状況等調査結果についての通知があり,「指摘事項が付されなかった大学等」として記載され,(データサイエンス学部の)履行状況等調査は完成年度(本年度)で終了。目出度し目出度し。20時に発表になった(今や数学界のノーベル賞と言われる)アーベル賞受賞者。噂通り,日本人初の柏原正樹氏だった。アーベルがノルウェーの数学者だからかノルウェー大使館も『2025年アーベル賞を🇯🇵柏原正樹京都大学名誉教授が受賞おめでとうございます! 数学のノーベル賞とも呼ばれる同賞、柏原博士によるD加群理論の確立や結晶基底理論の創始など、現代数学諸分野への多大な貢献を称え、今回初めて欧米以外の受賞者に授与されます』とポストしてた。修士時代,上智の森本(光生教授)セミナーに出席されてた(当時,既にSKKで超有名だった)柏原先生が野海正俊氏等を含むセミナーメンバーの方々と上智のグラウンドでソフトボールに興じてたことを思い出した。柏原先生の名言『受験数学と学問の数学は違う。習うのではなく、新しいものを作っていくのが学問。研究対象を創造していける面白さこそが、数学を研究する原動力だ。』。


27日 深夜のホッジ予想の解説を視聴。面白かった。BP測定ごとに下がっていった。Euler(標)数(Betti数コホモロジーモチーフ)は図形の"魂"という隠喩は気に入った?。


28日 BP一段と低め。文科省の大学淘汰政策について,高校後輩の某大学教員が『実は今春の各私立大学は(大幅定員割れの大学を除けば)入学者を確保できて一安心になっているという奇妙な現象がある。理由は文科省の経常費補助金の不交付基準の厳格化と思う。2025年度から大規模大学は収容定員超過による補助金カットが定員の1.2倍から1.1倍に下がる制度が適用されるからである。』と解説してた。とうとう1.1倍になったか・・・。以前から予想されてたことだから,大学側の自己責任ということになろう。(古びた手の)改組はもう遅くM&Aしか手はないだろう。大学理事会の手腕が問われよう。早朝,Maple2025のインストールを担当諸先生にご連絡。${\mathbf X}$で知ったけど,フィールズ賞(200万)は非課税,アーベル賞(1億)は課税・・・。財務省,早く改正して。第114回看護師国家試験成績通知書のシャメがやたらとポストされてる。そんなところへ先輩ナースらしき人が『春から看護師になるみなさんへ いつかインシデントを起こすときがきます 注意して欲しいのは このXはじめSNSに「〇〇のインシデント起こした😭」などと書かないようにして下さい 医療者だけでなく患者さんも見てます 書き方によっては特定も有 辛く落ち込む気持ちと職業倫理は分けないといけません』とポスト。作家・百田尚樹氏が連日の気まぐれライブの収益1000万を奥様に言われて(アーベル賞を受賞した柏原先生の所属する)京都大数理解析研究所に寄付してたとのことだ。


29日 BP,測定ごとに下がっていった。原稿に少し着手。帰院後,嵐山さ久ら餅が届く。夕食はJazzがBGMのお店で少しのパスタとワイン少々。


30日 春分末候:雷乃発声。BPギリギリ3桁。佐藤幹夫先生は『朝起きた時に,きょうも一日数学をやるぞと思ってるようでは,とてもものにならない。(中略)数学は自分の命を削ってやるようなものなのだ』って語ってたらしい。ボクは命を削れないような数学をしてるからダメなんだろうな。${\mathbf X}$では,よく医療従事者のポストを見かけるけど,今日もあるナース経験者が『病院に君臨してる性格悪すぎるナース達が本当にヤバいひとたちであるコトに気づき始めた ずっと我慢してきたまともなナースたち。(´ΦωΦ`) 思考とか態度とか言葉遣いとか、大人としても社会人としてほんとに ヤバいひとが 普通に野放しにされてるからね。我慢するコトじゃ ナィレベル。』とポストしてた。実は僕もそう感じることがあった。以前にも書いたけど,どこにもピンキリはいると思って自分は自分と気をラクに保っててたほうがいいよ。統計に関する今朝のいいね。『統計的意思決定論(決定理論)は、モデルが正しいことを当然の前提にする「小さな世界」でのみ有効な理論(「お前ん中ではな」的な理論)の典型例になります。 統計的意思決定論を直接的にかつ安易に現実に応用してはいけない。』。『欧州には「年金が月100万円」という国もある』という記事に驚き。日本のほぼ10倍ではないか・・・。8時から定例の研究打合せ@zoom。9時半に終了。午後,リハビリ散歩がてら,近所のお花見に。途中,遠くにコブシの百花繚乱に出会った。もしかしてハクモクレンだったかもしれない。


31日 Please Don't Talk About Me When I'm Goneで,明日からはゆる~い没交渉予定。昨日よりはBPアゲアゲでバイタル低調。Transaction of the IIARSに掲載された論文別刷りが届く。珈琲を飲みながら,2年ほど前に知った「奥大山の水洗いコーヒー」を飲んでみたくなった。そういえば,ここの店主の奥様は大阪大大学院看護学研究科教授だったなぁ。本日で勤務先との雇用契約は終了。それにあわせて,いくつかのこれこれはこの日から利用できません等々の連絡が入る。