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 2024年 5月  ... those were the days my friend...we thought they'd never end ...  2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17



 1日 メーデー。納得できない起床。そう感じつつバイタル測定。月カレンダーを捲る。雨と連休期間のためか自主休講されてる学生が少なからず・・・。何してはるんやろか。終日,某授業準備で終わる。BASIC言語還暦を迎える。



 2日 春眠不覚暁 処処聞啼鳥 夜來風雨聲 花落知多少。まだ夜来風雨の残滓を感じ,啼鳥を聞きながら起床後のルーチン。病院では定期的な血管検査。年齢の割には欠陥状態。帰院後,一部授業の5月分を終わらせる。15時14分から対拓殖大戦@等々力は2-1のリードが続かず8回に2-3と逆転されたままで18時5分試合終了。負けが先行すると星取表順位では不利となる。


 3日 憲法記念日。疲労困憊。バイタル測定機器の一部,電池切れ・・・。電池も色々。永久歯の次に生える「第3の歯の芽」が歯の根元に存在しているらしく,京大病院等が「歯生え薬」の臨床試験開始。Someday,インプラント不要の時代が来るかも。13時過ぎ,白木教授来室,その後,宍戸助手来室。それぞれ,3・40分ほどコンピュータ環境関連の打合せ。連休中でも結構先生方は見えている。UPしている授業資料を見直す。幾度となく見直してもキリがないけども・・・。


 4日 みどりの日。名前が"みどり"の人はお祝いでもしてるのかな。バイタル低調。youtubeで昨日の動きを視聴後,I氏やH氏のチャンネルを視聴。H氏のコロンビア大闘争(いちご白書)解説の下りは面白かった。その後,整数計算。帰院時のタクシー乗務員の方は随分久しぶりのナンとなく相性の悪い方だった。体調余計に悪くした。帰院して直ぐ14時から打合せ@zoom。2時間半ほどで閉会。


 5日 立夏。蛙始鳴。こどもの日。何が原因だかわからないけど,"こども"の表記が2000年頃を境に『「子供」の「供」という字は「お供」、すなわち子供が大人の附随物や所有物であると連想させるため』ということを理由に「子ども」と表記にする風潮らしい。文科省は今でも「子供」統一表記を推奨している。ボクも文科省の態度に賛成で,そもそも僕より20年程以下の世代になると,大学受験の影響もあってか,高校時代に古典(古文)を習っていない人が多い。古文では接尾辞の「ども」は第1義で「複数形を表す」と学習しているはずだ。いまでも日常使用する「身供(みども)」=われわれ,「私供(わたしども/わたくしども)」なんかもそうだ。もともとの日本文化ともいえる古典を習ってないばかりに,勝手に(自分に都合よく)連想して「お供」の「供」と解釈してしまう,ある意味の恐ろしさ・・・。やはり,古文・漢文は必修にしておくべきだと思う。京都新聞の文化・ライフ欄の『ゲーム好きの「ふわっとした中学生」はいかに勉強家になったか 「雲研究者」が語る転機とは』を読んだ。中学の頃は数学にはまったく興味がなかったという下りが面白かった。10時,唐十郎の訃報が流れた。某数学者がGrammarlyを推奨してたので試用してみた。14時から,JUFA2部リーグ第4節対産能大戦@産能大第2G。前半6分:FW多田圭佑(DS4年)+Asst・FW鈴木隼(DS3年)で先取するも。51分に追いつかれ,そのまま1-1の引分け。龍孫江氏が"笑わない数学"を視聴して初めて知ったという$3x+1$問題に関するEverettの確率的扱いの論文youtube紹介していたので,それをちょこっと視聴。夕方,京都駅で不審物(爆弾?)の発見で構内立ち入り禁止になり大混雑に。約2時間後解除されたらしいけど,もしかして愉快犯だったのかな。駅構内はカメラが沢山設置されてるから,直ぐに該当者がみつかるかもね。研究室に来校されてたN先生に夕方お会いするも,急いで帰校された。


 6日 国民の祝日。連休最終日。バイタル良くもなく。蛍光灯の2027年問題というのを知った。「水銀に関する水俣条約」の第5回締約国(EU含む92か国)会議で決まったことらしい。この締結で蛍光灯は2027年末までに製造・輸出入禁止ということだ。大学構内も早々に全館紫外LEDにしたほうがよいのではないだろうか。微積の授業でのトピックスとしてRiemann-Liouville積分による分数階微分を復習。ある科学ジャーナリストが「書くことは考えることである 考えることは書くことである」と述べていた。完全正噤B学而時習之 不亦説乎。連休最終日の京都の人気観光地はガラガラだったそうだ。産寧坂の写真が出てた。18時過ぎ,電話やzoomで打合せ数件入る。連休のせいもあったかも。この後,国民の祝日はしばらくない。30数年ほど前だけど,ある大学の先生が,6月は連休がないので,体が疲れるから昔から1・2回休講することにしてるんだよね,と話していたことを思い出した。


 7日 夢を見た。50年前の羽田空港の国際カウンターだった。カナダドルで280円?ほどだった。振替授業日(月曜日授業)。朝から通院のためオンデマンド授業。バイタル測定も疲れる。戦時中,常微分方程式(南雲/Bony?Brezisの定理←南雲が早く結果を出していたが,戦時中だった為,後に南雲の定理といわれるようになる)によって導かれる流れの下で,正不変閉集合のための最初の必要十分条件を与え,独創的な微分方程式論を展開した山形出身の数学者南雲道夫(Mitio Nagumo)の誕生日。学生時代,幾度か訪れた南雲先生の研究室の机は論文の山で今にも雪崩を起こしそうだった。毎朝の4杯の珈琲。こういうのを続けると,ネット(論文紹介)では血流障害で緑内障を引き起こすと出てた。ワイコー。緑内障ではないけど3・4年前,(医者も数日間診断できなかった)目に関係する珍しい病気で3か月ほど入院した原因はこれだったのかもしれないなと思った。発症→救急の朝もコーヒーをガブ飲みしてたからな・・・。考えてみれば,高齢者とはいえ様々な病気を抱えてるなぁ。先日の京都駅を大混乱させた「四塩化一黄酸」というのは,薬品名でなく,単なるヨットチーム名だったらしい。紛らわしい名前を付けたもんだ。損害賠償請求されるのか?が専ら注目の的になってるようだ。アメリカのコロンビア大を始めとする大学デモ。実質は所属大学生でなく多くは学外の活動家が入り込んでいると聴いた。曾っての日本の大学紛争時代もそうだった。多くは応援部隊として,この機に乗じ,他大学の活動家が紛れ込んでいた。東大安田講堂占拠事件のときもそうだったではないか・・・。しばらくして,擬似相関に関してDAG(Directed Acyclic Graph)を復習してみた。ところで,今日は1888年の今日に日本初の博士号を25名に授与した『博士の日』。その中の1人が数学者・菊池大麓で東京大学理学部教授,理学部長,帝国大学理科大学初代学長,文部次官,(財)理化学研究所初代所長だった。雨で少し早めに病院へ向かう。病院では月1の検査も入った。帰院後,数名の先生方と打合せ。途中,地球にやさしい会・S会長や事務室関連の方が来室されて,一時中断。でも,事務室の方から紅葉屋本店の五家寶を頂く。謝謝。


 8日 世界赤十字デー。日赤の文字を見ると,30年ほど前に広尾の日赤幹部看護婦研修所で教えていた時のことを思い出す。この頃から看護師さんに対する印象も変化していったような気がする。今度の日曜から看護の日。C大U教授誕生日。1453年の今日,硫黄や銅,太刀などを積載した天龍寺等の遣明船(勘合船)が五島列島を出発した日。隻数の定めを超える9隻が明へ到着,明が安く買おうとしてトラブル,以後隻数削減の契機になったとのことだ。バイタル測定後,いつもの仕事。外は雨模様。夕方,薬服用後,所用その他で数人来室。その後,打合せ少々。さらにその後zoomミーティング。東都2部の対専修大戦@等々力は雨で中止だった。


 9日 とりあえずSBでバイタル測定。定期的に入る某区民ニュース,多くはボクにとっては興味がない。40代前半の1時期2週間に1度のペースで通院してた病院が今はどうなってるか調べてみた。調べてみると全国に数百単位で存在する某政党系の全日本民医連所属医療法人だった。で,宗教系の医療法人も調べてみた。日蓮宗系は調べた範囲では,歴史的には精神科医療だけだった。キリスト(カソリック)系も少なからず見られたけどそれは医療法人の病院は少なく,多くは財団法人,社会福祉法人として運営する(総合)病院だった。運営法人の違いはよくわからないけど結構存在している。でもなぜ日蓮宗系はこんなにも少ないんだろうか。宗教を流布する法人としてはおかしい。先日,JST東京本部別館で『緊急シンポジウム 激論 なぜ、我が国の論文の注目度は下がりつつあるのか、我々は何をすべきか?』が開催されたそうだ。行き着くことは,論文数や(公費としての)研究費,海外研究者とのコミュニケーション等々だったけど,現状では,政府視点での心配は情報通信科学部門なんだろう。科学分野によって,考える視点が大きく違うので一同に会しても意味ないような気がする。数学分野だけに限定すれば,そんなに研究費はいらない。強いて要求するなら,超高速で計算できるコンピュータくらいだろうに。それなのに,なぜ数学科が世間の大学に少ないのか・・・?立正大もなぜそこに目を向けないのか・・・。立正の七不思議・・・。7時事務室でM事務長に会った。M先生は徹夜されていた。朝,肌寒かったのでカーディガンを着て病院に向かう。今日から第103回関東学生陸上競技対校選手権大会(インカレ(youtube))で,陸上部駅伝部門からは,5/9(木)1500m予選1組:山本樹(DS4年),5/10(金)5000m予選2組:David Ngure(DS2年),5/11(土)3000mSC予選1組:足立華紀(DS3年),3000mSC予選2組:知念凌汰(DS3年),5/12(日)ハーフマラソン:渡辺大仁(DS4年)の5選手が出場予定。15時33分からの東都2部の対専修大1回戦@等々力は2-0で敗戦。敗戦の報に触れるたびに1部復帰が遠のくように思えてならない。夕方,打合せ@研究室。


10日 蚯蚓出。今朝も寒い。バイタル測定後,今日の"応用数学"授業準備レヴュー。"Follow Her"の問題出してみようかな。久しぶりのポンパドウルバーガーと珈琲で朝食をすませた。某大学の若手教員が「うちだけかもしれないが最近学生の不正行為が目立つ。それをあまり隠そうともせずやる。10年くらい前だったかある年突然新入生の不正に対するハードルが低くなってるのを感じてショックを受けたことがあった。いくつかの大学で非常勤やってたがいずれでも。軽く越えてきたから驚いた。」とポストしてたので,思わず「いづくもおなじ 秋の夕ぐれ・・・」とリポスト。モラルを重視しているはずの本学でさえ,20数年前からユルユルになった・・・。${\mathbf X}$で今朝知ったけど,NHKでLGBTQ体操なるものを紹介しているそうだ・・・。びっくり!SNSでも批判散見。1時限の応用数学は有限束のお話と演習。K氏がFBで『海外からの批判だけでない、衰退し続けるクジラ産業のワケ』の記事を紹介していた。ボクも小中高の殆どは四国の高知で育ったので,クジラはよく食べた。特に鯨肉は牛肉>豚肉>鳥肉(かしわ)>>鯨肉の順で非常に安かったので,スキヤキも鯨肉で食べることが多かったので,食文化としての鯨食を海外から非難されることには常々残念に思ってた。K氏も「私も好きなので、いろいろ残念に思いました。」と嘆いていた。環境システム学科時代のゼミでも期の違うゼミ生(1人は現在東大大学院新領域創成科学研究科准教授)が卒業研究の中でクジラの生息等について調べていたのでボクも一緒にサーベイしたことがある。現在,日本がIWC(国際捕鯨委員会)を脱退したことから,(脱退前まで殆ど日本からのおカネで運営されてたため)その後資金難に陥ったIWCでは鯨の生息頭数については調査していない。最近の調査前の段階でも,クジラ頭数は増え,一部の魚群の急減や海の生態系破壊が憂慮されていた。こんな状態なのに,なぜ捕鯨再開に遠慮しているのだろうか。脱退前寸前まで実施していた制限された調査捕鯨(主にミンククジラ)の頭数が少なかったために冷凍保存されてるクジラが供給時点で高騰している,これがクジラ関連産業衰退の原因なのではないか。農水省もナンとかしてほしい。ある経済学者が『「関心、ケタ違いに高まった」 お金の教育ブーム、新教材も続々誕生』の記事に関し,"金融教育には等比級数などの数学知識が必須なので、まず数学から勉強させるべし。数学のわからんやつから金融を学ぶと悲惨だよ"とポストしてた。然り。18時からチョットした打合せが入る。直ぐに終わった。東都2部対専修大第2回戦@等々力は2-0で敗けていた。残念。


11日 幾度も目が覚めては寝てを繰り返し,とうとう起きだしバイタル測定。少々BP高め。ある人が「ポジティブ思考=プラス思考」について,それは「気持ちの誤魔化し」なので「危ない思考」になり得ると述べていた。それもそうだな・・・と。毎年のようにこっそりと細かに改正される年金制度がよくわかってないので,あるサイトで年金(老齢年金,障害年金,遺族年金)と改正案を簡単に復習した。他サイトでももっと学習しておかないとナ。「敵の敵は味方(The enemy of one's enemy is one's friend)」という社会理論はネットワーク理論を用いてさえも中々証明できなかったけど,最近数学を用いて証明されたとある論文(Proper network randomization is key to assessing social balance)に発表されていた。数学を軽視したネットワーク理論研究者の危うさ(というかいい加減さ)を感じた。学生を含め統計初心者の勘違いの中に,「統計ソフトにデータをぶっこめば,後はそのソフトが答えを出してくれる」というのがあるが,様々にある統計解析手法の選択,その一つ一つ解析手法の中にも様々な方法があるので,これに関しては自分が取捨選択しなければいけないし,また選択した手法により得られる結果も違ってくる。答えは一つではない。それをどう読み解いてゆくかは,その解析手法の背後にある(簡単な)数学理論背景を知った上で解釈しなければならない!・・・ということに初心者は気づいていないからだ。ここ数か月納得ゆかないままのある数式の代数変形。今朝も再考してみる。昨日入手した50年前可換環論の若手旗手だった渡辺敬一先生が日高文夫先生とともに上梓された"特異点理論における代数的手法"(共立出版)をしばらくは少しづつ読んでいこうと思う。帰院で大学に戻って,直ぐにA打合せが始まった。学生面談は諸事情で月曜早朝に延期。夕方,コンピュータ室関連1時間打合せ。今日の関東インカレ(youtubeで配信中)3000mSC予選で足立華紀(DS3年)が1着となり明日の決勝に進出,また明日のハーフマラソン決勝に渡辺大仁(DS4年)も出場。


12日 母の日。統計学のパイオニア的立場でもあり,この日は国際看護師の日でもあるイギリスの女性看護師フローレンス=ナイチンゲール(Florence Nightingale)の誕生日。をたくさん見た。しかもその多くを憶えてる。睡眠の質が良くない。バイタルまあまあ。今日は本学サッカー部2試合ある。今日の黒木玄教授のポスト「複素平面よりも、#統計 の方が悲惨なことになっています。統計については、高校の先生レベルで問題が生じているのではなく、教科書レベルで問題が生じています。高校の先生に統計学の教え方を指南する立場の人達の統計学への理解度が低いのです。非常に無責任なことが平気で行われています。」。10時から関東大学サッカーリーグ新人戦D-grp対日大戦@日大アスレチックパーク稲城SG。先制されるも2-1と逆転するが,ゴラッソを決められ2-2で終了。11時半からIリーグ2024関東1部D-blk:対拓殖大U-22A@立正熊谷CSG。前半17分:MF武藤尋斗(DS2年)で1-0,45+1分(前半46分)DF田中柊利(DS4年)+Asst:MF野田徹生(DS2年)で2-1,54分:MF武藤尋斗(DS2年)で3-2,その後3-4と逆にリードされるも83分:FW津島巧(DS1年)+Asst:MF佐藤大地(DS3年)で4-4とし引分けで終わる。午後,いつものように沐浴とリハビリ。関東インカレの男子2部ハーフマラソン決勝に出場した渡辺大仁(DS4年)の結果は1:10:08の記録,男子2部3000mSC決勝に出場した足立華紀(DS3年)記録は9:06.14だった。ところで,2部男子5000mでの青学・鶴川正也(13:36.41)のゴール直前のデッドヒートが凄かった。下鴨神社で葵祭の前儀・御蔭祭が行われた。


13日 母の誕生日。雨。これからしばらく雨脚が強くなるらしい。バイタル測定変動激し。${\mathbf X}$で最近のNHK・Eテレでは少し前までだったら猛批判を受けてたはずのいかがわしい番組が登場し続けていることを知り唖然!。ボク的には世も末ジョータイ。8時20分,学生面談。9時から1・2・4・5時限授業。昼休み,授業資料作成の合間にA先生来室されしばらくお話。土砂降りのせいか各時限授業とも(自宅/アパート)通学の学生は出席率が良くないようなカンジだった。private-SAも早々に帰宅。授業を終え研究室のスマホをみると,授業中に病院から着信があった。かけなおした。心配することではなかった。


14日 昨晩も夢を見た。なぜそのような夢を見たのか,その理由を知りたくなる。昔から皆そうだったのだろう。平安時代には「夢解き」という職業もあったと聞く。『宇治拾遺物語』に収録されている「伴大納言の事」の話も有名だ。一方で一時期持て囃されたフロイトの夢判断も現代ではその解釈手法から否定されている。単にシンボルとしての判断を否定しているけど,それは一方で(近代的学問)心理学という学問の未熟さを示しているに過ぎない。だから俗人は安易にステレオタイプに「心理学=占い」と見る。バイタル測定に時間をかける。測定数値収束まで時間がかかる。今日は雨の心配はないだろうな・・・・。帰院後zoomミーティングしてて,参加者の方から,Bizmeeもいいよっていうのを教えてもらった。


15日 竹笋生。葵祭。バイタル低調。PRESIDENT Onlineに『授業時間を含めて1日たった3.5時間しか勉強しない…小中学生より短い大学生の勉強時間が示す日本のヤバさ』(神戸大学大学院医学研究科教授・岩田健太郎氏)の記事があった。日本の大学生が海外の大学生に比べて勉強しなさすぎるというのは以前から巷間いわれていたことで,。10時半から,葵祭行列御所を出発。13時からFD研修会。13時半から教授会。教授会に出かけるのもしんどい。閉会後,別打合せ。研究室へ戻り,再度打合せ。18時半前に終了。数学者・森重文氏と中村桂子氏の対談を読んでみた。


16日 5月折り返し点。昨日同様にバイタル低調。帰院後,C打合せ。その後,しばらくの各授業指定席表作成。12時10分からの2部リーグ対国士大3回戦@大田Sは8回裏の2点で3-2とするも守り切れず3-3とされタイブレーク。結局11回3-7で敗戦,勝点1のまま。残念。Quaraに『高速バスの座席にて。「すいません、少し倒します」と言って座席を倒そうとしたところ「嫌です」とポツリと言われました。座席を倒す権利とそれを許可しない権利、どちらが優先されますか?』の質問があった。これに対して,次の回答があった。『全てのお客様はリクライニング機能も購入されています。また、許可しない権利は購入されていません。』・・・なるほど。帰院後,1時間ほどC打合せ。その後,X氏と幾度か電話で連絡。J氏より某国際会議でのSpecial Sessionについての連絡が入る。謝謝。夜,友人等とzoomで近況報告等。皆それなりに年をとったナ・・・とりすぎた・・・。


17日 バイタル測定後,1時限目の準備。その後の会議「大学等におけるオンライン教育とデジタル変革に関するサイバーシンポジウム」@Webexの予習も。午後,1件打ち合わせの入った後,当面の各毎回授業の座席指定表を作成。どっと疲れが出た。


18日 少し遅めの起床。いつものバイタル測定。延命とはいえ通院も飽きる。${\mathbf X}$である看護師さんが今回の医療制度改革で給料が減ってしまったと嘆いていた。ボクも個人的には"医療従事者全体の働き方改革"には賛成できない。そもそもの"働き方改革"に賛成してないんだけど。旧き良き活気あった日本社会がダメになってゆく気がする。再生可能エネルギー等で求められるエネルギー貯蔵技術に関して,信州大先鋭材料研究所興味ある研究が発表されていた。昨日のNHK放送法改正案は時代に逆行する改悪案。代数幾何分野での結果を出しながらSNSやyoutubeでも活躍し,国内外の招聘講演でもひっぱりだこのC大・若手の准教授の日常を${\mathbf X}$で拝見してて,時代を感じるとともにうらやましくも思う。${\mathbf X}$で20代私立大学事務職員さんが『小中高と比べると少ないが、大学でもやっぱりイジメは存在する。そしてそこで働く職員間でもイジメは存在する。教育機関は最もイジメに敏感なはずなのに、そこで働く職員がイジメをするなんて正直神経を疑う。』。どういった社会や組織でも,存在するだろうしなくならないのではないかとも思える・・・。また同氏は『残業してた事をアピールするかのように帰宅前にメールを送る人がいる。ちなみにそう言う人に限ってほとんど何もせず、ぐだぐだ仕事をしがち。』と,ポストしていたが,ボクはそうは思わない。視点の違いだ。同氏の職場経験の浅ささからくるものだと思う。京都大が湯川秀樹の旧宅を安藤忠雄氏の設計で平和への願い表現したの迎賓施設「下鴨休影荘」を整備していた。休影は湯川の好きだった荘子の"漁父 第三十一"『客悽然變容曰「甚矣子之難悟也。人有畏影惡跡而去之走者、舉足愈數而跡愈多、走愈疾而影不離身、自以為尚遲、疾走不休、絶力而死。不知處陰以休影、處靜以息跡、愚亦甚矣。』から借用したらしい。10時よりIリーグ2024(関東)1部D-blk対城西大U-22A戦@城西SFは後半43分:FW市川遥人(DS3年)で1-1と追いつきそのまま終了。明日はリーグ戦2部第5節。帰院後,15時前より全学協@メール審議始まる。灘中高灘校LEGO同好会LEGOブロックで自動販売機を作製したと話題になってた。灘中高の各クラブはどこも素晴らしい活躍をしている。ここの数学研究部もそうだ。SSHの活躍が小学校レベルに見えてくる。三社祭が始まっていた・・・。比叡の大護摩も。遅い昼食,久しぶりにカレーを食べる。


19日 今日も遅めの起床後,バイタル測定。ボクも数学の授業で,毎回のように"聞いてるだけではダメで,その場で自分で手を動かして(計算して)確認しないといけない"と話しているけど(あまり学生にはそのココロが響いていないようだ),${\mathbf X}$で龍孫江氏が"数学の問題を解くときに「まず手を動かしてみましょう」と言うけど、あの「作業」の痕跡って、たどり着いた答案には残らなかったりする。本の模範解答はあまり見せないしね。なんとか生の「手を動かす」さまを見る機会を作りたい。"とポストしてた。それに呼応して黒木玄教授も"これ、非常に大事。大学生向けの数学の教科書は「まず手を動かしてみましょう」レベルのことはもう空気を吸うごとく普通にやるような人を想定読者としていると考えて良い。現実には大学生相手であっても手の動かし方についても教えることが必要。マジで必要。非常に大変。これ、非常に大事。"とリポストされてた。また,大学院進学に関して,ある人が『「大学院は教授職を目指す人が行くところであり、覚悟のない人の来るところではない」という主張を見ましたが、全くそんなことはないので、良い子のみんなは信じないでね!少なくともうちは全然違います。』とポスト。趣旨は若干違うが某数学者が『「普通、大学院に行く人は大学の教授職を目指す」という時代ではないだろう。大学教員の養成は文科省による大学院が担うべき人材養成機能のうちの一つにすぎない。博士号取得者全員が就けるだけのポストが大学にはないし、企業の方が待遇や環境が良いこともある。そして・・・』と真っ当な意見をリポストしながら,文科省の「大学院に求められる人材養成機能」を紹介し,続けて『今後は「知識基盤社会を多様に支える高度で知的な素養のある人材の養成」がさらに求められる流れだと思う。 私は、例えば中高の先生方の中にもっと修士号や博士号をもっている人が増えると良いと思う。』とポストしてた。然り。14時よりJUFA関東リーグ戦2部第5節対順天堂大戦@立正大Gyoutubeで観戦。前半0-0で折り返し。終了間際に決められ0-1で敗戦。強化クラブの試合が負けるとあまり気分が良くない・・・。夕方近く雨が降りだす。沐浴とリハビリ。


20日 空腹で動けなくなってる夢を見て目が覚めた。たしかに空腹感があり身体を動かすのがやっとだった,夢は本当だった。今日の1・2・4・5時限の授業を考えナンとか起き上がった。授業や通院もなければそのまま寝てただろうに・・・。バイタル測定もキツかった。パンと杏仁豆腐を食べて,珈琲を飲み,自分の身体に納得いかないながらも少し落ち着いた気になるというか身体に勘違いさせている。恒例になった休み明けの雨。午後には大丈夫らしい。不安定な空が続く日々だな。こんな雨だと授業出席率は下がるかな・・・。以前,麻布界隈で時々ご一緒させていただいた志茂田景樹先生が${\mathbf X}$で「この度、要介護4を卒業し5の認定を受けました。僕の実感とはやや違うと思いましたが、より手厚い介護を受けられるということ。有り難いことです。より質の高い原稿執筆、SNSの発信を心がけていきます。全国の要介護5の皆さん、心豊かに頑張りましょう。」とされていた。10年前まで毎朝ご自宅から目黒・品川周辺を散歩されてた頃を思うと信じられない。チョットした転倒からの車椅子生活だったと側聞している。「チョットした転倒」であっても危ないんだな・・・。これからも気を付けて歩こう・・・。東洋経済オンラインで山口周氏&堀内勉氏が『「リベラルアーツ」を軽視しすぎた日本社会の代償』を発表していた。ボクも以前から感じていたけど,大学はやはり入学後の(少なくとも)2年間は教養(リベラルアーツ)に時間を割くべきだと思う。1年生からの専門課程教育には賛成できない。東大や欧米の大学用にしっかりと教養を身につけた後,専門課程に進むべきだと思う。30数年前から全国の大学で教養部廃止に踏み切ってから,新入生からいきなり専門課程に進んでしまう(人間としての)教育の危うさを既に大学人の多くが体感しているはずなのに。昼,昼食に久々にベトナム春巻きを頂いた。謝謝。18時過ぎ,A大学Z教授とIAR2024関係で出張されてたNIAMTUP,Special sessionの打合せ等。その後,別打合せ@zoomが15分ほど入る。


21日 蚕起食桑。バイタル低調。黒木玄教授はしばしば統計学教育での嘘について警告を発している。昨日は"尤度(関数)" についてだった。黒木教授は昨日『算数数学教育や統計学教育について私をブロックする人達は、もしかしたら証拠資料に基いて誤りを指摘されることを「トラブル」だと考えているのではないか?』とポストした。今朝某サイトに現れた$\pi(n)<\displaystyle\frac{n}{\log n}\Bigm( 1+\displaystyle\frac{3}{2\log n} \Bigm)$のココロと証明を考えてみる。京都大高等研究院で「$i$PS細胞から精子と卵子の元を大量作製する手法」開発に成功したらしい。不妊の解明にも繋がるとしているけれど−ある程度予想されていたことだけど−これは人類の将来/存続についての危うさを彷彿させる。出版社に在庫のない月刊誌・数理科学2007年10月号をAmazonから取り寄せようとしたら,税込み定価1047円だったものが配送料別で11,803円で出品されていた。購入断念。早朝の研究室,7時前にインフォメーションセンターのMさんが来室。身体のことを心配頂いて来室されたとのことだった。謝謝。久々にしばらくお話しした。ボクより7歳上だけどボクよりはるかにお元気。帰院後,9時からの東都2部対(首位を走る)東農大第1回戦@駒澤Sを確認すると,2-6と元気なく黒星。残念。年に1・2回だけど,今日もWikipediaに寄附した。10月頃,手紙郵便料金(25g以下)が84円→110円になると午前の関係閣僚会議で決まったらしい。午後の定例会議後,今日もA大学Z教授とIAR2024関係で打合せ。


22日 バイタル測定に時間を要す。志茂田景樹先生がポストしてた。"やんなきゃ 終わっちゃうよ。人生って非情(だ)からね。"。そうなんだろうな・・・。新しい生き方の提案・人生の楽園という長寿番組があるけど,提案しようが何しようが,人生は非情の楽園。京都府南丹市の全小学校では,タブレット普及で使わなくなった小学校PC室を図書スペースに「変身」させたということだ。大学もBYOD普及や本を読まなくなった学生がふえていることや図書スペース減少を考えれば,ラーニングコモンズを含め新たな検討が必要かもしれない。今日の20代私立大学事務職員のポスト。『「大学職員あるある」電話の聞き耳が凄い人がいる。自分の電話での対応を一言一句聞き耳を立てて、終わったら「今の何の電話?」と聞かれありがた?いご指導を頂く。大学職員ってあまり雑談をしないから部署内はかなり静かでそれがさらにやりにくい。』。多重対数関数$Li_{s}(z)=\displaystyle\sum_{k=1}^{\infty}\frac{z^k}{k^s}$の$z$や$s$が小さな場合を少し計算してみた。国際会議打合せ連絡が入る。(自民党の)裏金問題でも(多数抱える)私設秘書給与におカネがかかるということが話題になってたけど,大学なんかでも講座制のある研究室では(普通に)秘書を置いている。ボクも普通に秘書が欲しかったので,自腹で秘書を雇用(給与制/アルバイト)してたけど,こういうところは講座制が羨ましい。9時からの東都2部対東農大戦は昨日に続き連敗し,最下位となる。野球部の長らく続く不振はどうしてだろう・・・。いい選手がいるのに。午後,再度,国際会議特別セッションの件で連絡が入った。


23日 起床後のバイタル測定に半時間を要す。数日前に投稿されたという『京都の建物と建物の隙間に貼られてる不気味なメッセージ「ここに幽霊がいました」に戦慄』という記事を見つけた。反応も『「ぎゃーーーーーーー」,「今は、アナタの後ろにいます」』等々・・・。これを見て,ある話を思い出した。昔都内から遠隔地に第2校地を求めた大学の多くは,曾って墓所だったところを整地した場所が多かったという話。大昔は土葬が自然だったから納得できる話ではある。熊谷の和菓子だと思ってた「十万石」,今更ながらに行田市の銘菓だったこと知る。たしかに行田には十万石の忍城があったな。城下町だったんだな。50年前京都在の頃,よく熊野神社前で乗り降りしてたけど,この熊野神社が熊野古道に繋がる起点だとは気づかなかった。${\mathbf X}$でフォローしている"おおきに京都"氏が『木屋町通りにある[SOMA(ソーマ)]は1000円台から気軽に川床を楽しめるお洒落な酒場 』とポストしてたので,そんな場所あるのかな?と思いながらSOMAを調べてみると,五条河原沿いで川床でもなく,単に鴨川を五条辺りから川床等を眺めることのできる・・・ていう場所だった。嘘は罪。今日の"20代私立大学事務職員"氏のポスト。『「大学職員あるある」 全く仕事ができない、しない人が自分よりも遥かに高い給料を貰っている。どれだけ頑張っても仕事が出来ても年齢の壁は越えられない。』。大学職員に限ったことではないでしょうに。帰院後,14時半から第1回学術情報セクター連絡協議会@teams。15時22分閉会。


24日 黒ニンニクで,ヒサシのブリにゴウト。バイタル測定に15分。320-320万人位いる高校生の中で(通信制の)N高・S高の2高合わせて3万人もいるとのことだ。同じスタイルのZen大学も急成長して行くのではないかと予想されている中で,「かなりの大学が影響を受けて、予想以上に早く潰れていく可能性も十分あるのではないだろうか。」とポストされていた。いつまでたっても「教わる」ことに慣れ過ぎて「(自ら)学ぶ」に進化できない学生が増えて行けば,大学は昭和の頃の広大なキャンパスを必要としなくなり,一時的なスクーリング会場で十分・・・となる時代がくるのかもしれない。実際,(大学によるのかもしれないけれど)入学はしたものの大学キャンパスに通学することに不安を抱く学生も多くなっているやに聞く。人の亡くなり方には色々あるけど,ボクがカッコいいなぁ〜と思ってたのは,研究集会の講演中に突然倒れてそのまま亡くなった(※youtube(19:08))数学者Paul Erdös氏。PRESIDENT Onlineで『いつから「私立文系」は「国立文系」の下になったのか…「数学ができない=劣等生」になった歴史的経緯』を読んでみた。面白かった。高齢者の定義が65歳以上から70歳以上になるとのことだ。いまや65歳でもピンピン動いてる人も多いしなぁ。1時限目,ゼミ形式でグラフ理論。朝,超難問「幾何学的ラングランズ予想」が解けた(Proof of the geometric Langlands conjecture I: construction of the functor)か?!という一報が流れた。1000頁もあるというけど執筆する方も査読する方も大変だ・・・。ジェンダーバランス改善で滋賀大・データサイエンス学部が「女子枠」を設けると発表してた。立正も狙うか・・・。夜,心配な連絡が入る。生きてゆくのは難しい・・・と感じた。


25日 大昔の場景の夢を見た。夢解きはしないことにした。通院のためのバイタル測定。今日も時間がかかる。$(\varphi)^m(n)$の計算を$\displaystyle\Bigm( \displaystyle\frac{\zeta(s-1)}{\zeta(s)} \Bigm)^m$の係数計算にしてもやっかい・・・。帰院後,病院で着信を頂いた方に電話したら思いがけず1時間ほどの長電話となった。教育の原則として"Teach principles, not formulas. Understand, don't memorize."(公式ではなく原理原則を教える。暗記するのではなく,理解する。)はよく言われることだけど,学生には"数学"の理解には何が必要なのか,それ自身が理解されていない。14時からサッカーIリーグ1部D-blk第4節対作新学院大戦@立正大熊谷CS。後半6分:FW藤浪宏樹(DS2年),後半24分:FW市川遥人(DS3年)のゴールで2-1で勝利。ARUKAS KUMAGAYA対ながとブルーエンジェルスは加藤璃子(DS1年)のトライあるも7-26で敗ける。駅伝部門が今日の令和6年度第2回世田谷陸上競技会に6名出走し,知念優斗(DS3年)が初レース,渡部颯(DS4年)と金元智哉(DS2年)がベストを更新したとのことだ。でも競技会のサイトを見ると登録者は7名(5000m3組:梨瑞葵(DS2年),西川優太(DS4年),柴山大輝(DS3年),金元智哉(DS2年);5000m4組:渡部颯,宮岡陸斗(DS4年),知念優斗)の登録だった。次週は日体大長距離記録会。大学のリニュ−アルされた新サイト,利用するたびに設計やデザインが下手だなと感じる。様々な情報を的確に取得しづらい。納品後の評価はされてないのか?!


26日 紅花栄。睡眠を十分にとったせいか,バイタル測定数回で完了。ある人が『〇×(♀)さん「女性として敢えてい言うけど、今の日本はむしろ女尊男卑なくらいだわ」』,そんな感じのする日本の今日この頃・・・。8時半前から打合せ@zoom。毎日毎日,学会,社会的活動での打合わせ等が日々続く。リハビリ者には,リモートだから,ある程度の便利感。午後,沐浴とリハビリ。14時から関東リーグ2部第6節対山梨学院大@立正大熊谷CSSは相手に先取された6分後の前半13分FW鈴木隼(DS3年)のゴールのみで元気なく1-4で敗けた。暫定リーグ4位。人間はすべてにおいて等しく平等に作られているわけではない。だから,あるものを持つ人,持たざる人が必ず存在して,この「あるもの」は限りなく存在する。この,「あるもの」の一つには「お金」,「幸せ」,「若さ」,「健康体」,「子供」等沢山あって,多分すべてを所有している人はいない。自分が「あるもの」を持っているときには,一方で「あるもの」を持たず,そのことを哀しく思いながら生きている人への思い遣り/気持ち/感覚を持っていなければならないのではないだろうか・・・ということを思わせる記事を見かけた。女子ラグビー・ARUKAS KUMAGAYAの対横河武蔵野アルテミスターズ戦は丸山希香(DS1年),加藤璃子(DS1年)等々のトライ等で32-5で勝利


27日 鳥の啼き声で目が覚める。バイタル測定に時間がかかる。いままで歩んできた道には様々な分かれ道に出会ってきた。どちらを選ぶべきかで悩んだ時もあれば,エイヤーで選んだときもあった。もう後戻りする時間はない。もしあの時,選択を違えたら?と悩むことの虚しさ。国際会議へエントリーしたものの論文に載せる結果がまだ出ない・・・。8時半に出かけ授業準備。2時限教卓の映像環境の不具合で授業支援室スタッフに作業して頂き少しばかり開始が遅れる。その間,10時から501配線作業だったらしい。最近も危ないメールが相変わらず多くなってる。いまのところ,セキュアMXポータルが専任教員に対してはうまく対処してくれてるけど,退職したらこのサービスなくなるから大変だな。15時半からの東都2部対拓殖大第2回戦は1-0で勝利。これで,拓殖と同率5位。次の第3回戦(5月30日)で最下位(3部との入替戦)か5位が確定。ヒヤヒヤものだな。月曜1・2・4・5時限の(ボクにとっての)ハードな一日が終わる。


28日 今日も今日とて通院のためのバイタル測定。やはり時間がかかる。大学近辺は雨。今日はどんな雨の物語。来年度から本格利用のLMS:OpenLMS,導入担当者のいい加減さと利用者の不満・懸念を伺った。そもそも現在のWebClassを廃しての単独導入に関しては疑問はあったけど・・・。学事,学事関係委員および素人な担当長が責任を負うべきだと思う。そもそも担当長にはLMSや教育技法の研究成果物がまったくないと伺っている。学事課員や運営委員もこの辺の研究に常時真摯に向かっていなければいけないと思う。3・40年前の(教育実践研究経験の有無に関わらず)時間割編成を大仕事としていた感覚の時代とは違う。映像で見る京都・鴨川の濁流は凄かった・・・。


29日 バイタル全体的に高め。大学時報No.416(2024年5月号)「特集:数理・データサイエンスとAIで未来を切り開く」に北村行伸学部長による『データサイエンス教育の実践』が掲載されてた。オーバーツーリズムの問題(舞妓パパラッチ)でとうとう京都・祇園の「小袖小路」への観光客立ち入り禁止で,「罰金1万円」とのこと。世界中の観光地でオーバーツーリズムが問題になってるな。観光庁もインバウンド政策をいい加減に見直した方がよいな。学部時代に,単位取得科目としても人気のあった村上陽一郎の「自然科学史」(通年)の単位をとった。結局は数回見学出席で,当時は大学紛争でロックアウト(大学構内立入禁止)措置がとられ,全ての授業は履修登録さえしてれば無試験のまま単位を取れたので,自然科学史の授業内容は(村上ファンだった)先輩に聞いてみるしかなかった。最近,村上氏の『「微分の言い抜け」説』を知って,少々幻滅した。早朝からの中間試験関連作業が夕方には3/4ほど完了。でもまだまだ作業が残ってる。自宅で某作業の後,今日も麻布十番・浪花家総本店で作り立てのたい焼きを購入し,いつもお世話になってるインフォメーションセンターへ差入れ。


30日 自分で感ずる体調とバイタル測定値が一致せず。今日は11時半から野球部の正念場,東都2部最終戦対拓殖大戦@UDTracks上尾S。先日の大雨で濁流が治まった後の鴨川河川敷で体長1.3mのオオサンショウウオがまた見つかったそうだ。鴨川のオオサンショウウオは外来種との交雑が進んだものらしいので,いっそのこと鴨川山椒魚と命名して,その料理も鴨川名物として売り出せばいいのに。美食家でもあった北大路魯山人も『北大路魯山人の星岡 普及版』の中で「味はすっぽんを品よくしたような味で,非常に美味であった。汁もまたうまかった。・・・すっぽんと河豚の合の子と言ったら妙な比喩であるが,まあそのくらいの位置にある美味ということができようか。すっぽんも相当うまいが、すっぽんには一種の臭みがある。山椒魚はすっぽんのアクを抜いたようなすっきりした上品な味である」と書き残していたくらいだから・・・。帰院後,気になってた対拓殖大戦の結果を見ると,3-2で敗け,3部との入替戦に。


31日 麦秋至。雨。少々強雨。今日の学生出席率は低調か・・・?バイタルはやや低調。ダイヤモンドOnlineに『「フォークの背にご飯を乗せないなんて、お育ちが悪い?」間違った"マナー違反"指摘にどう返すべき?』の記事を見つけたカトラリーマナーは英仏流儀でも違うし,また時代によってカトラリーマナーの流行もあって,日本の小笠原流みたいなものがないので"お育ちが悪い"は言い過ぎ。以前からではあるけれど,SNS等で公開されている小学算数テスト解答に対して頻繁に見受けられる教員側の明らかな採点ミス。もしかして,この小学生段階で教員が算数嫌い(→数学嫌い)にさせてるのではないか?と思い始めた・・・。『京都府南部の温浴施設、再建事業打ち切り』という記事をみて驚いた。温泉地での混浴は点在してるけど,温泉地でもないところに混浴「施設」が存在してたんだ・・と。1時限のグラフ理論では,Mapleを利用して学生に様々なグラフの隣接行列の固有値を求めてもらった。授業終了後,A大学Z教授と国際会議関連や明後日の会議の件で打合せ。その後もいくつか同様の打合せが入る。