2024年 1月  ... those were the days my friend...we thought they’d never end ...  2 3 4 5 6 7 8 9 10 11



 1日 令和甲辰三碧木星甲子赤口元旦謹賀新年雪下出麦。あらたまの 年たちかへるあしたより 待たるるものは〇〇のこゑ(素性法師,拾遺和歌集)。〇〇には何が適切だろう・・・。今年も理事長や学長による対外的な年頭所感が発表されなかった。昨年も聴いた"夢見る人"で人生を振り返る。"♪・・・ゆくりなく人は出会い・・・   憧れは夢 夢はいのち ・・・生きることに迷うとも 君よ決して夢を捨てるな  ・・・君よ高き夢を見給え・・・強く強く願えばいい・・・愛するとは信じること夢見ること・・・♪"。16時11分,携帯が鳴り緊急地震警報。かなり揺れた。震源地近辺は震度7だと報じられた。テレビでは上中下越での津波警報。「海から離れた所へ逃げてください。石川県,富山県,新潟県の皆さん,今直ぐに逃げてください。東日本大震災を思い起こしてください。大津波警報が出ました。今すぐに逃げること!!津波の高さは5mです!・・・今すぐに高いところへ逃げること。決して立ち止まったりしないこと! 今すぐ避難!今すぐ避難!今すぐ避難!・・・ 命を守ることを最優先に行動をおこしてください!・・・テレビを見てないで逃げてください!」と非常に強い強い口調で幾度も幾度も絶叫するがごとく呼びかけられていた。



 2日 令和6年能登半島地震のメディア報道が続いている。今年最初の通院日。毎日のバイタル測定に納得ゆかない。朝,タクシーで病院へ向かう途中,大学のインフォメーションセンター前で車内から守衛の宮アさんと年始のご挨拶。帰院後,学会で山積する${\rm \TeX}$業務。箱根往路は青学が制する。15時過ぎ宍戸助手が年始のご挨拶で来室。お菓子を頂く。謝謝。宍戸助手は昨日の地震で学部コンピュータ関連備品等の点検に見えられたそうだ。夕方,羽田で大事故。正月早々連日天災人災・・・。今日は書初めだった。ボクは何処かで恥のかき初めか・・・?


 3日 今日で正月休みは最終。月は昼前に乙女座から天秤座へ。元始祭初大師第100回箱根駅伝,復路も青学が制し,2年ぶり7度目の総合優勝。八坂神社ではかるた始め式。今日も終日${\rm \TeX}$作業で終わる。数学はホンの少々。今日は天災人災の惨事類は起きなかった日本。


 4日 バイタル若干異常。御用(仕事)始め。下鴨神社の蹴鞠はじめ。大学も始まる。帰院後,大学で何人かの方々にお年賀。最近youtubeからも情報を得るようになって,一般メディアと随分違うなと様々に感じるようになった。


 5日 ボクの大学での仕事始め。大学のWebメールソフト経由でパスワード変更のメールが届き,それとは知らずPWを入力。その10分後,研究室PCで某セキュリティソフト経由でそのメールが詐欺メールだと知らせが入り慌ててパスワード変更。その直後,情報システム課から,「他大学からyamasita@ris.ac.jpがフィッシング詐欺に遭っているとの連絡が入りました。大丈夫でしょうか」と連絡。PW変更したと報告し,これにて1件落着。でも,しばらくは不安。フィッシング詐欺は忘れたころにやってくる・・・・。齢とともに段々疲れてく・・・。特に興味を持っていなかったDigamma関数の有理数点に関してのGauss's Digamma Theorem証明が面白かった。やはり面白い。今朝Mapleを使いながら思いついた某整数計算を実行してみた。${\rm \mathbf{X}}$で大学教員の給与が話題になってたので,あらためて調べてみた。大学に勤め始めの頃は全国私大教職員組合(現・私大ユニオン)が大学の俸給表を発表していたけど,現在はボクには閲覧不能だった。で,別のところで一部の大学が公開されていた。一般に大学教員はそうだけど,決して高年収とは言えない・・・。しかし,今で思うと,最初に勤務した短大の基本給与は非常に安く諸手当でカバーしているような状態だった。で,この基本給与が厚生年金に比例しているので,最初の勤務時代の極端な安給与が響いて,頂ける年金が−その分−随分安くなっている・・・。若い頃は年金なんて興味なかったし・・・。いまだったら,諸手当なしの基本給与が少しでも高いところを選択しただろうな・・・。


 6日 月は蠍座を移動。芹乃栄小寒。段々疲れてく・・・,その2。現在分かっている数学分野の総知識を京都・龍安寺・石庭(枯山水)の砂とすれば,ボクが理解できている数学上での知識は一握の砂くらいだろう・・・。若い時にもっと勉強していけばせめてスコップで1回掬ったくらいの知識を理解できていたのかもしれないと,いまでも後悔する。若い時には気づかない。ジャネ−の法則によれば年齢に反比例するといわれる時間感覚(時間心理的長さ)だから猶更・・・。15時半よりOTOWAカップ 第34回 関東女子ラグビーフットボール大会 第9週,立正大アルカスバーバリアンズ対YOKOHAMA TKM戦@拓殖大G。24-22で逆転勝利。令和5年度第49回東京都大学アンサンブルコンテスト予選@江戸川区総合文化センターで本学吹奏楽部の打楽器三重奏と金管八重奏がそれぞれ金賞を受賞し本選出場資格を得ていた。本選も頑張ってほしい。京都で木製の欄干が唯一残る三条大橋がリニューアル


 7日 今日庵初釜式七草粥。小さい頃は春の七草,秋の七草を覚えさせられたものだ。今でも憶えてる。目が覚め身体を起こし,机に向かうのがやっと・・・の身体になってきた。バイタル測定。本学でここんところ箱根予選会で落ちている駅伝部に絡んで,駅伝で"青学大を強くしたエース"出岐雄大氏や原晋監督それのインタビュー記事を読んでみた。来年度から東京都立大の授業料が無償化。これをされたら私学を目指す受験者が大量に減るんだろうな・・・。さらに都立大の偏差値も上がる。いい機会だから,大学卒業制度がいい加減と揶揄される日本だから,ここは思い切って(東京都の予算で運営される)都立大では卒業を厳しくするという流れに変えてはどうか。文科省も後に続くかもしれない。届いていた年賀状を確認。毎年のことではあるけれど,(どう推理しても)差出人不明の賀状が数枚。M先生がお子さん2人を連れて研究室で作業されていた。可愛いお子さんにご挨拶させて頂いた。


 8日 成人の日。先勝。ボクの誕生日も同じ六曜だった。いつものど潤いぬれマスクをして就寝しているのに寝覚めるとマスクが外れている・・・。宇宙際タイヒミュラー理論を構築し,abc予想を解決した望月新一教授の最新のブログを読んでみた。"欧米社会における宗教と、理性の弾圧"は興味を惹いた。今日の日本経済新聞に能登半島地震に関して福島大の中村洋介教授のコメントが出ていた。中村教授によればIIARS第9回研究会で発表された内容等がもとになっているとのことだった。IIARS関係者としては嬉しい。


 9日 連休が終わり。月が蠍座から射手座へ。水星,金星も射手座。バイタル測定後,早めの朝食。FBで立食いそばうどんの会に参加したらひっきりなしに各地の立ち食い店情報・・・。多くの人が毎日立ち食いを利用されてることが良く分かる。某紙の「私立大のデータサイエンス系学部・学科における昨春の一般選抜のうち、数学を選ばずに受験できる大学は約半数もあった。」という記事に対し,${\mathbf X}$で某大学教員等が『数学が(全く)できないデータサイエンティストとは?使えない人材を増やしても仕方がない。文理融合で最も問題なのは、高校数学でさえ理解できない学生が多数いること。』や『結局、問題になるのは「数学受験しないで入学させて数学ができないまま卒業させてそれでもデータサイエンス人材を輩出したと強弁する」』とポストしていた。前者後半部分は何処の大学でも問題になっていて,文科省自身も設置認可にあたっては,微積・線形の必修は勿論,入学後に高校での数学未修者/数学を苦手とする学生向けの(単位を与えない形での)リメディアル学習準備を指導している。


10日 十日戎。バイタル,納得ゆくまで幾度も測定。文科省中央教育審議会大学分科会は4年前に大学に対して"教学マネジメント指針"を発表し,1年前にはさらに大学入学者選抜の実施についての追加記載で「授業科目の履修に必要なものは,学力検査で課す」を発表し,各大学のデータサイエンス系,情報系,経済系については入試科目における「数学」の扱いが見直され始めている。この点において,立正は明らかに遅れをとっていのではないか。新NISAに興味を持ったけど,デメリット指摘記事を読んで,興味半減。夕方,C大S先生来室。高校時代,矢野健太郎先生と交わした書簡のいくつかが出てきた。15円切手の時代だったな・・・。


11日 水泉動。鏡開き。バイタル,今日も納得ゆくまで幾度も測定。薭田野神社創建由来での"穀物の稗の栽培地"か"冷水が入ってくる冷え田が広がる地"の意味で命名されたとされたことを知り,太安万侶等ととに古事記を編纂した稗田阿礼の出自が大和郡山辺りなのか亀岡市辺りなのか分からなくなってきた・・・。かって,時間の正体についての番組ビデオをみてから,特に時間というものが−あらためて−分からなくなってきた。時間そのものを研究している物理学者がいるくらいだから凡人には分からなくても仕方ないことなのかもしれない。「WEBデータを鵜呑みにしないことの重要性を実験的に示した、2つの面白い論文」という記事と共に論文サイトも紹介されていた。AI,GPT-4の危うさも考えておかないといけないな。迅速な査読を求められる分野では難しい面もあるのかも。AI,GPTといっても利用してる側はその中身や数学的アルゴリズムさえ分からないまま利用してるんだから然もありなん。今週末実施の大学入試共通テストについてS大学S教授が,大雪情報を見ながら"今年に限らず、こんな季節に全国一斉試験を強行する行政は狂気に囚われていないのだろうか。"とポスト。今後も続けてゆくのであれば,日程も分散化したほうがいいのだろう・・・。もしくは,卒業にいい加減な大学に代わって,主要分野/科目ごとに大学卒業認定試験?を実施したほうが,余っ程いいような気がする。


12日 今朝もバイタル測定に時間がかかる。京都に出張した際には女性用にと購入しているよーじやあぶらとり紙。そのよーじやが創業120周年を記念して,来週の金曜日に「お顔サイズのあぶらとり紙」(税込1200円)を限定発売する発表してた。需要あるのかな・・・。高校後輩の立命館大・横田祐美子助教が文化や芸術に触れた際に"文化日記"をつけることを提唱してた。熊谷キャンパス近辺や熊谷市には文化芸術の香り漂う場所がない。町おこしや経済活動にばかりに関心が注がれてる。熊谷市民の余裕のなさなのだろうか。昼休み,数学科後輩のS大M教授来室。お年賀にRoseineのチョコレートを頂く。謝謝。${\rm {\mathbf X}}$で川口某氏が『「なんで能登半島みたいな僻地に人が住んでるんだ」的な言説を見て「義務教育の敗北」と言う言葉が頭に浮かぶ・・・』とポストされてて,これについて,中田某氏が『何なら石川県はかつて日本一の人口を擁する時代があったので、3代前のおじいちゃんおばあちゃんは「都会に来ればいいのになんで東京みたいな僻地に住むんだ?」とか思っていた可能性さえある。』と,データの画像とともにリポストされていた。気づかなかった事実だ。


13日 バイタルの変調を感じ起床。早速数回測定。今日明日の本校は大学入学共通テスト実施会場校@品川なので授業は休講。ここんところ病院での受療中に発症している件については医師からその原因の説明を受け,薬を出して頂いた。ただ,日常生活では未発症なので,帰院後ネットで色々調べてみた。不安は広がる。一期一会で生きてゆかないといけないのかな。夕方,一時雪が舞う。台湾総統には3期連続で民進党が勝利し,同党の頼清徳氏が新総統。選挙前の日本メディア報道とは随分と違う結果で,youtubeのほうがある意味正しかった。旧来の日本メディアの取材力は退化してるな・・・。


14日 本日も本校は大学入学共通テスト実施会場校@品川。${\rm {\mathbf X}}$で小さい頃に街中でよく見かけて買っていた"ロバのパン屋"の話題ポストされてた。懐かしい。病状の重くなった田中前日大理事長が日大病院に『入院したい』との申し出たところ,病院側は『入院を認めると、コンプライアンス上の問題になります。残念ながらお受けすることはできません』と断ったそうだ。病院の言うコンプライアンスとはいったい何だったんだろう・・・?慶應義塾大学ではFBに"Keio University Global Page"を立上げ,海外にも情報発信している。海外や留学生を含め幅広い分野や層に卒業生を送り出している総合大学なればこそなんだろう。留学生も少なく,まして文系大学では無理だ。


15日 小正月。1999年までは成人の日だった。月が魚座を運行。バイタル異常を感じ,1時間後にやっと起床できる。コロンビア大4年等が米国政府による60,000の指紋を含む公開DBを基に深層学習の一つである対照学習を用いて"Unveiling intra-person fingerprint similarity via deep contrastive learning"が発表された。これによって,全ての指紋が一意なものなのではないことがAIにより判明とのことだ。この論文,最初に投稿した法医学誌では「指紋が一意であることは自明」としてrejectされ,より一般的な論文誌"Science Advances"でacceptされたとのこと。いくつかの問題を孕んでるな。ある先生が,"現在日本には800校くらい大学があるけど、その中でMARCHより偏差値が高い大学なんてほとんどないよね。医学部除けば、私立では数校、あとは国公立くらい。MARCH より確実に偏差値が上の大学なんて多く見積もっても50校くらいじゃない?"とポスト。調べてみる時間はないけど,偏差値での大学数分布はどういう分布になっているだろうか。7年前の近畿大の某サークルでの「飲み会」でウォッカを一気飲みさせた死亡事故の損害賠償裁判で遺族が(当時の)学生16名と和解金約5000万円で和解したとのことだ。1名平均約300万円強はキツいだろうなぁ。こんな記事を見てていつも思うのは,生きている限り毎年の御命日当日に必ず墓参りをすることを義務付け,それが能わなかった時点でさらに300万円,2回続くとさらに600万円,3回続くとさらに900万円・・・という風にはできないのだろうか・・・・?人を死なせてしまった罪とはそういうことなんだろうとも思ったりもする・・・。


16日 雉始雊。毎日のバイタル測定,時間もかかるし疲れる。帰院後,K氏に研究室雑務をお手伝い願う。ナンとか某${\rm \TeX}$業務も一旦終りそう。体調悪く23時頃目を覚ます。珈琲の飲み過ぎのような気がする。ここんところ1日にガテマラ10杯ほど・・・・。


17日 日を越えて身体の調整を試みる。昨晩から2時間ほど・・・。いつものことではあるけれどBPも2分ほどの深呼吸で30-40下がった。午後1時,お年玉付き年賀はがき当選番号決定。後で確認。3等の00,69,71だけ確認すればいいかな・・・。1時半前から打合せ@zoom。途中C大S先生来室。今期の授業終了でしばしの安堵感をのぞかせていた。打合せ等は16時過ぎに終了。畏友・野海正俊氏が曾って上梓された"オイラーに学ぶ"(日本評論社)を読んでみる。


18日 第2期補講日第1日目。バイタル不調。そもそも,毎日の起床自体が鬱陶しくなる日々。最近数学に真摯に向きあってないことへの警鐘か,数学やICMの夢を見た。ある高校教員のポスト"高等学校を出たからといっても、最低限の数学ができるわけではない。以前、高等学校を卒業して就職した生徒が、引き算ができなくて、退職させられたことがある。企業は高等学校を出たなら引き算くらいできると思っていたようだが・・・"。初めて聞いた話だった。でも,でも然もありなん。帰院後,自宅のいくつかの点検工事の立合い日時等再調整。


19日 バイタル弱化を感じる日々。補講日第2日目。月は牡牛座で天王星と合。最近医療関係のWebページにアクセスすると「危険な Web ページを遮断しました アクセスしようとしたページ:https://www.xxx.... これは既知の危険なWebページです。このページを表示しないことをお勧めします。」のメッセージが出るようになった。正しくない情報を広めているということへの警鐘なのか。病院による病気の説明等でも遮断されてることがしばしば・・・。ずいぶんと久しぶりにB医院へ。帰院後の夕方,事務室T氏が所用で来室。その時に地震発災時の話題で準備しておくべきグッズや備品について色々と教えて頂く。謝謝。久しぶりにDire Straitsの"Sultans of Swing"(悲しきサルタン)を聴いた。すでにバーボンの味を知り始めた頃に思いを馳せ,当時原宿にあって吉田拓郎が一時期通ってたバー・ペニーレインを思い出し,"ペニーレインでバーボン"も聴いた。小林吹代氏の書籍に目を通して就寝。


20日 款冬華大寒。久しぶりにバイタル堅調。しかし受療時の痛みの原因不明のまま帰院。その後,13時半より打合せ@zoom。14時25分終了。Nature誌に"AIがひらめき獲得の感じで数学オリンピックの難問を証明した"との記事が紹介されたらしい。だったら数論の有名な問題も早く片付けてほしい・・・。


21日 やはりバイタル変調。起きだすのに1時間ほどかかる。今日も8時半から打合せ@zoom。


22日 起床前のバイタル変調変わらず。今日で第2期授業終了。事務室T1氏が所用で来室され,その時に地震発災時の備品等に対する防災処置を施して頂く。謝謝。その後T2氏が研究費等の件で来室。入院の可能性(0%を希望も,ここ8・9年入院しなかった年はないかなぁ)を指摘され,念のため,種々案件を早めに片づけるべく着手。間に合うかな?昨年2月に運ばれた病院にだけは入院したくない。拓郎の"今日までそして明日から"を聴いてみた。先日発表された"お年玉年賀状の当選番号"。1等が現金30万円だけど,せめて,これを500万円くらいにし,当選はがきについては,差出人,受取人ともに受領資格があるとすれば,年賀はがきの売れ行きが増えるのでは・・・・?と,考えてみた・・・。


23日 第2期定期試験開始。経済産業省が34の省令で「フロッピーディスク」「CD-ROM」等の表現を廃止し,「電磁的記録媒体」といった文言に改め、行政手続きのオンライン化を後押しするたと発表した。「電磁的記録媒体」といった文言に改め,行政手続きのオンライン化を後押しするとのことだ。この記事を見て,"フロッピー"で思い出したことがある。昭和後半の時代は記録媒体としてはフロッピー全盛期で,パソコン協会内の編集委員会では"フロッピーは俗語であって,正しくは(JISでは),フレキシブルディスクカートリッジと規定されているから,この用語で統一させるべきだ","多くの人々がフロッピーと読んでいるから,フロッピー/フロッピィでよいのでは"という議論が白熱した。JISの上位規格である国際規格でISOでも「フレキシブルディスクカートリッジ」,(IBM系の)「ディスケット」だった。このISOでフロッピーが採用されなかったのは"floppy"には性的隠語として良くない意味が齎されているというものだったと5・6年前にはJIS/ISO委員の方から側聞していた。ところが平成時代に入ってしばらくすると,JISのほうがフロッピー(ディスク)を採用し今日に至っている。JIS用語が俗語に負けた数少ない例ではなかろうか。個人的には情報関係の授業では一貫して,JIS用語で統一し,フレキシブルディスクカートリッジで通していた。『AIが暴く、ノルウェー政治家の論文盗用スキャンダルと「修士病」』の記事。日本の政治家はどうなんだろうと思うのと同時に,AIの活躍に犯罪捜査にも利用できないのかな?とも思う。ネコダンスの動画を${\rm \mathbf{X}}$で見つけ,猫を飼っている知人に聞いたら,こんなダンスをすることもあるらしい。少し驚いた。


24日 毎朝のバイタル測定にも結構時間がかかる112時過ぎ白木教授来室。しばらく雑談。12時半から13時22分まで学部FD研修会。「オンサイト施設の利用について(公的統計)」(講師:高部勲教授)。13時半から16時45分まで教授会。両会議とも諸事情でzoom参加。今日はzoom会議参加者がいつもより多かった。齢のせいにしてはいけないけど,学会某${\rm \mathbf{\TeX}}$事務作業でミス連発。関係者から幾度もご指摘入る。夕方から1時間ほどzoomミーティング。


25日 水澤腹堅。今朝もバイタル測定に時間がかかる。スマートウォッチは(ボクにとっては)信頼性いまいちだしな,帰院後,環境システム学科卒業生Y氏が遠方より来室。Venchiのチョコレート,プルーン,クラフトエナジー生姜のハーブティー等沢山のお土産を頂く。謝謝。3時間ほど久しぶりに近況を話してくれて帰宅された。


26日 バイタル変調を感じ起床。しかし,バイタル測定値は昨日とほぼ同様。その後,知人から深夜の携帯メールが・・・。しばらく遣り取りをして少し安心。9時まで横臥休憩して仕事の続き。11時半,長らく研究室アルバイトを続けてくれたM氏が来室し,3月に卒業されるということでご挨拶頂く。ほぼ2年間お疲れさまでした。ありがとうございました。パソコンでたまたま"朝8!"を見てたらゲストが井本勝幸氏という方で,知らなかったのでWikipediaで調べたら,東農大(農学部)卒→立正大(仏教学部)卒という経歴の僧侶だった。午後,給与の源泉徴収票届く。


27日 今朝も納得できるまで幾度もバイタル測定。学生の課題レポートを採点した某大学の先生がある感想を嘆息交じりに漏らしていた。「レポートでなく,感想コメント。しかも20数行。高校までレポートの書き方を習ってきてないんだな・・・。」。同感。会社に入っても報告書ひとつ書けないのではないだろうか・・・。「XX研修,勉強になった・・・。」。議論におけるひろゆき氏の『それって,あなたの感想ですよね・・・』を思い出した。帰院後,14時から全学協@teams。議題が事前案内より少なくなっていたので14時20分に閉会。50年前の1974年8月30日午後0時45分に三菱重工業東京本社ビル(現・丸の内2丁目ビル)1階出入口で時限爆弾を炸裂させ通行人を含む死者8人,負傷376人という爆弾テロ事件を起こした東アジア反日武装戦線「狼」のメンバー・桐島聡容疑者が確保されたという記事をみて思い出した。このニュースは世界中を駆け巡り,ボクは参加(xlix)中のICM1974@UBCで知った。当時戦後最大のテロといわれていて,参加者の内からも心配されている方々が多かった。と同時にICM1974での出来事思い出した。


28日 最近,目が覚めることが奇跡のように思えてきた。9時前に地震,日本国中地震発災の不安を抱える日々。大阪国際女子マラソンで久々の日本新。


29日 第2期定期試験終了日。BP測定値いつもより低め。でも体感とは異なる。BP測定器もボクと同様日々劣化してゆくのか。4時頃,月が獅子座から乙女座へ。注文してた黒川信重先生の"ゼータ進化論"(現代数学社)と"オイラー積原理"(現代数学社)が届く。どちらも面白い。


30日 鶏始乳。今日もバイタル変調。某書類更新作業。試験予備日。通院後,所用で熊谷市内へ。


31日 明日から入試のため入構禁止。学生は春期休暇(〜3月20日)。バイタル相変わらずの不調。延命とはいえ,毎朝の測定ルーチン飽きる。いつもとは異なる病院へ。X氏に送ってもらって帰院後,白木教授と某社来校の日程調整等。今日で今年の1/12が終わる。研究室で46年前の4頁のRapportを見つけた。真偽を確かめる。ある人が『大学教員の「大学生は勉強をしたくて学生になったんじゃないのか」という嘆きを見るたびに「ならば諸君は教育をしたくて教員になったのか」という反論が思い浮かぶ』とポストしてた。大学教員のリポストもあったけど,実際のところ,研究を「続ける/する」ために大学教員という職場を選んだのだろう・・・。もう直ぐ締切りの成績はいつも通り厳しく評価することにした。一昨日に引き続き,黒川信重先生の"零和への道"(現代数学社)と"零点問題集"(現代数学社)が届いた。明日辺りから読んでみよう。高校時代の黒川先生は月刊誌"大学への数学"での常連投稿者だった。