2023年 6月  ... those were the days my friend...we thought they’d never end ...  2 3 4 5 6


 1日 水無月になりカレンダーを捲る。この前のダービーでスキルヴィングが入線後に急性心不全で倒れ,そのまま死亡する事故の時,「ある意味人間の欲望のために命を削ってたんだろうな。」と日記でコメントしてたら,昨日,元騎手(瀧川寿希也氏)が競馬ファンに対して「なんでお前ら金掛ける対象にして人間のエゴで博打の駒にして死んだら悲しんでんの じゃあレースに出すの辞めさせろよ」と激怒していた。競馬をしないボクでも感じたようなことは−やはり−当たり前の感覚だったんだなと納得。2026年度で10年ごと(前回が2016年)の改定予定のマイナカード。まだまだ問題を抱えているようだ。それにしても急かされながら作成したマイナカード。3年後にまた作り直すのか・・・と思うだけで溜息が出る。一度作成したマイナカードは二度と作らないようにしてくれる方が有難いんだけど。10年ごとのパスポートのようにスタンプ(証印)押印を必要としないんだから。6月は水無月以外にも,青水無月,風待月,松風月,涼暮月,蝉の羽月,常夏月,長月等々,色々なな呼称があるということを今日知った。曾って長く研究室秘書バイトを務めてくれていたH(旧姓O)氏から連絡。数学教育のサイトSAMEを見つけて覗いてみたら,昨年3月31日に渡辺教授が「日本の統計教育のあり方」について話されていた。ここでも日本の統計教育が欧米諸国に対し30年もの遅れをとった話から始められていた。一部の統計研究者のベイズ統計拒否問題も関係しているような気もしないでもない。また昭和40年代に設置された日大の(6年で数理科学科へ組織変更)統計学科がもう少し頑張ってくれてたら・・とも。神田錦町更科のtwitterではお客がUPしている様々なメニューにその都度コメントしてて楽しい。



 2日 雨。起きたら藤井名人が誕生してた。土曜日からの太陽生命ウイメンズセブンズシリーズ2023第2戦東京大会でのKUMAGAYA ARUKASメンバーも発表(黒木里帆選手作成)になってて,立正大現役からは,岡部ひかり(社福4年),長瀬拓美(社福3年),向井楓葉(DS2年),農山紗叶(DS2年) ,今釘小町(社福4年)が出場予定となってた。1時限目がグラフ理論なので,昔,グラフ理論を勉強し始めたころのことを思い出した。グラフの話自身は月刊"大学への数学"での淡中の双対定理で著名な淡中忠郎先生の連載記事で四色問題等と絡ませたグラフの話で知ってはいたけど,具体的には大学1年の時に買ったFrank Harary著−池田貞雄訳「グラフ理論」だった。この頃(よく覚えていないが)和書・翻訳本でのグラフ理論の成書はこの本1冊くらいしかなかったように覚えている。当時のボクには少々高い買い物だった。後にM1の頃,Frank Hararyの下へグラフ理論の研究に向かう前の秋山仁先生のところでグラフ理論のゼミをしてた時はRobin James Wilsonの"Graph Theory"(Oxford)だったように思う。ゼミが進んでゆく途中で秋山先生は研究のため単身Frank Hararyの下へ出かけ,1年後帰国し,日本で最初のグラフ理論での博士号を取得された。南雲道夫教授の下での微分方程式研究を離れて,あの頃日本では全くのマイナーだったグラフ理論を研究対象にされたのは秋山先生に先見の明があったからなのだろう。この頃の事実確認をWeb上でしてたら,大学院の頃,慶應の学生時代から伝説のバンド「はっぴぃえんど」のマネージャをされていて(佐藤超関数の)解析系研究室(森本光生教授主宰)に出入りし研究されていた石浦信三氏のことを再び見つけた。でも近況は今回も不明。今朝は4時半の時間帯でもFTPもWebClassも順調。「論文の著者を査読者から分からないようにすると査読時の偏見を減らすことが3年間のテストで発見される」と誰でも気づきそうなことを発表されてる方がいたけど,このかたまだまだ気づいてないことが・・・。じつは参考文献等を見れば,大体著者が誰であるかは想像できる・・・。本来なら,こういったところまで言及すべきだろう。「算数や計算が苦手な対話型チャットAIに数学的推論を正しく行わせるには途中のステップをチェックしながら訓練するのがよいとOpenAIが提案」とのことらしい。これからわかるように先日の数学者が生成AIによって仕事が減るってのはやはりド素人のレポートだったということがよくわかる。生成AI自身ももっと数学を勉強しないといけない(生成AIに数学を教え込まなければいけない)。一般の生成AI開発者には多分無理だろう。上岡龍太郎が先月他界されてたという訃報がメディアで流れた。どこかの記事に書かれてたけど,延命治療を良しとしなかったみたいだ。大学近くでも大雨洪水雷警報/注意報が出てた。通学する学生には大変だったようだった。関西では臨時休校にした大学もあったようだった。都内も大変なようだし帰宅困難学生のことはどうするんだろう・・・。


 3日 起床時のバイタル,危ない傾向かな・・・・。自主リハビリも偏り過ぎだったかな・・・。昼過ぎには上がるであろう昨日からの雨はまだ振り続いている。ドワンゴ日本財団がオンラインの「ZEN大学」を再来年度の4月に設立。廃校になる大学が目立ってくる中,一方で(日本では)新しいスタイルの大学が誕生しつつある。大学運営の法人自身がDX推進もせず,中計もいい加減な大学は・・・? ChatGPT活用で「間違った主張を堂々とする素人」が増殖しているらしい。人間が思考しなったら人類はやがて存続しえなくなるのではないか。日経クロステックに"相も変わらず「ソフトを他人に作らせる日本、自分で作る米国」"(谷島宣之)という記事を見つけた。ある意味1960年代からの日本の学生の理系離れやその頃の経済発展の主流を表しているようにも思える。昨日の大雨で,メディアではやたら「命を守る行動」が流れたので,その行動とは何かと疑問に思いいくつかの自治体を調べてみたら,その"行動"を具体的に記述しているようなことはなかった。聴き心地のよい一方で,責任をもつことのないいい加減な言い方なんだな。今日は太陽生命ウイメンズセブンズシリーズ2023第2戦東京大会が9:15から始まるけど,その頃は病院にいるな・・・。病院から戻ると,9時過ぎからの対AMATERUS(日経大)は14−10,12時過ぎからの対RKUグレースは31−12で共に勝利してた。16時前からもう1試合あるようだ。その対ながとブルーエンジェルス戦は5-36の敗戦。野球部では外野手・飯山志夢(DS3,中央学院)が第44回日米大学野球選手権大会侍ジャパン大学日本代表の選考合宿に今季2部首位打者でベストナインにも選ばれた選出されたとのことだった。14時からのJUFA関東Iリーグ(U-22)1部Dブロック対城西国際大戦@立正熊谷Sは40分:MF田原瑠衣(DS1年),50分,73分:FW判治海斗(DS3年),Ast・MF田原瑠衣(DS1年),75分:FW加納理玖也(DS1年),Ast・MF伊藤聡太(DS1年),90+3分:DF西脇虎太郎(DS1年),Ast・FW佐藤大地(DS2年)の得点で5-0で勝利。明日はJUFA関東2部リーグ(第7節)対早大戦。


 4日 不健康な一日が始まった。とりあえず明日のいくつかの中間試験の正解作りを始める。KUMAGAYA ARUKASの対東京山九フェニック戦@秩父宮ラグビー場は力及ばず0-31で敗ける。5位決定準決勝対TKM戦は12-7で勝利。恐竜の化石が産出されることで有名な福井の福井県立大に恐竜学部が新設されるようだ。世界の恐竜研究を牽引する拠点になってほしいな。後でtwitterを覗くと"第四紀の年縞も重点にするならば、「恐竜学部」という名まえをかんがえなおしてほしい。"というのを見つけた。ボクみたいな専門外の人間が安易に拍手を送ってはいけないようだ。琉球大学工学部の玉城絵美教授が「データサイエンスは就活に有利」と,理工系の魅力と課題について述べていた。"理工系の魅力"は"文理系の魅力"と換言できるだろうか。昼過ぎ,体調耐え切れず横臥。14時からのJUFA関東リーグ(2部)戦の対早大戦@早大東伏見サッカー場は29分:MF西田結平(地球4年)/Ast・MF福地亮介(DS2年),43分:FW多田圭佑(DS3年)/Ast・MF宮崎海冬(DS3年),72分:FW多田圭佑(DS3年)/Ast・MF宮崎海冬(DFS3年),77分:多田圭佑(DS3年)のPKで4-2で勝利。現状負数が0で暫定1位。ARUKASの今回のラストゲーム対PEARLS戦は5-12で敗戦。


 5日 昨日作成した正解例を再度確認。バイタルも再確認。少しだけをレビューしてみた。日本私立学校振興・共済事業団が2年前から経営撤退℃w南という記事が出てた。特に各私大の理事会は学内において本件の説明をしておくべきなんだと思うけど。もうすぐなくなる赤坂東急ホテル(現赤坂エクセルホテル東急)最上階にあったバー・ゴンドラの常連だった石原裕次郎の話が出てた。ボクも'89から10年程友人等とよく通っていたので,懐かしかった。特に石原裕次郎と懇意にされ"クロスオーバー・ラブ"を創作され,カクテルのことを色々教えて頂き,また地方の東急ホテル宿泊の時は色々と便宜をはかって頂いたバーテンダーの木原均さんの談話も出てた。現在のマイナでは公金受取口座を家族名義にしておくと振り込まれないことも最近判明したらしく河野デジタル相が注意喚起したらしい。こういったマイナ運用のシステム不備が指摘されつつあるけど,ことほど左様にシステム設計というのは難しいんだから。安易なプログラミングで終始するだけでなく,システム設計も勉強しておかないと使い物にならない趣味としてのプログラム学習になってしまうと・・・心配するヨ。6時半に出勤簿押印。2時限目微積Aの中間試験。終了後,サッカー部・MF田原瑠衣氏がU-20日本代表のイタリア合宿で来週公欠との連絡に見えた。活躍している学部学生がいればボクら教員も嬉しい。午後,大学に届いたクール便を事務室のI氏が届けてくれた。謝謝。4・5時限の線形代数学も中間試験実施。4限目の試験監督中,1年半ほど前の授業中に倒れてそのまま入院した時のような身体感覚になり,しばらく動くことなく目を閉じてじっとしていた。15分ほどでナンとか治まった。教育考現学というサイトに「学校教育は、年齢は同じでも脳力・能力・学力のちがう子どもたちを一斉に教えるため、非効率な面がどうしてもできてしまいます。 それでも、残り40分が無駄と思えないような授業づくりをわたしたち教師はめざしていくべきなのでしょう。」という話が出てた。AI利用の教育が云々されてる時代にとても実践の難しいお話のようだ。早速某大某教授が"こんな教員に時間の無駄を大事と教えられているのか。現役教員の方々は、GPTで皆殺し?"と。この言葉の原点は藤井聡太七冠が小4で担任に放った一言「5分で分かることを45分しゃべる先生たちは無駄だよ」だった。


 6日 芒種。三昔前だったら"オーメンの日"で通じた日。やはりバイタルおかしい。英語版WikipediaでFontaine's period ringsの項目は以前からあったのに,日本語版Wikipediaで$p$進周期環の項目が2か月ほど前にできていたようだった。東洋経済で杉山直隆氏が"新設ラッシュ!データサイエンス学部の「中身」"をレポートされていた。ここでも最後には「・・・ただ高校で数学をあまり学んでいないと、入学後に苦労することになる。」と結んでいた。GenerativeAIに関して武蔵野美術大の樺山祐和学長が学生に向けたメッセージが秀逸だとして話題になったが,樺山学長も『「学び」は「効率」と対極にある』と述べていた。学びに効率の良さを求めてはいけない。病院ではテレビがあるので,最近合間のわずかではあるけど,懐かしいお国訛りが聞こえてくる朝ドラ"らんまん"を観ることができる。牧野富太郎はの佐川町にある横倉山に頻繁に出かけていたようだけど,ボクはその近くにあって標高も700m弱の虚空蔵山には運動がてら日曜にはよく出かけていた。最近思い出すことが多い。帰院後,バイタルが下がり,薬を服用後しばらく横臥。その中事務室S氏が宅配物を届けてくれた。謝謝。2期授業の件で某省の方からご連絡が入ってった。謝謝。


 7日 蟷螂生。"イパネマの娘"(The Girl From Ipanema)で一世を風靡したアストラッド=ジルベルト(Astrud Gilberto)の訃報。京都東山に住んでた頃,歩いて3分くらいの所にボサノバをBGMで聴かせる喫茶店があって勉強の合間によく出かけていた頃を思い出した。ボクらの若かった頃に活躍してた人々の訃報を受けるたびに,同時に自分の生きる時代の終焉が近いことも感じる。某大学某教授があるところで"『統計検定データサイエンス基礎対応 データアナリティクス基礎』(日本能率協会マネジメントセンター)という書籍に,代入法について「欠測部分に平均値を入力して補う方法が代表的」とあって,「やれやれ」という感じです.日本のデータサイエンスを20年後退させる記述はしないで欲しいものです."と述べていた。この例に限らず未だに日本の大学の統計学授業ではこのように昔のままの・・・が散見される。だから日本の統計教育は遅れていると言われるんだろうな。(日本統計学会編とあるけど,内容は***センターの方執筆なんだろう)。現在の統計入門の本はこのようなものが多い。先日発表されたZEN大学の教員一覧が公表された。ドワンゴが設立に関わっていて,世界で2番目のIUT理論研究拠点設立するということなのである程度は納得だけど,ボクならもっと異なるスタッフによる大学を目指す。公平に見ているようなGenerative AIについてもやはり人間が開発している以上,開発者の価値観や(もしかすると)偏見なりが組込まれている感はぬぐえない。それに類することを東大未来ビジョン研究センターの江間有沙准教授も述べていた。Generative AI利用が当たり前になってくると,いずれこういったことが問題になってくるのではないだろうか。いつもユーザ(でしかない)という被支配者の宿命なんだろう。政府が2017年に策定した世界初の水素基本政略。これを最近改定した。これに対し,エネルギー問題に詳しい国際環境経済研究所竹内純子主席研究員(東北大特任教授)が賛意を示しながらも様々な問題点を指摘してくれていた。やはり政府のエネルギー政策は一貫していない。9時過ぎM事務長バイタルチェックで来室。昨日昼過ぎの横臥を心配してくれていたようだった。謝謝。twitterで一部盛り上がっている"住所の正規化"。そこを見ると,「新潟県新潟市北区東栄町」で実際2種類の住所表示が存在することだった。1つは「とうえいちょう」(〒950-3323),もう1つは「ひがしさかえまち」(〒950?3104)。日本にはまだまだこういった事例がたくさん存在しているのだろうか。13時過ぎ,昨日の某省の方からお電話を頂戴する。謝謝。千葉商科大学が大学所有の発電所を活用し「自然エネルギー100%大学」実現へ向けて昨年度の達成状況と活動を報告していた。全世界の大学の優れた持続可能性社会の実現に向けたアイデアに贈られるInternational Green Gown Awards 2022 の"2030 Climate Action 部門"で受賞されたのは唯一千葉商科大学だけだそうだ。地球環境科学部を擁する本学の熊谷校舎では何故こういった取組みができないのだろう。昨日から今日にかけてM$^{2}$U氏に依頼していた研究室雑務がある程度片付く。謝謝。


 8日 先日実施したいくつかの中間試験結果を整理。何時もと同じように徹夜で頑張ってる先生がいた。朝,病院へ向かうタクシー車内で乗務員の方が今夏は高級魚キンメダイを堪能しに東伊豆に出かけようと思っているという話をしてた。着いた病院内のテレビ某番組で駿河湾でキンメダイイルカによる被害が報告されていた。ますます高騰するな・・・。昼過ぎ,M氏にウッカリしていた件でお詫び。最近は病院から戻った直後は体調がよくない。ボク的にはコマる。


 9日 今日のシンポジウムの事前知識を一応確認。1時限目はフーリエ解析を始める。ガイダンスっぽい話から始め,まずはフーリエ級数の萌芽からで,ダランベールの問題から解説。授業終了後,10時半から第66回大学等におけるオンライン教育とデジタル変革に関するサイバーシンポジウム「教育機関DXシンポ」@Webexに参加。ポストコロナ時代の教育についての説明もあったけど,驚いたのは5000名以下の大学では,コロナによってLMS導入が急激に進んだということだった。基本は画像/言語のGenerative AIや,その教育現場での悩み(学生の課題提出利用,教員側の採点利用等)等。概括乍,3月末に文科省が発表された大学・高専における遠隔授業実施のガイドラインについても詳しい説明があった。通学制の大学であっても,遠隔/面接授業の切り分けについても説明があった。一方で大学のビジョン・ミッションと教育DXを連携させる点も強調されていた。この点,本学ではどうなんだろう。途中,事務室・I氏が宅配物が届いたということで来室。謝謝。シンポは12時32分閉会。13時半過ぎ,3年T氏がSVCに関する質問で来室。昨年の演習で教えていた内容だった。きちんと復習しておいてね。15時前宍戸助手バイタルチェックで来室。30分強ほどコンピュータ室関連打合せ。5時限目授業を終えて研究室へ戻り,しばらくしてY氏,T氏が研究室雑務を済ませ来室。謝謝。


10日 時の記念日。畏友・関口晃司氏の誕生日だった。現在の(20年ほど前の)熊谷新校舎の施工を担当してたゼネコン大手のT建設が最近大きなトラブルをいくつか(札幌世田谷等)起こしている。でも株価の動きをみると,(素人のボクにはアンビリに)直ぐに元へ戻している。久しぶりに(個人的に定義した)modified Dedekind 関数$\psi_{0}$の計算をメモ。帰院後14時過ぎ。事務長から令夫人の作られた大量の肉じゃがの差入れを頂く,謝謝,明日食べようかな。15時からJUFA関東(U-22)Iリーグ1部Dブロック対順天堂大U-22A戦@立正大学熊谷キャンパスサッカー場は前半45分:MF山田理矩(DS1年)の得点で1-0で勝利。暫定順位1位。カンザス大がChatGPTのフェイク論文を99%見破るアルゴリズムを発表した。しばらくはこういったイタチごっこは続くのだろう・・・。 


11日 ナンかカラダが変。昔,プログラミングの授業では必ず教えていたソートのアルゴリズム。で,大昔にソートアルゴリズムはとっくに出そろったものと信じられていたし,信じてた。ところが米Google傘下のAI企業Google DeepMindがそのソートアルゴリズムについて「AIで人間考案のものより優秀なソートアルゴリズムを発見」とのことだった・・・。公開されるらしいから確認してみないと良く分からないけど・・・。まったく別次元物のだったら驚きだ。14時から国際会議打合せ@zoom。来年度の国際会議開催場所についても議題に上がる。14時43分閉会。小雨の中,14時からJUFA(関東)リーグ2部:対山梨学院大戦@立正熊谷Cサッカー場。前半は0-0だったけど,後半17分CKを決められ,結局0-1で敗ける。


12日 日本人の国語力が危ない・・・とか,新井紀子を中心として日本人の読解力が落ちているということが言われ始めて久しい。最近,メディア提供ニュースなどでも要約タイトルと(実際の)記事内容の乖離が著しい。文章の要約すらできなくなっているのか・・・と感じることが多くなった。昨日もtwitterのある分野(大学での基礎教育は(成績評価は試験などで実施するようだけど)youtube等で十分)で,要約コピーがいい加減なために誤解を生じさせチョットした炎上を起こした現場を目撃した。しかし,(読解力の落ちていると思われる)炎上させた方の謝罪はなかった。まずいことに,ご自分の読解力の低さが,この炎上を引き起こしたという事実さえ気づいていない・・・。国民の三大義務の一つ「教育を受ける義務」を真面目に果たしてない。6時からバイタリティあるH氏@St.Louisと50分ほど打合せ@zoom。京大・理学部では漫画家・絹田村子氏とコラボして"京大理で学ぼ"を連載している。本学部もこういった連載企画でもしてみては・・・。"立正DSで学ぼ"・・・とか。絹田氏は"読経しちゃうぞ!"なんかも連載してたらしいし・・・。「住みよさランキング2023」が発表になった。住みやすさについては,人それぞれなんだろうけど,ボクはとりあえずしばらくは京都で暮らしたい・・・。一方で,死んでも住みたくない47都道府県ランキングが発表されていて,物議を醸していたらしい。先日のtwitterでの"基礎的な授業はyoutubeに任せればよい(/ヨビノリの「大学の先生は基本的な学部の授業は我々のようなプロに任せて,応用的な授業や専門的な授業だけをする」)"という話題に対して,ある人が(数学科では)『自分が学生の頃とは次元が違うなという気がする。講義に律儀に出てくるような学生は自分で本を読んでもわからない落ちこぼれだ、と仲間内で言われているような世界だった。いや、担当教授自身もそう言っていた気もする。』。確かに(数学科に関しては)そういう話もよく聞いた。でもそれは,ある意味(失礼ながら)2・3流の数学科?だったのではないだろうか。普通(教養科目の数学担当教員と違い)「数学科」の教員に2・3流教員はおらず,多くの書籍が手に入るような教養的数学なら「自分で本を読んでもわからない落ちこぼれ」なのかもしれないけれど,当時,その先生が(まだ専門書も発刊されておらず&入手できない)最先端の研究結果解説をゴールに持ってくるような講義内容だったら,数学を学ぼうとしている学生の誰しもが毎回争って出席するのではないだろうか。


13日 いまいち年金のことがよくわからん。少し早めに病院へ向かう。駅伝部門が出場した先日(10日−11日)に開催された第306回日本体育大学長距離競技会(男子10000m/5000m)の結果が出てた。10000mではHeat1で3位・高梨瑞葵(DS1年):30'49"96,5位・橋本将汰(DS1年):31'06"29,29位・榊原颯太(DS3年):33'07"35,31位・山口凛(DS2年):33'48"16,32位・松田舜也(DS3年):34'26"17,+DNS1名,Heat2で23位・宮岡陸斗(DS3年):31'07"52,27位・渡部颯(DS3年):31'49"43,Heat3で32位・渡辺大仁(DS3年):30'59"90,+DNS1名。男子5000mでは Heat4で12位・柏木天空(DS2年):15'08''94,31位・(DS2年):15'53''25,Heat5で1位・足立華紀(DS2年):14'56''38,Heat7で8位・三田洸(文4年):14'50''64,24位・遠山和希(社福4年):15'13"66,+DNF1名,Heat13で3位・ディビッド=グレ(DS1年):13'55"47。箱根予選まで後半年弱。帰院後,自分的に倒れる。薬服用せぬまま。某事務処理遅れ,明日に。


14日 トラブル続発のマイナンバーについて東大・数卒の高橋洋一氏が私見を述べていた。この件についてはボクもそうなんだと思う。信州大でも(情報・DX担当)理事・副学長の 不破泰氏が学生に対して「生成AIの利活用について」を発表していた。本大学では未だに対外的な発表もされない。DXも進んでない。よく言われる『教育において「役に立つかどうか」と言う議論は本当に「役に立たない」』。よく引き合いに出される「(かって)曽野綾子氏の『「2次方程式を解かなくても生きてこられた」,「2次方程式などは社会へ出て何の役にも立たないので,このようなものは追放すべきだ」』という発言をご主人の三浦朱門氏も教育課程審議会で強硬に主張したせいで2次方程式の解の公式を中学(必須学修)範囲から削除した経緯があった。そういうことを言うのなら,『役に立たないのはあなた達では?』というオチもあった。今の学生も,こういった世間や親の話を,さも自分の意見であるかのように一丁前に話すときがあるけど,世間経験が高々数年しかない状態で,よく言えるなアンタ方・・・とも思うときがある。昨日提出できなかった書類群を仕上げ。夕方,某会議を終えた白木教授がバイタルチェックを兼ねて来室。謝謝。色々とお話。京都市が観光客だけ市バスを高い運賃にしようとしている話があるらしい。市長は否定したけど,将来的には路線別の運賃差があり得るとの回答していた。ビジネス兼観光の場合は,当然観光客ではないんだろうナ・・・。同じ京都の話題で・・・。京都に移転した文化庁。その住所は「京都市上京区下長者町通新町西入藪之854」となっていて,駅からのタクシーで乗務員に住所をみせると,『85番3の府警本部』前で降ろされるそうだ。地元の方に言わせると,文化庁の住所表示は『下立売通釜座東入藪ノ内町』と表記されていれば,間違いなく文化庁前に到着してもらえただろうとのことようだ。たしかに京都の住所表示には東入ル/西入ル/上ル/下ル等々・・・難しい。昼過ぎ,雑務補助でY氏に依頼。謝謝。アタマの体操で$L_{\psi_{0}}$の計算を少し。しかし,IAR2023で発表予定の論文がうまく進まない。東テレで"ペリカン文書"が放映されてたというので,久しぶりにAmazonで"Pelican Brief"を観た。丁度30年前に制作された映画だったんだ。Julia F.Robertsも若々しい。6月1日に発刊されたばかりの"数論入門事典"(税別10,000円,朝倉書店)が届いた。一応目を通したけど,やはり,ボクにとっては目を引く記述はなかった。最新の結果も出てなかった。残念。10,000円は内容の割には少し高かった。廃版になってた博士課程の指導教授だった森田紀一先生著"位相空間論"岩波書店)も取り寄せた。博士課程の頃,代数学での森田同値や位相空間論で世界的に著名だった森田先生にこれらのテーマを一度も学ぶことなく可換環論に走ってた自分を(いまになって)後悔する。後悔先に立たずを地でいったようなものだ。


15日 創立記念日(1872年)。先日,日本学士院賞(恩賜賞)で30年前にQRコードを開発しデンソーウェーブ主席技師・原昌宏氏が受賞した。世界で広く用いられることを願って特許を取得しなかったところはいかにも科学者らしい。直ぐに金儲けに走る最近の科学者とは違うところ・・・。Z世代のことが様々に取り上げられるようになって久しいけど,少し前のDIAMOND ONLINEに『Z世代の「恋愛きっかけ」なぜインスタが多い?顔や性格より大事なのは…』という記事が出ていた。Z世代にとって大事なのは,相手の視覚情報から得られる世界観なのだそうだ。世界観というものを,安易に視覚情報だけから得ていいものなんだろうか・・・?安易に得たものは安易に廃れて行くものだと思うけどナ。社会構想大学院大学教授・広木隆氏が『日本株は「黄金時代」へ』と主張しているけど,円安や賃金安についても年末に向けての予測も教えてほしい・・・。適切かどうかの問題はおいといて,2・30年目の大学入試問題でも出されていた食塩水の濃度問題。最近『大学生が「食塩水の濃度」を計算できない驚く現実』らしい。


16日 2時でもマダ雨。本日の中間試験採点のための正解を作成。雨あがる。授業中,もしかしてという体調になり3・5分ほどじっとしてナンとか凌ぐ。焦った。ナンとか治まった。白木教授がバイタルチェックで来室。謝謝。5時限目の中間試験中も怪しかった・・・。FBを見てたら,昨年度,某授業で学生に紹介したデータサイエンス研究所D氏がS大のサイトで紹介されていた。Y・T・M各氏に学外での研究室雑務を依頼。今年の京都賞が決まってた。数学関係がなかった・・・・。


17日 とりあえず無事寝覚める。安堵。昨日,平素の摂取飲料・珈琲等を抑えたのがよかったのかもしれない。でも不安は拭えない。しばらく読んでいなかった雑誌"アルカディア学報"(私大協)をWeb版で2010年頃から目を通してみた。で,本学の状態と比して,いくつも気になった点があった。そのうちの2点ほど。私学法改正での学校法人の責務を「自主的にその運営基盤の強化を図る」ことがあらためて記されてたけど,本学では大学の統廃合も視野に入れた『運営基盤の強化』策が見えない。また大学での教育力や学生在り方等はよく話題になるけど,SDの不活発なせいもあってか,10数年前に話題になっていた職員力(職員の力量)を高める提言がなぜか無視されているように感じる。いまのままの大学/大学運営側もルーチンワーク化された業務/イベントから一端解放されたほうが良いのかもしれない。SNSで(今ではその存在を)あまり聞かない名曲喫茶の話題があった。京都出町柳の柳月堂のことだった京都に住んでた頃は音楽喫茶といえばシアンクレールYAMATOYA等のジャズ喫茶ばかりで出かけることはなかったけど,wikiを読んで興味が湧き出かけてみたくなった。やはり,病院でバイタル下がる。人生思うようにならない。帰院後横臥。しばらくして来週のIIARS研究会の件で国際会議で出張中のA大学Z教授から「今ベルリン,これからアテネに向かいます」等と連絡が入る。16時からIリーグ2023(関東)1部Dブロック対拓殖大U-22A戦@立正大学熊谷キャンパスサッカー場。前半2分:FW堀井真海(DS3年),Asst・FW加納理玖也(DS1年),同34分:堀井真海(DS3年),Asst・DF長塚陽(DS2年)で得点するもその後追いつかれ2-2の引分け。KUMAGAYA ARUKAS@太陽生命ウィメンズセブン:D-pool)は第1試合:対チャレンジチーム戦は7-24,第2試合:対北海道バーバリアンズディアナ戦は17-7,第3試合:対東京山九フェニックスは0-50で1勝2敗。信号機の異常は1匹のナメクジだったというニュース。ときどき発生する機械の故障やトラブル。人間や機械も自然と共生しているんだということを考えさせられる。パソコン内部にだって極々小さな虫が存在している。ナメクジを責めることもできない。


18日 毎朝目覚めるとホッとする。でもこんなこと永遠ではない。龍孫江氏のyoutubeHillel Furstenbergによる位相を用いた素数の無限性の証明を(ボクは)初めて拝見。10時半からオープンキャンパス(品川・熊谷)。KUMAGAYA ARUKAS@太陽生命ウィメンズセブン:D-pool)2日目は11:49から第1試合:対追手門学院大VENUS戦は0-19。14:01から第2試合:対BRAVE LOUVE戦は後半追い上げられ15-17。残念。14時から関東リーグ2部(9節)対順天堂大戦@立正大熊谷SF。前半8分:MF西田結平(地球4年)で現在1-0。後半さらに,8分:MF西田結平(地球4年),10分:DF田中誠太郎(DS3年),19分:FW多田圭佑(DS3年)で4-0勝利。順大の不調は昨秋の事件が関係しているんだろうか。


19日 数学科では,黒板が大切というのはよく聞く話で,数学科にいた時も数学科で専用に使用する教室は壁中黒板だらけだったし,それでも足りない時は移動式の黒板を追加して利用していたし,学生の共同談話室,先生方の研究室の半面は黒板だった。その黒板で数学の(計算式は延々と長くなるのが当たり前なので)計算等をするのが普通だった。なので,この大学で数学の授業をするときに(今でもそうだけど)非常に困った。数学者にとって黒板の大切さを教える書籍の翻訳本がもうすぐ発刊されるとのことだ。ジェシカ=ワイン(Jessica Wynne:NY州立Fashion Institute of Technology教授)著 徳田功/訳『数学者たちの黒板』(草思社)。フィールズ賞受賞者を含む100名以上の数学者を取り上げ,数学という最も抽象的な学問において,なぜいまだに数学者たちが黒板を好んで利用しているのか。数学者の黒板を写した写真とその数学者のエッセイで語るの「数学エッセイ」×「黒板の写真集」ということらしい。あと1か月ほど。予約しておこう。1日で京都の名所をどれだけ回れるか?という疑問は京都を訪れるたびに思うことでもある。その疑問に挑戦した写真家・稲田大樹氏の話が出てた。最終的に12時間半かけ27カ所を巡れ,約5万歩を歩いたそうだ。京都の名所はどれだけあるだろうか,Webでは70か所くらいを挙げていたけど−ボクの感覚で−数えてみると250ほどあった。季節にもよるだろうけど強行スケジュールで10日間くらいはかかるナ。昼前,白木教授がバイタルチェックで来室。謝謝。顔色が良くないといういう判断だった。今日の微積はラグランジュの未定乗数法,線形代数は遅め乍,固有値に入る。高校同級生で30年前にエミー賞受賞した経験を持つ医師で尺八奏者のK氏をFBで見つけた。仕事の傍らJazzセッションのツアーをしている近況が報告されていた。以前,K氏が国立感染症研究所勤務時代にツムアインホルンで一緒に飲んで以来だったけど,元気だな。


20日 少々バイタル異常だけど,目が覚めたことにとりあえず感謝。外はまだ孤独薄暗い。最近よく本が無くなる。多分どこかにあうんだろうけど,また読みたい気持ちが強いとき,探してもなかなか見つからない時はネット(Amazon)から注文する。昨夕届いた本は,40年ほど前に購入し,3度なくした経緯のある本で,ネットでは1円だった。結構ネット上で1円の本が存在してる。とはいっても宅配代が高いけど。今朝も孤独に整数計算を続けるStupidな時間だろうか・・・。18時から第2回情報環境基盤センター運営委員会@teams。19時15分閉会。早速,教授会報告用の委員会報告書を作成。


21日 夏至。日に日に色んなものが下がってゆく。夜にwineでも頂けば一時的にバイタルは上がり,今よりは知的生活入ってゆけるだろうか。日本百名山というのは聞いたことあったけど,(フォローしている某俳優K氏のtweetを見てたら)吉田類氏が日本百低山というのも取り上げているらしい。13時半から教授会@zoom。終了後続いて研究所所員会議@zoom。16時45分に終了。久しぶりに日大・木川裕教授が国際会議の件等で来室。会話中,あることを伺って少々驚いた・・・。ある先生が女子学生の「彼氏がなかなか変わってくれない」という話に「あなたが変われば?」とアドバイスするんだろうなと思ってたら「変えるより替えよ」とアドバイスしたらしい。ウケた。I先生の"教育の目的は「わからせる」ことではなく「考えさせる」ことである。"に感心。本日の正しい夏至時刻は23時58分だったらしい。


22日 夏至を過ぎても夏は続く。埼玉の某中学の授業現場では生徒の手首にリストバンドを装着させ,担当教諭には授業時の生徒の"集中度"をリアルタイムに把握できる実験が行われているとのことだ。でも経験上,授業時の受講生の集中度が必ずしも授業内容理解に結びつくとは思えない。政府が強行に実施を主張していたマイナによって保険証廃止。やはり,首相が延期示唆との報道。国民の不安を重く受けとめたと話してるけど,どうなんでしょう・・・か。古賀真輝著「数学の世界地図」(KADOKAWA,2023年6月16日)について,古賀氏のyoutubeや書籍案内を見てAmazonと紀伊国屋書店からそれぞれ1冊ずつ(研究費と私費)購入。とりあえず傘を持たず病院へ。結局雨がしっかり降った。帰院後しばらくして,某案件で宍戸助手と下打合せ。


23日 目が醒めた後,2時間ほど横臥のままで考えごと。すでに始まっている「アミノバイタル?」カップ2023第12回関東大学サッカー"トーナメント"大会。今日は立正大が3回戦(対産能大@亜細亜大学日の出キャンパス多目的競技場)。これからも1戦1戦負けられない。せめて準優勝だった4年前くらいまで・・・。5時限目の授業を終えて,SNSを覗くと2-1で勝利してた。前半43分:MF川上航立(DS3年)+(Asst:榊原杏太(地球4年))で1-1に追いつき,後半終了間際93分:MF新山大地(DS3年)+(Asst:MF小林篤毅(DS3年))。次4回戦。18時前,Y氏+T氏+M氏に依頼してた学外での研究室雑務が終わる。謝謝。その後,研究室での自分自身の雑務を終えた後,先週の中間試験結果をペンネームで発表。先日購入した「数学の世界地図」を読んでみた。分野が幅広いので仕方がないとおもうけど,帯に短し襷に長し・・ってところか。ページ数も限られてるし・・・。心配なのはこれから数学研究を目指そうとする人にとっては,一部バイアスのかかったものになってるような気がした。もちろん,数学の世界のさわりをわかりやすくしていることに不満はない。


24日 夢の旅路を終え,目が覚める。generativeAIの危ない面は多くの研究者からは指摘されていたけど,やはり,さらに多くの研究者から深刻な危ない声を聞くようになってきた。IT後進国でこのようなものにリテラシを持たず免疫のない日本人は猶更のように思う。「誤情報の増加と増幅」,「偏った学習データとアウトプット」,「(同意して利用する)利用者のプライバシーの侵害」,「Chat GPTの『幻覚』問題は修正不可能」等々。企業が求めるエンジニア言語ランキングが発表されてた。1位:C言語,2位:R言語,3位:GO,4位:SQL,5位:PHP,6位:Javascript,7位:Java,8位:Python,9位:Ruby,10位:TypeScript。現状ではC言語は基本だからな・・・・。米国とも比して,まあ妥当なところだと思う。DS学部のプログラミングはPython,統計学演習の一部でR言語,情報処理の基礎でJavaScript,・・・。若い学生のこれからも考えて,学部での言語指導の捉え方も見直した方がよいかもしれない・・・。京都新聞に"中世の女性は通説より地位が高かった"という説を唱え,裏付け研究を行った研究者のことが出ていた。たしかに,古代からの妻問婚等を考えれば,そのように捉えるのが普通だったのかもしれないナ。パソコンの不正表示が摘発された問題でノートパソコンの売れ筋を知りたくて,楽天での売れ筋を調べてみた。1位はNECのLAVIE,2位は富士通のLIFEBOOK,3位はMacBook,4位はASUS,5位:不明,6位はSurface,7位はDynabook,8位はThinkPad等々の感じだった。そろそろ名越の原江(祓い)の儀式。The Beatlesの"A Hard Day's Night"(1964)の不協和音ギターコードで知られるイントロ部分を数学で解明した論文が発表されていた。14時からインディペンデンスリーグ2023(関東)1部Dブロック対中央学院大学U-22A戦@立正熊谷Cサッカー場。前半は0-0。後半10分:FW新井成志郎(地球4年)+(Asst・DF長塚陽(DS2年)),後半14分:MF田原瑠衣(DS1年) ,後半19分:MF伊藤聡太(DS1年)の3-0で勝利


25日 ワグネルの話が速報的に流れていたけど,すぐさま止めたような話も出てきた・・・。ふたご座のPrigozhina氏は何を考えているんだろうか・・・。今日は11時からサッカー部はアミノバイタルカップ4回戦対平成国際大@RKUFF。誰が呟いたの知らないけれど,『牛丼チェーンで「ごちそうさま」と言ってる人は所得が低い』に対して,すぐさま所得が1億は超えるひろゆき氏やYOSHIKI氏等が"自分はご馳走様と言っている"と反応してた。ある人も"金があっても教養がなく,躾をされていない人がご馳走様を言えないのだと思う"と意見を述べてたけど,ボクもそう思う。『なぜ日本の大学はグローバル化できないのか、「英語で授業」の勘違い』について,英オックスフォード大・苅谷剛彦教授が日経記者と対談していた。母国語で書かれた学術的な研究や著書の蓄積という点で欧米以外では日本がダントツという事実に誇りをもって,現在の講義スタイル中心の大学教育を即刻止めるべきだろう。11時半からIIARS第2回特別研究会@zoom。休憩中,サッカーの結果を見てみると4-0で勝っていた。得点経過は6分:FW古澤将吾(DS3年)+Asst:MF青島太一(地球4年),77分:MF青島太一(DS)+Asst:DF宮崎海冬(DS3年),86分:DF宮崎海冬(DS3年),88分:FW多田圭佑(DS3年)+Asst:MF川上航立(DS3年)。次は準準決勝。研究会は16時30分過ぎに閉会。多くはMDASHの話題。文系・理系学生でのデータサイエンス教育内容の違いや問題点,「データサイエンス教育」≠「データサイエンティスト教育」,関連資格取得の義務付等も話題に上がった。研究会でプログラミング関係の著作物を30冊以上は上梓されているT先生のご尊顔を初めて拝した。


26日 菅原道真に因んだ雷記念日小笠原諸島が日本に返還された日。岸本葉子先生お誕生日。以前から,思いついた時に直ぐメモしたり,作業したり,は心がけてはいるけれど,最近は直ぐメモ/作業を終えた時に(その前に)何をしてたのか思いだすのに少々時間がかかったりする場合がある。トシだということは無論わかっている。構内で定期的に放送される「・・・マナーの徹底化を図り・・・」という言い方。徹底化の「化」は日本語としておかしくないかい。先日も「何々のDX化」と言葉を用いてて「化」を用いるべきではない指定されている場面に遭遇した。なんでもかんでも「・・・化」と言ってしまう人が増えてきた。授業でのBeamer資料,TeXでの入力ミスが多くて,授業でも訂正が多くなり,毎授業終了後,修正+LMS内の資料更新。トシちゃんだけに疲れる。やはり,こんな事件が起きた。「ChatGPTがでっちあげた存在しない過去の判例をそのまま採用した弁護士に5000ドルの支払いが命じられる」。バカだな,この弁護士・・・。


27日 中野信子氏の新刊『エレガントな毒の吐き方』(日経BP)の元々の書名案は「京都人に学ぶエレガントな毒の吐き方」だったそうだ。中野氏の講演概要を読んでて知った。その中で,京都の人のコミュニケーションについて"京都では、「お隣さんは300年間、隣です」ということもあるわけですね。となると、1回仲が悪くなるととても大変なことになります。つまり、コミュニケーション上の失敗をしたときのコストというのは、江戸とは比較にならないといいますか、相手を敵に回してしまうことのしんどさも比べものにならないわけです。"と狭義の京都人のコミュニケーション上の知恵を語っていた。続けて"特に「本音を言うのはいいことだ」というのがSNS時代の価値観とされていますけれども、そうではない灰色の答えというのがいいものだということを、今、主張する必要があるのではないかと思います。"と語っていた。ボクは以前から「本音」というものについては懐疑的なのである意味納得できる。特に「本音で生きる」という言葉には??を感じる時が多い・・・。仮に本音で生きてることを認めたとしても,その人はこの先本音だけで生きてゆくことはできないことを悟る時が来て,そのときに(ある意味での過去を)静かに自省するのではないか・・・・。ボクの心の中では「本音」の虚しさや懐疑,若さゆえの意気がりを拓郎の"まにあうかもしれない"の「僕は僕なりに自由に振舞ってきたし僕なり生きてきたんだと思う だけどだけど理由もなく滅入った気分になるのはなぜだろう・・・」ともダブルる。「タバコ休憩は給料ドロボーなのか?」という相談への回答が出てた。ボクはヘビー過ぎた喫煙を止めて20年になるけど,非喫煙の相談者にとって,喫煙が「(タバコ)休憩」に見えるだけなのではないか・・・とも思う・・・。ただ,日に4・5箱喫煙してた頃を思い出すと,今ではゾッとする・・・。病院に向かう途中で,昨晩というか今朝がたの東武東上線の人身事故による大幅な遅延を聞いた。森林公園駅への最終到着は2時だったそうで,それから多くのタクシーが都内等へ乗客を送り,タクシー会社の帰社したのが5時。帰宅,睡眠をとり9時からの勤務に再出社・・だったそうだ。頻繁に起きる東上線の遅延。その都度授業に遅れる(東上線利用通学の)学生も可哀そう。遅延証明書もらっても授業理解にとっては意味ないことだし・・。大学も何か嘆願書でもださないんだろうか。13時からアミノバイタルカップ準々決勝対中央大@アピアーズえどりくフィールド。現在前半,26分:MF西田結平(地球4年)+(Asst:FW多田圭佑(DS3年))で1-0も8分後追いつかれ前半は1-1で後半。後半は1-2でリードされるも44分:MF吉野陽翔(DS3年)+(Asst:MF西田結平(地球4年))で追いつき後半は2-2で終え,延長戦へ。延長でも決まらずPK戦。それでも4/1-4/1で決まらずサドンデス。キッカー順はFW多田圭佑,DF西田結平,MF吉野陽翔,DF安食龍成(地球4年)と連続○,DF宮崎海冬(DS3年)で×,SD後MF山本大輝(DS2年)で○となり5-4で勝利。次は30日の準決勝戦(対順大)。第1回大学史料編纂室運営委員会のメール審議が(来週月曜日正午まで)始まる。


28日 先負。バイタル異常。やっと起きられる。こんな生活早く終わりにしたいという気がしないでもない・・・・。今の状態ではそういうわけもいかないしな。オランダのエルミタージュ美術館が本家のエルミタージュ美術館@サンクトペテルブルクとの(ウクライナ侵攻でのロシアとの)関係を嫌って改名をするそうだ。まったく関係ないとは思うけど,シラー種でも代表的なクローズ エルミタージュはどうするんだろう。元プロ野球選手から初の公認会計士となった元プロ野球選手・奥村武博氏の談話を読んでみた。こういった経験について,多くの学生は若い時には−野村ノートに書かれているようなことに−気づかないんだろうな・・と思った。奥村氏の回想に"土岐商の野球部では、日商簿記検定2級に合格することが公式戦出場の条件になっていた。このため「試合に出たい」という一心で、1年生の時に3級、2年生の6月に2級合格を果たした。公認会計士として後に、当時の経験が、現役引退後の公認会計士試験への挑戦につながったという"という話が出てた。指導者や学生には,アスリート後の人生を考える上でのヒントになるかもしれない。最近は食べてないけど,今更ながらに,お好み焼きのルーツは大阪でもなく広島でもなかったという話を知った。元々は東京の浅草付近の屋台で生まれた文字焼だったそうだ。既に今年の2月から全国銘産菓子工業協同組合に加盟する日本各地の和菓子店がそれぞれの趣向を凝らし個性あふれる御菓印を作成して絶賛進呈中だということを知った。京都烏丸一条・とらやの御菓印はいつかもらいに行こう・・・。2023(R5)年度第12回関東大学春季交流大会の最終結果が出てた。立正大はBグループで4位だった。野球部OBで元学生部長の石松明長氏より久しぶりに某件で連絡が入る。コロナ後で,最近は広範囲な自治会役員業務が多忙を極めているとのことだった。夕方から熊谷を含め落雷や大雨の被害等がWebニュースで流れ始め急いで帰途につく人が目立った。


29日 バイタル異常が続く。学校広報ソーシャルメディア活用勉強会の内容に大学では"大学広報"と"入試広報"が分かれがち,各広報の手薄項目等,他問題点等が指摘されていた。本学の大学広報が以前この研究会に参加していたのは知ってたけど,その頃入試広報が参加してたかどうかは知らない。今でも積極的に参加して研修されてるのだろうか・・・。Webニュースでは今日も深夜過ぎから落雷や大雨ご注意のことだった。しばらくパスポートを使用してないけど,『2020年2月4日以降に発行されたパスポートは、身分証明書として使えなくなりました。』ということらしい。基本的にはマイナか・・・。『注目集める滋賀大学「データサイエンス学部」 非IT系企業からも熱い視線』の記事を読むと,多くの企業ではデータサイエンティスト確保は難しいということが背景にあるらしい。ここ2・3年で多くの大学でデータサイエンス教育の環境が整ったけど,(この前の研究会での議論にもあったように)データサイエンティスト教育がなされていない現状を企業側が知らないということなのかな。夜中も自己主張の強い雷。「タクシー運転手さん一番うまい店に連れてって!」の番組クルーが先日森林公園駅前でタクシー乗務員の方々に交渉してたという話を聞いた。条件は乗務員がそのお店に出かけたことがあるということだったらしい。


30日 夏越の祓。サッカー部は15時からアミノバイタルカップ準決勝(対順大)@AGFフィールド。太陽生命ウィメンズセブンズシリーズ2023第4戦花園大会のKUMAGAYA ARUKASのメンバーが発表になり,DS学部からは向井楓葉(2年),農山紗叶(2年),永山風桜(2年),宮波ひなの(2年)の4名が選出されていた。昼前事務室I氏が宅配物を届けに来室。謝謝。夏越の祓いなので,京都の習に倣い,水無月を熊谷市内の和菓子処・かんだ和彩から取り寄せて食す。M氏に依頼して買ってきていただく。『「高齢者は危ないからクルマに乗るな」「老人は免許を返納しろ」という世間の風潮に現役医師(63)が反発する“納得の理由”』を読んでボクも納得。高齢者や障害者,独身者は住宅を借りるのも難しく不動産屋で門前払いが普通だしな。15時過ぎ,宍戸助手来室。アミノバイタルは前半39分:MF山本倖生(DS2年)+(Asst:FW古澤将吾(DS3年))で1-0とリード。そのまま順大を1-0で下し決勝進出。最近,学部階(5階)にもゴキブリが昼間から出歩くようになったらしい。3号館の頃を思い出すと,生ごみのまま(※食べかけの食べ物,飲みかけの飲み物等)ゴミ箱に捨てる人が多くなっているようだ。ゴミ箱に入れるときでさえ,コンビニ袋に入れて必ず締めて(括って)捨てないとゴキブリは直ぐに出てくる。気をつけましょう,皆さん。ここんとこ夜になれば雨。ボクは,東大教授による「高校の偏差値4.5の差 「早生まれの不利」への配慮がない日本」に異論。