2021年10月  ... To live in memories of the lonesome times (I can't stop wanting you) it's useless to say So I'll just live my life in dreams of yesterdays ...  2 3 4 5 6


 1日 代数,幾何学的・組合せトポロジー,物理学,統計学やコンピュータ科学への応用を見込んだ組合せ的ベクトル値構造研究等への卓越した貢献で知られる北マケドニアの数学者ドンチョ=ディモフスキー(Don{\v{c}}o Dimovski),関数解析の研究と解説書で知られ,ブルバキの1人として活躍したフランスの数学者ロジェ=ゴドマン(Roger Godement),難聴を克服し,完全魔法陣の数学的研究で知られ,サッチャー政権で政治顧問ともなりマンチェスター市長に選出されたイギリスの数学者,教育者キャスリーン=チプソン=オルレンショー(Kathleen Timpson Ollerenshaw),代数多様体上の交叉理論,Chow環,Chow群等,代数幾何学の研究で知られる中国の数学者周?良(Wei-Liang Chow),高校教員の後,アドルフ=クネーザーの影響を受け,微分幾何学,解析全般の研究に取組んだラトビアの数学者アルフレッド=アーノルズ=アドルフ=メダース(Alfreds Arnolds Adolfs Meders),グランディ級数や幾何学と水理学での等角航路の研究で知られるイタリアの神父,数学者ルイージ=グイード=グランディ(Luigi Guido Grandi)の誕生日。8時前にB病院へ。前回も雨が降ってた。今回も1番乗りだった。診察も順調に進み,9時半過ぎには大学へ到着。学部コンピュータ室前では,教務補助員H氏と学部事務室S氏が打合せしてた。今日から1クラスを除いて4クラスの2コマ連続の演習授業が対面になるのでトラブル等がないか5時限まで順次巡回。途中授業準備室で教室配当表を確認し,一部誤りを見つけたので,室員に念のため報せ,学部事務室経由で学事課へ連絡。昼休み,非常勤のS先生やW先生が来室。演習雰囲気を伺う。午後,明日の授業の件で浜野俊平氏と数回やり取り。途中,TAのS氏+教務補助員H氏がスマホ用Mapel calculatorをイジっていたので,早速S氏に学生用マニュアル作成を依頼。学生には有用/便利かも。2時間後には届いた。謝謝。



 2日 バーンサイド問題研究上で非可換有限単純群の鈴木群や散在鈴木群の発見で知られるで日本の数学者鈴木通夫(Michio Suzuki),直交多項式や超幾何関数等,特殊関数の研究で知られるハンガリーの数学者アーサー=エルデリー(Arthur Erdelyi),双四元数代数を特殊相対性理論への応用したことで知られるアイルランドの数学者,数学物理学者アーサー=ウィリアム=コンウェイ(Arthur William Conway),平面代数曲線や四元数の研究で知られ,ロンドン数学会会長も務めたイギリスの数学者ジョン=ジェームズ=ウォーカー(John James Walker)の誕生日。「Siriが言うことを聞いてくれなくなる問題が発生か,目の不自由なユーザーからは悲鳴」との記事。Siriにも一丁前に反抗期があるのか・・・。某先生,いつものように昨晩から徹夜してたらしい。きっと生活スタイルが深夜型なんだな・・・。ひょんなことから,拓郎のペニーレインでバーボンを聴いた。昔,原宿/表参道に−多分,ビートルズのナンバーから名付けたんだろう−ペニーレインというバーがあった。その頃,吉田拓郎がそこで森進一に襟裳岬の楽曲を提供したとか深夜に飲んでいるという噂を聞きつけ,友人と数回出かけたことがあった。でも,出会えなかった。出会えて直接お話する機会を得たのは,20数年経ってから,志茂田景樹先生と出かけたとある麻布のお店だった。夜遅く明日の研究会の最終原稿が届く。昔お世話になったK氏より,某サイト引継ぎの件がH大X研究所と順調に話が進みつつあるとの連絡が入った。うまくいきますように。浪人してる頃,当時京大・数のK氏からは浅野−永尾著「群論」(岩波)の手ほどきを受け,永田雅宜先生の素晴らしさを教えて頂いた。


 3日 エルゴード理論,力学系の牽引者として活躍しながらALSで亡くなったアメリカの数学者ダニエル=ジェイ=ルドルフ(Daniel Jay Rudolph),Weil予想,ラマヌジャン予想,ヒルベルトの第21問題等数々の問題を解決し,数学における様々重要な分野での貢献によりフィールズ賞やアーベル賞を受賞したベルギーの数学者ピエール=ルネ=ドリーニュ(Pierre Deligne),日本の統計学創成期に数理統計学研究や統計学/品質管理の製造業への応用研究に貢献し,多くの業績でも知られデミング賞を受賞し,統数研究所長,情報処理学会会長等も務めた日本の統計数学者北川敏男(Toshio Kitagawa),ディオファントス近似等の数論研究で知られるオーストリアの数学者ヴォルフガング=M=シュミット(Wolfgang M Schmidt),実変数の有界連続関数で積分が存在しない例を示す等,解析全般で活躍したカナダの数学者ラルフ=レント=ジェフリー(Ralph Lent Jeffery),コーネル大学から渡加後,カナダ数学界に貢献しカナダ数学会設立に尽力したアメリカの数学者ウィリアム=ロイド=ガリソン=ウィリアムズ(William Lloyd Garrison Williams)の誕生日。F氏から送られてきた共著予定のAXIES2021年次大会発表原稿の内容確認。終了後,大会へのWeb参加申込みを済ませる。早朝,いつも待機してくれているYタクシーは今朝は1台早く出て行った。いつものように迂回して東京駅へ。新幹線車内は登山客グループで先週よりは混んでいた。車中では再び偏相関ベクトルの別計算を確認。熊谷駅からはCタクシーで9時半前に研究室着。途中,学長選挙の掲示物を見た。9時40分からIIARS理事会@zoom。続いて,総会@zoom。久しぶりにzoom越しにお見掛けする先生方を散見。他学会の話題も出た。11時10分過ぎに閉会。11時15分からIIARS研究会@zoom。17時10分に閉会。休憩なしだったので少々疲れたけど,それはカラダで,アタマは疲れなかった。1件15分では物足りず,もっと聞いていたい発表が数多くあった。今回初めて高校生による秀逸な発表もあった。日大・木川ゼミの学生の発表には勉強になるところが多かった。リカレント教育話題で知った経産省の巣ごもりDXステップ講座,マナパスなんかも勉強になったな・・・。


 4日 擬微分作用素,フーリエ変換等,偏微分方程式論の業績で知られる日本の数学熊ノ郷準(Hitoshi Kumano-Go),ORとネットワークの諸問題研究で活躍したオーストラリアの数学者レンフリー=バーナード=ポッツ(Renfrey Burnard Potts),Sister Celine's polynomials等の超幾何関数や線形代数における研究で知られるアメリカの数学者(修道女)メアリー=セリーヌ=ファセンマイヤー(Mary Celine Fasenmyer),幾何学で働いていたルーマニアの数学者でした。彼はルーマニアの微分幾何学学校の創設者ルーマニアの数学者,教育者ギョルゲ=シジェイカ(Gheorghe Titeica)の誕生日。2時過ぎ,AC5階へ出かけ授業資料等準備。某先生は今日も徹夜されていたようだ。8時半,SAとともにKO2シフトの構内コンビニで昼食材を購入。そのまま学部コンピュータ室へ向かい授業準備。しかし,情報システムが管理していた教卓下の鍵類がなく,某操作ができないことが判明。システム課委託職員に数度来室願って某操作が可能となる。これもカードキーにしたらいいのに。で,2教室(544+510)遠隔接続の数学演習授業2時限連続が始まる。Maple操作中心。後半,スマホで無料でできるMaple Calculatorを紹介。無料なので,あくまでもMapleの部分部分集合。授業後,SAの助力を得て授業ログレビュ−作成。2時間半後,WebClassにUP。その後,何人かの先生方が来室。他大学の先生からも何本か長電話が入る。また,eラーニングコンテンツン件で連絡が入り,来週お打合せをすることに。夕方,教務補助員・長谷川氏と次回委員会下打合せ。某担当授業での講演の学生の質問中間ログを拝見。


 5日 偏微分方程式,ボルツマン方程式とランダウ減衰に関する研究等,数理物理学の業績によりフィールズ賞を受賞したフランスの数学者,政治家セドリック=ヴィラニ(Cedric Patrice Thierry Villani),代数的K理論,可換代数や代数幾何学,幾何学的方法による群論や有限単純グラフ上のζ関数の研究等で知られ,アメリカ数学会会長も務めたアメリカの数学者,数学教育者ハイマン=バス(Hyman Bass),ゲーム理論研究で知られ,ナッシュ,ハーサニと共にノーベル経済学賞を受賞したドイツの数学者,経済学者ラインハルト=ゼルテン(Reinhard Selten),25個の頂点を持つすべての平面グラフが4彩色可能であることを最初に示し,クラインの壺に対するヒーウッド予想の反例を示す等,グラフ理論や解析全般の研究で知られるアメリカの数学者フィリップ=フランクリン(Philip Franklin),数学史の分野で知られ,特にギリシャ数学史を専門としたアメリカの数学者トーマス=リトル=ヒース(Thomas Little Heath),ジャコブソン根基,ネーター環におけるジャコブソン予想等,抽象代数,環の構造研究で知られる(ワルシャワ生)アメリカの数学者ネイサン=ジャコブソン(Nathan Jacobson)の誕生日。2時前,AC5階に向かう。facebook繋がらず。2時間ほど経ってから,念のため学部コンピュータ室からアクセスしたけど,やはり接続できなかった。yahooニュースにも出てないんだけど・・・。どうしたのかな・・・。4時過ぎ,世界的な障害か?とのニュースが出てた。yahooにはカタツムリされてたのか・・・。早朝@病院に長電話が入る。S大学S教授より某件快諾の連絡。13時からVPNの件で学内外関係者で打合せ@teams。1時間ほどで終了。某大学図書館長から,毎年図書類に関して文科省補助されている内容について連絡が入る。謝謝。村上先生より出張土産として,石巻蒲鉾萩の月を頂く。アタマが疲れてるところだったので,早速萩の月数個を口に入れる。謝謝。夜になってノーベル物理学賞受賞者が決まる。日本人でありながら米国籍の真鍋淑郎氏90歳。研究費をふんだんに使わなければ研究を進められない分野では海外への頭脳流出が激しい。真鍋氏が渡米された頃は,日本にはコンピュータなどなく,アメリカにしかなかった。コンピュータを使用しての研究は渡米するしかなかったんだろう。それから20年ほど経たボクの学生時代でさえ,大型コンピュータ使用にはTSSで莫大な経費が発生し,利用時間も分・秒単位で制限されてたんだから。特に気象関係は,日本初のコンピュータ,スーパーコンピュータが導入されたのが気象庁であったことからもよくわかる。まさしく1世紀前のリチャードソンの夢だな・・・。


 6日 表現論,数論,保型形式等を専門とし,ラングランズプログラムを提唱する等,幅広い分野での貢献で知られ,ウルフ賞(数学),ショウ賞,アーベル賞を受賞したカナダの数学者ロバート=フェラン=ラングランズ(Robert Phelan Langlands),数理論理学,モデル理論を専門とし,超準解析を創始したことで知られるドイツ出身の数学者ネイサン=ジャコブソンアブラハム=ロビンソン(Abraham Robinson),解析学と偏微分方程式分野で活躍したロシアの数学者セルゲイ=リヴォーヴィチ=ソボレフ(Sergei Lvovich Sobolev),代数学,数論を専門とし,環論においてイデアルの概念を紹介し,また無理数をデデキント切断の観点から再定義したことでも知られるドイツの数学者ユリウス=ヴィルヘルム=リヒャルト=デデキント(Julius Wilhelm Richard Dedekind),ベクトルのロドリゲスの回転公式やルジャンドル多項式の公式でよく知られているフランスの数学者ベンジャミン=オリンド=ロドリゲス(Benjamin Olinde Rodrigues),微分幾何学の研究,特に局所形状特徴付け手法Dupin indicatrixを考案したことでも知られるフランスの数学者ピエール=シャルル=フランソワ=デュパン(Pierre Charles Fran{\c{c}}ois Dupin)の誕生日。2時,AC5階研究室へ。2時46分,岩手県沖で震度5強の地震。途中,Windows update が入り,仕事がしばらくストップ。8時半,構内コンビニへ。店員のK氏の髪型が変わってたので,髪を切ったのかと尋ねると,少し暑いので単に後ろで髪をまとめてただけ・・ということだった。9時からゼミで各自発表。ゼミ終了後,研究室で大学のバリアフリーキャンパスマップを見てたら,悲しい哉,某学部が無視されていた。某学部の方々,気づいていないんだろうか。講演その他でお願いする先生方と種々やり取り。夕方遅く,いつもの床屋S@都内へ寄り,所用の為五反田へ。途中品川キャンパスへ寄ると,構内でシステム課・G氏やT先生等と偶然お会いし立ち話。その後大学を出て,S先生,W先生と天ぷら屋で食事。お世話になった久しぶりの先生方と色々とお話。久しぶりの都内での食事。皆そんな感想だった。気象関係ではホットなノーベル賞話題も出た。W先生は感慨深げだった。てんぷらをコースで食したのは随分と久しぶりだった。それでもマスクがかけたり外したりは面倒。いったん熊谷へ戻る。夜遅く,環境システム学科卒業生で気象予報士のF氏,元・統計学会会長でJINSE代表理事のY先生から連絡が入る。謝謝。


 7日 リュングレン方程式を中心にディオファントス方程式等の数論を研究したノルウェーの数学者ヴィルヘルム=リュングレン(Wilhelm Ljunggren),環論,ガロア理論,グラフ理論,数学史等の研究で知られるノルウェーの数学者オイスタイン=オレ(オール)({\O}ystein Ore)の誕生日。早朝AC5Fを覗くと,ある先生が徹夜されていた。頑張っているなぁ・・・。午前,病院。昼過ぎから,某氏と事務手続きの件でご相談等々。その後,件の資料を整理。15時過ぎ,環境システム学科卒業生でNHK鳥取で気象予報士をされ,現在,桜美林大学航空・マネジメント学群助教を務める藤田友香氏が来室。現在,地球の博士後期課程にて社会人枠で修行中。数学科後輩A大学Z教授令夫人が高校では担任だった縁もある。「トシをとりました」といいながらも元気そうだった。色々と統計学の雑談。現在,大学では気象科目以外にも基礎数学を教えられているとのことだった。数学は面白いと話してくれたことが嬉しかった。また,僕と話しながらでもメモを取る姿勢は社会経験を十分に窺わせるものだった。10時41分地震。少し長かった。


 8日 数学の産業への応用という視点から。特に応用解析の研究で知られるイギリスの数学者ゲイリー=フランシス=ローチ(Gary Francis Roach),トポロジーを専門とし,ハーケンと共に四色予想を解決したことでも知られるアメリカの数学者ケネス=アイラ=アッペル(Kenneth Ira Appel),代数的整数論の研究で知られるドイツの数学者ハンス=アーノルド=ハイルブロン(Hans Arnold Heilbronn),解析学をベースに常/偏微分方程式等を用い,電気工学分野への応用研究で知られるイタリアの数学者アルド=ギゼッティ(Aldo Ghizzetti)の誕生日。昨夜の地震で交通機関の大幅な遅れが見込まれてるようだけど,授業開始関係の学生へのアナウンスはどうなってるんかな・・・。案の定,非常勤の先生からは不満がでてた。さらに,今回は地震の影響もあり大学への到着が遅れることから,非常勤の先生方も授業前に大学へ電話しようとしたら,9時までつながらずホントーに困った・・・と。・・・これも不満を聞いた。僕もいつも思うけど,学生や非常勤の先生対応が不十分。9時にならないと電話に出ないという姿勢は大学ならば止めたがほうがよい。どこかに1本でもつながるようにしたら?その先生には防災非常時用の電話があることはお知らせしておいたけど・・・。昨晩や3.11のような地震の時でも大学は17;45−9:00の外部からの連絡については知らん顔を決めこむんだろうか。浜野俊平氏の回答ビデオをUP。微積演習5クラス,今日も少しずつ拝見。昼,その中のS先生が来室。来週から1コマ分は学部コンピュータ室で授業することに。T先生は今日初めての対面授業で学部コンピュータ室利用だったので教務補助員と共に少し事前説明。横長教室に少し戸惑ったようだった。やはり皆同様に白板を上下に移動できない不満を漏らす。担当した1人でもあるボクのミスもある。メンゴメンゴ・・・。情報文化学会第29回全国大会(10/30)@zoomでの役員会開催時間帯についての件,調整がついた。


 9日 スペクトルグラフ理論,ランダムグラフ等,グラフ理論全般とその応用研究で知られる台湾生まれのアメリカ人女性数学者金芳蓉(Fan Rong K Chung Graham),束論と代数学全般で活躍したカナダの数学者リチャード=アラン=デイ(Richard Alan Day),数値解析や数値線形代数で知られるアメリカの数学者リチャード=バルガ(Richard Steven Varga),数学を化学工学への応用に研究を続けたオーストリアの数学者フリードリッヒ=ヨーゼフ=マリア=ホーン(Friedrich Josef Maria Horn),複素解析を専門とし,多くの数学者についての記事を書いたことでも知られるドイツの数学者ハインリッヒ=アドルフ=ルイス=ベーンケ(Heinrich Adolph Louis Behnke)の誕生日。幾何学的な視点を持たない盲目的な代数計算にハマってしまう。ムダな時間を費やしたようだった。反省だけならXXでもできる。学部で進めようとしている学生の統計検定受験奨励等の件が少し進展。白木教授よりFW出張先から諸連絡入る。15時,創設時から顧問を務める「地球にやさしい会」の環境システム学科3年・S氏が年度諸手続きの件で来室。諸雑務が22時前に終了。


10日 関数方程式に多くの業績で知られるポーランドの数学者マレク=クチマ(Marek Kuczma),ノンパラメトリックにおけるクラスカル・ウォリス検定等で知られ,アメリカ統計学会や数理統計学会会長を務めたアメリカの数学者,統計学者ウィリアム=ヘンリー=クラスカル(William Henry Kruskal),Mathieu関数やラグランジュ多項式の研究で知られるイギリスの数学者,弁護士アンドリュー=ホワイト=ヤング(Andrew White Young)の誕生日。早朝,熊谷の寓居と都内の自宅を往復。9時過ぎに研究室着。新幹線車内は緊事宣の時期よりは点在が目立つ。昨日の計算,幾何的視点で攻める。午後蕨変電所での事故により交通機関に大幅な遅延が出たとのことだった。早朝の移動でよかったナ。


11日 表現論,およびリー群論において基本的な業績をあげたことで知られるインド出身のアメリカの数学者,物理学者ハリシュ=チャンドラ(Harish-Chandra),アルフ不変量,1次元マコーレー半局所環の特別な場合として知られるアルフ環,局所類体論でのハッセ・アルフの定理等,トポロジー研究から他領域への多くの影響を与えたトルコの数学者カフィット=アルフ(Cahit Arf),ハール測度等,位相群,解析分野での研究で知られるハンガリーの数学者アルフレッド=ハール(Alfred Haar),フラクタル概念の萌芽の一つともいわれる国境線測量手法の違いに気づき,気象予報へ数学の応用というリチャードソンの夢を追いかけたイギリスの数学者,物理学者,気象学者ルイス=フライ=リチャードソン(Lewis Fry Richardson)の誕生日。授業でフラクタルの話をするときには,いつもこのリチャードソンの話から始めていた。7時半から,SAと共に仕様コンピュータ教室のアルコール消毒清掃。8時半前には終わり,KO2シフトの構内コンビニへ。K氏より,近々カップスターも入荷予定と伺う。8時半前から学生も徐々にコンピュータ教室へ入室。13時,N社・T社長来室。途中からW先生も同席されて種々お話。白十字のお菓子を頂き,W先生,事務室,教務補助・T氏とで分ける。謝謝。午後,調べもので時間を費やす。ドラフト12球団指名選手が決まる。本学の選手はかからなかった・・・。


12日 コンパクトリーマン多様体のラプラシアン固有値におけるミナクシサンドラム・プレイエルゼータ関数を導入したインドの数学者サブバラミア=ミナクシサンドラム(Subbaramiah Minakshisundaram),ガウス・ディリクレの類数公式の新証明を発見する等,数論で活躍したラトビアの数学者アーネスト=フォーゲルス(Ernests Fogels),非線形微分方程式分野を専門とし,それらを力学,電気技術,静電ポテンシャル,非線形振動へ応用することに貢献したブルガリアの数学者ゲオルギ=デルチェフ=ブラディスティロフ(Georgi Delchev Bradistilov)の誕生日。各大学野球部でも現役学生のアナリストが誕生しているようだ。本学の野球部ではどうなんだろう。まだのようだけど。野村監督からID野球の薫陶を受けてるはずの監督なんだけど・・・。マネージャとは別にアナリストを置いたほうがよいのでは。「20年間ソフトウェアエンジニアとして働いて学んだ20個のことをまとめ」という記事があった。SEに限ったことでもないようなところもあったけど,大体はタメになることを書いてあった。ここ数か月毎日,twitterでその日が誕生日の数学者を数人ずつ紹介がてら呟いている。今日のラトビウア人数学者のErnestsの所をアーネストと読んでいたら,あるラトビア人の方から「エルネスツ」ですねと呟かれた。ご指摘ありがとうございます。謝謝。


13日 有限単純群の最も重要な定理(奇数位数であればすべて可解群である)をウォルター=フェイトと共に証明し,また極小単純群の分類を完成させ,フィールズ賞,ウルフ賞(数学),アーベル賞等数々の賞を受賞したアメリカの数学者ジョン=グリッグス=トンプソン(John Griggs Thompson),結び目理論の先駆者であり,その研究が群論に大きな影響を与えたドイツの数学者クルト=ウェルナー=フリードリッヒ=ライデマイスター(Kurt Werner Friedrich Reidemeister),n次元多様体の不動点定理の研究等,主に幾何学とトポロジーの基礎分野の研究で知られるドイツの数学者ゲオルク=ファイグル(Georg Feigl),近代的な篩法・ブルンの篩や双子素数に関するブルンの定理等の解析的整数論研究で知られるノルウェーの数学者ヴィーゴ=ブルン(Viggo Brun)の誕生日。日蓮聖人お会式。20年ほど前(2003年度)までは大学休校日だった。朝4時過ぎ,AC棟5階へ。某先生は徹夜されていた。研究室でしばらく作業。その後,雨中の品川校舎へ出かけ,EP委員会。この委員会だけはオンライン/zoomではできないのが残念。ITセキュリティをしっかりすれば問題ないだろうけど。お金がないんだろう。13時過ぎに研究室へ戻る。今日10月13日はさつまいもの日なのだそうだ。川越いも友の会が「栗よりうまい十三里」で命名されたそうだ・・・。どこまで広がるだろうか・・・。


14日 微分幾何学や調和解析などを専門とし,メキシコ数学会創設,数学研究交流等メキシコ数学界興隆に大きな影響を与えたメキシコの数学者アルフォンソ=ナポレス=ガンダラ(Alfonso Napoles Gandara),ジュゼッペ=ペアノの弟子として記号論理学を学び,数理論理学の普及に努めたイタリアの数学者,論理学者アレッサンドロ=パドア(Alessandro Padoa),極小曲面に関するプラトーの問題でよく知られているベルギーの数学者,物理学者ジョゼフ=アントワーヌ=フェルディナン=プラトー(Joseph Antoine Ferdinand Plateau),三角形でのシムソン線等,古代ギリシアの幾何学の研究で知られるイギリスの数学者ロバート=シムソン(Robert Simson)の誕生日。事務室嘱託のN氏が2週間ぶりに復帰。事務室に復帰祝いのワッフル差入れ。DS学部サーバ更新の件で先日の授業を感染症罹患による自宅待機でお休みされていた学生が公欠届提出で来室。この授業では初めてのケース。僕のミスで欠席していたとは知らず出席としていた・・・。15時,ゼミ生来室。多くの雑務は明日早朝に・・となった。情報文化学会役員会の連絡入る。東大大学院・酒井邦嘉教授等が脳活動をMRI装置で測定し「紙の手帳の脳科学的効用について」の中で,覚えやすいのはスマホより紙であると発表している。たしかにそうだと思う。デジタル資料が送付されても実際はそれをプリンタで印刷して読むし,メールでも長文にわたるものは印刷して読む。作成文書もやはり印刷して校正したりする。きっと記憶構造もそういうものなんだろう。好むと好まざるに関わらずIT社会を生きてゆかないといけないボクらは,この辺にも気を遣って生きてゆかないといけない。50年前の詩人・寺山修司の言葉「書を捨てよ,町へ出よう」は「スマホを捨てよ,書を携えノートを書こう」となる。NTTドコモの通信障害発生。ドコモは「障害ではない」として,この点に関してはお詫びの言葉がなかった。こんなことでいいのだろうか。前もってシステム規制をかけているのであれば,ユーザにその旨説明しておくべきだと思う。ドコモを前提にシステムを組んでいる中小企業にとっては−場合によっては甚大な被害を被る−大問題だな。研究室不在時,高村弘毅元学長が来室されていたと書置きがあった。すみません。


15日 オール(Ore)拡大,超局所解析等,主に非可換環を中心の研究で知られるルーマニアの女性数学者エレナ=ウェクスラー・クラインドラー(Elena Wexler-Kreindler),群論においてリーダー的研究者であったドイツ生でオーストラリアの数学者ベルンハルト=ヘルマン=ノイマン(Bernhard Hermann Neumann),自由群にけるニールセン・シュライアー定理,代数曲面の自己同型等研究で活躍したデンマークの数学者ヤコブ=ニールセン(Jakob Nielsen),測地線測定処理で巧妙な方法を考案,コレスキー分解等,死後に業績評価されたフランスの陸軍士官,数学者アンドレ・ルイ=コレスキー(Andre-Louis Cholesky),楕円関数論,群論,数学史に取組み,アインシュタインの学位論文審査を務めたことでも知られるドイツの数学者ハインリッヒ=フリードリッヒ=カール=ルートヴィヒ=バークハルト(Heinrich Friedrich Karl Ludwig Burkhardt),楕円関数と微分方程式の研究に取組み,ヘルムホルツとヤコビの伝記を著したことでも知られるドイツの数学者レオ=ケーニヒスベルガー(Leo Konigsberger),ストラスブール大学の応用数学の教授を務め,代数学,幾何学,解析学,力学の教科書を著したことで知られるフランスの数学者ピエール・ジョゼフ・エティエンヌ=フィンク(Pierre-Joseph-Etienne Finck)の誕生日。8時過ぎ ,非常勤講師室へ出かけ,S先生とお話。この部屋は8時半にならないと空調が入らないそうだ。不親切な大学だと思う。夏の早朝から暑い日,冬の寒い日,もうすこし気を遣ってあげたら・・・。。8時半,KO2シフトの構内コンビニへ。Kさんからカップスターが入荷したと知らされ早速購入。同じサンヨー食品のしょうゆ味も同じだと思うんですけど比べてみてくださいと勧められ一緒に購入。9時,高村弘毅元学長が名誉教授室にいらっしゃるというのでご挨拶に伺う。これから今期で退任される富岡清・熊谷市長との面会予定が入っているとのことだった。少し痩せられたもののお元気そうだった。昼,非常勤で授業合間のW先生とS先生が来室。授業感想をお伺いした。14時過ぎ,東武東上線が人身事故で現在不通なので4時限目の授業に間に合わないかも・・・と某先生から連絡が入った・・・。その後,学事に連絡しようかな・・・寸前,動き始めたと連絡。タクシーで向かうと。後で聞いてみるとバカ高いタクシー料金だったらしい・・・。18時前,授業を終えたT先生とEP委員会の件をお話。19時過ぎに大学を出られた。


16日 数学の研究から医学・生物学との交流から数理生物学を専門とし,その分野で栄誉あるベルマン賞を受賞したアイルランドの数学者フィリップ=クマール=マイニ(Philip Kumar Maini),ヤコブサル数(列)等でも知られるが,代数,関数論等の解析学全般,数論等の様々な分野で研究を続けたドイツの数学者エルンスト=ヤコブサル(Ernst Jacobsthal),集合論,特に公理的集合論の中の選択公理について(証明の誤り等があったが)研究を続けたイギリスの数学者フィリップ=エドワード=バートランド=ジュールダン(Philip Edward Bertrand Jourdain)の誕生日。午後,諸打合せ。IIARS全国大会の諸案件が進展。学部別サーバの件で打合せが入ることに。把握できていなかった。大学の森林公園駅行きのバス停では明日限定のダイヤ増便変更が掲示されていた。明日,大学ではオープンキャンパスがあるためだ。大学もこういうときはバス会社に特別補助金を出しているのだろう(下衆の勘繰りかな・・?)。学生や非常勤教員から結構不満を聞いている大学−森林公園駅間のバスダイヤ。5年前に減便改悪されたバスダイヤ。1日限定といわず恒常的なダイヤにしてほしい。


17日 トポロジーで重要な貢献をしたドイツの数学者フリードリッヒ=エルンスト=ペーター=ヒルツェブルフ(Friedrich Ernst Peter Hirzebruch),数理論理学,クラスの概念を公理化したノイマン・ベルナイス・ゲーデル集合論および数理哲学に多大な貢献をしたスイスの数学者パウル=アイザック=ベルナイス(Paul Isaac Bernays),オイラーの孫娘と結婚し,弾性理論,弾道学,静水力学等の研究途中で若くして亡くなったスイスの数学者,物理学者ヤコブ 2世=ベルヌーイ(Jacob (II) Bernoulli)の誕生日。「年を取ると注意力が落ちる」との常識を覆す実験結果があった。そういえば,世の中の常識といわれるものすべていつかは常識ではなくなるな・・・。常識も時間の関数,4時過ぎ,研究室へ。6時Sタクシーへ電話。しばらく繋がらなかった。6時6分やっとつながる。大学に見えたのが6時18分。熊谷駅へ向かい6時33分の新幹線で帰京。自宅へ。所用を済ませ,9時過ぎに熊谷駅着。9時半に大学着。入り口でIDカードを出して開扉しようとすると,気づいてくれた社福事務室のT氏が先に開けてくれた。謝謝。お礼にお菓子をお渡し。研究室へ着くと,すでにオープンキャンパス担当の平田先生や白木先生も研究室で待機されていた。衆院選の政党女性候補が18.4%という数字が出てた。本学の学長も,いつかは女性学長が誕生する日が訪れるのだろうか・・・。IR推進のためには学内情報一元化が必須で,当然,DXを強力に推進する必要がある。東工大がそれに着手したという記事が踊ってた。ところが,本学はその前に,喫緊のITインフラの基盤整備への投資が必要。


18日 シンプレクティック幾何学研究で知られるイギリスの女性数学者マーガレット=ドゥサ=ウォディントン=マクダフ(Margaret Dusa Waddington McDuff),ホッジ構造の分類空間に関するグリフィス理論等,幾何学と代数幾何学の研究で知られるアメリカの数学者フィリップ=アウグストゥス=グリフィス(Phillip Augustus Griffiths),数学を武器にボックス・ジェンキンス法,ボックス・コックス変換,ボックスーベンケン計画等,様々な統計分野で活躍し,また2番目の夫人がロナルド=フィッシャーの娘だったことからフィッシャーの伝記を出版したイギリスの数学者,統計学者ヤコブ 2世=ベルヌーイジョージ=エドワード=ペルハム=ボックス(George Edward Pelham Box),解析を専門とし,グランワルド・マルチンケーヴィッチの定理で知られるがホロコーストで若くして亡くなったハンガリーの数学者ゲーザ=グランワルド(Geza Grunwald),バーンバウム・オルリッチ空間,バーンバウム・サンダース分布,信頼性解析におけるバーンバウムの構造重要度等,関数解析からノンパラメトリック統計学,信頼性工学等で活躍したポーランド系アメリカの数学者,統計学者ジグムント=ウィリアム=バーンバウム(Zygmunt William Birnbaum),多変数複素関数論での擬凸性の導入,リーマン幾何学でのレヴィ・チヴィタ接続,リー群にけるレヴィ分解,その他グルサ問題,偏微分作用素等への簡潔で独創的な貢献で知られるイタリアの数学者エフジェニオ=エリア=レヴィ(Eugenio Elia Levi)の誕生日。1時過ぎ,AC5階へ。研究室と学部コンピュータ室でMaple動作確認等で諸雑務。8時,SA3人と一緒にコンピュータ室のアルコール消毒件清掃。8時半,構内コンビニへ。今朝はO2シフトだった。SAと授業準備の後,9時から2コマの演習授業。受講生が4問皆の前で解答プレゼンした。授業後,SAとともに某学生の質問を受け,しばらく対応。受講生によるある解答プレゼンが納得ゆかなかったようだった。その後,教務補助員H氏と次回委員会議事打合せ・確認。午後,今夜が十三夜ということで教務補助員の方々に月見団子の差入れ。ある先生(♀)が樋口一葉の十三夜のことで,高校時代に男性教員と男性優位価値観で口論した話を呟いていた。十三夜の話題で,僕は時期は異なるがシェークスピアの十二夜を思い出した。20年ほど前の映画でのイモジェン=スタッブスも懐かしい。ゼミ生・A氏に研究室雑務を少し依頼。U社・O氏より明日の打合せ@zoomの件で連絡が入る。夕方,第2回史料編纂室運営委員会の議事録(案)届く。直木賞作家・山本文緒の訃報を今更ながらに知った。「再婚生活 私のうつ闘病日記」では再婚相手の存在感を感じることができなかったことが残念。ご冥福をお祈りいたします。


19日 大学教授の傍ら数学雑誌の編集者を務め,数学のわかりやすい解説などで知られるアメリカの数学者,教育者ドリス=ジーン=ウッド=シャットシュナイダー(Doris Jean Wood Schattschneider),初期ブルバキの1人で,数理解析学,特に平均周期関数の導入および一般化されたシフト演算子の業績で知られるフランスの数学者ジャン=フレデリック=オーギュスト=デルサルト(Jean Frederic Auguste Delsarte)の誕生日。23日の箱根駅伝予選会まで4日。予選会を想定しての練習風景,14名エントリー(3年:伊藤優(大東大一),河南颯汰(流経大柏),坂田陽朗(坂戸西),平松幸記(山梨学院),2年:寺田航大(流経大柏),遠山和希(慶誠),長ア優斗(聖カタリナ学園),西堀伶於(滋賀学園),日向野駿(相洋),山崎颯太(保善),1年DS学部:木實優斗(九州学院),牛崎竜空(大東大一),西川優太(滋賀学園),山本樹(開志国際))の駅伝部も頑張っている。twitterでも応援を呟き始めている。この4月から,変更した学生証等のIDカード,多彩な機能を誇るFeliCa(FCF?)にしたのだから,もっと有益な利用方法を考えたほうが良いと思うけど・・・。もし万が一,使えないような制限ありきのカードだったら,カード規格を変更した意味がなく,ましてDX化推進を文科省から推奨されてることを全く理解もせず意味のないカード規格変更したことになる。午前の打合せ@zoomについて,U社・O氏より連絡。午後,白木教授より明日の教授会,情報システム課と連携をとるはずの(?)学部コンピュータ室関連の確認。教務補助員・H氏より明日のICT委員会資料が届いたので確認他。自分の提出予定資料の作成。JINSE準会員に伴う遣り取りのCCメールいくつか拝見・・・。ステラジアンの$n$次元への(n個のベクトルによる$n$次元角)well-definedな拡張はないものか・・・。


20日 ポアンカレ予想への取組みから性質P予想を提起する等,幾何学的トポロジーや局所連結空間の分野で活躍したアメリカの数学者アール=エイチ(ルパート=ヘンリー)=ビング(R. H.(Rupert Henry Bing),偏微分方程式と多変数関数論の研究で知られるポーランド生でアメリカの数学者ハンス=レヴィー(Hans Lewy),特に相関分析や応用統計(の開拓者)で知られ,F検定の命名,アメリカで最初の統計学部をアイオワ州立大に設立し,また,アメリカ初の統計研究所も設立したアメリカの数学者,統計学者ジョージ=ワドゥル=スネデカー(George Waddel Snedecor),双対四元数,クリフォード代数を用いたユークリッド幾何の研究で知られるロシアの数学者アレクサンドル=ペトロヴィッチ=コテルニコフ(Aleksandr Petrovich Kotelnikov),ルベーグとは独立にルベーグ積分を発見,フーリエ級数・直交系関数の研究で知られるイギリスの数学者ウィリアム=ヘンリー=ヤング(William Henry Young),楕円関数の研究,ロンドン数学会の発展に重要な貢献を果たしたイギリスの数学者チャールズ=ワトキンス=メリフィールド(Charles Watkins Merrifield)の誕生日。上皇后誕生日。T教授のお誕生日。TH氏の誕生日。最近,Gigazineに面白い記事は掲載されてない。2時,AC5階へ。8時半,構内コンビニへ。9時からゼミ。11時から学長候補者(T氏)所信を聞く会@zoom。40分ほどで閉会。12時から学部サーバ設置の件でN社・F氏+M氏+白木教授+水上事務長+情報システム課・K氏と打合せ。対面でお話ししながら資料はzoomで共有・・・と変な感じだった。学部ICT推進委員会。13時半から教授会。16時半から学長候補者(Y氏)所信を聞く会@zoom。40分ほどで閉会。今日は学長候補者の所信を聞く会@zoomが開かれて,どこの学部も忙しいんだろう・・・。


21日 長年,数学レクリエーションに関するコラムを担当していたアメリカの人気数理科学執筆者でスティール賞を受賞したアメリカの数学者マーティン=ガードナー(Martin Gardner),補間理論の研究後,1930年頃から数論に取組み,その中で級数の収束性と特異積分の評価を調べていたイギリスの数学者ウィリアム=レナード=フェラー(William Leonard Ferrar),フェルマー予想を2000以下の素数について調べ,クンマー・ヴァンディバー予想等数論研究で知られるアメリカの数学者ハリー=シュルツ=ヴァンディバー(Harry Schultz Vandiver),クレモナ変換,代数曲線の分類やその射影的性質の研究等,代数幾何学に取組んだイタリアの数学者ジョバンニ=バティスタ=グッチア(Giovanni Battista Guccia),ベッチ数等,代数とトポロジーへの貢献で知られ,理論物理学,特にポテンシャル論と弾性理論についても重要な仕事をしたイタリアの数学者エンリコ=ベッチ(Enrico Betti),モンモールの問題で知られるピエール=レモンド=ド=モンモールとの往復書簡で見て取れる確率論を研究し,叔父ヤコブの大数の法則の上界の改良,サンクト・ペテルブルクのパラドック等で知られるスイスの数学者ニコラウス 1世=ベルヌーイ(Nicolaus (I) Bernoulli)の誕生日。1時過ぎ,研究室へ。学部コンピュータ室で少しMaple計算。サッカー部2年・杉本光希(磐田U-18)氏(GK)がU-22日本代表に選出された。喜ばしいことだ。学内では日東駒専に追いつけという話が出ているけど,20数年前の1・2年間だけだけど,週刊誌で取り上げられ,日東駒専XXXとその中に立正が入っていた時期があった。日東駒専と立正の違いは何か,日東は昔から理工系が普通にあり,駒も医療技術科学部の理系(入試科目:数学物理外国語)があり,専はネットワーク情報学部(教員免許:数学・情報)の理工系があり,すでに文・理の核を持てうる総合大学を目指している。立正には未だに理工系学部がない。先ずその違いや遅れを明確に認識するところから出発しないといけない・・・。そして素早く実行に移すことだ・・・。午後,ゼミ生W氏が学会発表論文の件で来室。1時間ほど検討。C大・U教授よりIIIAR事務局に法務局提出文書の件で連絡が入る。急がねばならないようだった。静岡大元副学長が学生らに「新型コロナは嘘,ワクチンは殺害兵器・・・」という陰謀論を語ったメールを受講学生に送り付けていたとのことだ。大学は口頭注意で済ませたとのことだけど,あらためて学生へのナンらかのナンとかが必要だった気がする。KAGRAでは重力波検出が事実上不可能らしく,プロジェクト遂行でノーベル賞受賞者を巻き込んでもめている。日本の宇宙物理科学技術が本当に遅れているのか,海外に比してわずか200億弱予算しか投資しなかった政府・文科省が研究を弱体させたのか,その辺はよくわからないけど,もめさせる強引なKAGRA牽引の背景には研究継続のための予算獲得に必死になってる研究者姿勢が見え隠れする・・・。あるセンターから研究室に電話がかかってきた。音声ガイドで衆議院選挙のアンケートをされた。熊谷キャンパスが埼玉12区(?)なのか,12区を想定しての質問だった。僕は都内の選挙人なのでテキトーに回答した。


22日 群の昇中心列と体の拡大との関係を研究する等の抽象代数だけでなく,群論研究のためのコンピュータ代数開発にも貢献したロシアの数学者アレクサンドル=イワノビッチ=スコピン(Alexander Ivanovich Skopin),ロシアでのリレー式コンピュータやAI開発に貢献し,また数値積分におけるガウス・クロンロッド求積法等で知られるロシアの数学者,コンピュータ科学者アレクサンダー=セメノビッチ=クロンロッド(Alexander Semenovich Kronrod),ロジャー・ファインの恒等式等,超幾何級数の研究で最も知られるアメリカの数学者ネイサン=ジェイコブ=ファイン(Nathan Jacob Fine),ファイバーバンドルの理論創始者の一人で,シンプレックスのファイバー空間が自明であるkとを示し,トポロジーと微分幾何学の研究で知られるフランスの数学者ジャック=フェルドバウ(Jacques Feldbau),チョウラ・モーデルの定理,チョウラ・セルバーグの公式等,数論を専門として活躍したイギリス生まれのインド系アメリカの数学者サーバダマン=チョウラ(Sarvadaman Chowla),有理型関数値の分布に関するネヴァンリンナ理論を完成する等,複素解析を専門とし,国際数学連合の総裁も務めたフィンランドの数学者ロルフ=ヘルマン=ネヴァンリンナ(Rolf Herman Nevanlinna)の誕生日。産総研が提供してる都市域の地質地盤図を見てみた。住んでるとこは一応高台で安心してんだけど,やはり自然堆積物上なんだから地震で危ないことに変わりはない。津波水位上昇時避難の時間が稼げるくらいかな・・・。3時半,研究室へ。朝方小ぬか雨。9時前,数学演習担当のS先生,SAと授業事例についてお話。午後,所用その他で依頼事項打診で学事課・菅野課長のところへ。諸事情は理解したけど・・・っていう感じ。メールボックスでAmazon発注の機械学習関係諸書籍数冊を受取って研究室へ戻る。白川教授より授業招聘講師の件でいくつか連絡入る。謝謝。環境システム学科・青木和昭先生が統計検定の件で来室。まずは学科での準会員校手続きをお勧め。夕方,明日のオンデマンド授業の件で信州大・鈴木治郎教授よりファイルが届く。謝謝。DL後,授業支援室へ。授業支援室の某氏は「鈴木教授の声はいい声ですね。癒されますね。」。18時過ぎ,ここ2か月くらいの計算案件にケリがつく。計算過程をTeXで残しておくことに。これで悩ます計算の一つが消えてくれた。


23日 山辺問題を解決する等,微分幾何学を専門とするアメリカの数学者リチャード=メルヴィン=シェーン(Richard Melvin Schoen),微分方程式論,トポロジー,準周期関数の研究で知られるラトビアの数学者ピアース=ボウル(Piers Bohl)の誕生日。箱根駅伝予選会。本学はどこまで頑張れるだろうか・・・。朝2時過ぎ,いつものように,某先生が昨晩から徹夜されているようだった。東武東上線の7時前の人身事故で予定が狂う。第98回の予選会,本学はいまいち振るわなかった。駿河台大は10年目で叶ったけど,本学は第100回本選出場をさらに目指して頑張ろう!13時半から全学協@zoom。終了後,14時から始まっていた高校同窓会(関東支部)@zoomへ。途中,一旦退室して,別打合せ@zoomに。打合せ終了後,同窓会へ戻る。すでに同期別のブレイクアウトルームが始まっていた。C大S先生が来室されたけど,ボクのzoom姿をしばらく見やって帰宅された。メンゴ。サッカー部杉田監督のメール配信では,関東リーグ1部降格の心配が伝えられてきた。


24日 有限次元C-$^*$環の帰納極限や作用素環論及びその物理学への応用等,数理物理学の研究で知られるノルウェーの数学者オラ=ブラッテリ(Ola Bratteli),形式言語,組合せ論,半群論の分野で活躍したフランスの数学者,医師マルセル=ポール=シュッツェンベルジェ(Marcel Paul Sch{\"{u}}tzenberger),ヒルベルトの第7問題を解決,(互いに独立に示した)ゲルフォンド・シュナイダーの定理で知られ,数論,解析関数,積分方程式,数学史等幅広く活躍したソ連の数学者アレクサンダー=オシポビッチ=ゲルフォンド(Aleksandr Osipovich Gelfond),数値解析,特殊関数論を中心とした研究の他,天体力学,応用数学,物理学史にも取組んだイギリスの数学者エドマンド=テイラー=ホイッテーカー(Edmund Taylor Whittaker),偏微分方程式に対する重要な研究で有名だが,代数幾何学の研究(代数曲線・曲面での特異点研究等)でも知られるウクライナの数学者ゲオルギー=ユーリ=ヴァシロビッチ=ファイファー(Georgii Yurii Vasilovich Pfeiffer),有限群の表現論におけるマシュケの定理等,群論と微分幾何学の研究で知られるポーランド生でドイツの数学者ハインリッヒ=マシュケ(Heinrich Maschke)の誕生日。大学では入試。いつものように研究室で仕事した後,Sタクシーで熊谷駅へ向かい,帰京。自宅で所用を済ませ,9時半前に大学着。各学部の先生方が入試会場へ向かっていた。夕方前には入試も終了。環境システム学科でのゼミ2期生・三浦一城氏から今日から1週間仕事で都内に滞在するとのことで連絡が入る。どこかの日程で,もうひとりの2期生・小澤伸二氏とも一緒に会うことに。学部コンピュータ室の件で早急に解決すべき種々案件が入る。


25日 解析を専門とし,極小曲面やリーマン多様体の調和写像等の研究で知られるアメリカの数学者ジェームズ=イールズ(James Eells),フォードの円と呼ばれるファレイ数列の幾何学的解釈,数学テキストの執筆等の他,アメリカ数学協会長を務め(後に,フォード賞が設置される),月刊誌 American Mathematical Monthly 発行への貢献で知られるアメリカの数学者レスター=ランドルフ=フォード(Lester Randolph Ford),体K上の代数方程式f(x)=0が代数的に解けるための必要十分条件はf(x)のガロア群が可解群となるという所謂ガロアの定理を示し,発見的群論を創始したフランスの夭折・数学者,革命家エヴァリスト=ガロア(Evariste Galois),ウェアリングの問題に貢献し,円周率の無理性の初等的で簡潔な証明(天書の証明といわれる)を与えた,数論を専門としたカナダ系アメリカの数学者イヴァン=モートン=ニーベン(Ivan Morton Niven)の誕生日。2時過ぎ,AC5階へ。研究室と学部コンピュータ室でMaple動作確認等で諸雑務。8時,SA3人と一緒にコンピュータ室のアルコール消毒件清掃。8時半,構内コンビニへ。今朝はO2Kシフトだった。SAと授業準備の後,9時から2コマの演習授業のはずだった・・・。演習の途中,体調が悪くなり,保健室の村田氏に血圧等も測って頂き,相談の上,白木教授+浅野課員とともにA病院へ。検査の結果,ICUで点滴そのまま入院。


26日 


27日 


28日 


29日 


30日 


31日