2021年 4月  ... those were the days my friend...we thought they’d never end ...  2 3 4 5 6


 1日 入学式。フランスの女性数学者でフェルマーの最終予想の解決に向けて著しい結果をあげていたとされ,現在,数学基礎論を研究するフランスの数学者に名誉を与えることを目的として毎年ソフィー・ジェルマン賞がソフィー=ジェルマン財団(後援:フランス学士院)から贈られているマリー・ソフィ=ジェルマン,確率論と数理統計学が交差するところで研究を続けたリトアニアの数学者ブロニウス=グリゲリオニス,タイプIIIの因子の一般的な分類と構造定理を示し,C$^*-$代数の理論の一般的な葉層構造および微分幾何学への適用等でフィールズ賞を受賞したフランスの数学者アラン=コンヌの誕生日。8時半,事務室へ出かけ伊勢崎部長にご挨拶。その後,事務室に来室された五味広報課長と共に5階のコンピュータ教室へ。木川助教と共に情報システム課・澤村氏と電話でやり取りしながら再度確認。五味課長が仕事で退室された後,白木教授,木川助教,三島助教とともに確認した後,研究室へ戻る。しばらくして,ボクも曾って在籍していた経営学部から他大学へ異動されて,今回の新学部で再び一緒に働くことになった伊藤教授が来室。10数年ぶりにご尊顔を拝見。12時から,臨時教授会。辞令を頂く。13時終了。その後全員で集合写真撮影。13時半からグループごとにHP用個人写真の撮影(個人,授業風景等)14時前に終了。15時過ぎから,5階コンピュータ室内覧に学長室,局長,部長および各学部長等が見え10分ほどのデモンストレーション。16時半過ぎ,環境システム学科に新しく着任された吉田先生+松本先生がご挨拶でわざわざご来室される。10分ほどお話。その後事務室へ。所用と雑談を済ませ,再び5階のコンピュータ室でシステム課・澤田氏+広報課・羽鳥氏とお話。Yahoo!でインターネットの歴史を公開していた。誕生日は1969年10月29日,同年ARPANET(4ノード)が生まれ,日本でのIPアドレス割り当てが開始されたのが1989年2月1日,1993年郵政省がインターネットの商用利用を許可,同年7月HTML(ver.1.0)が公開,同年11月本学が利用しているIIJがインターネットサービスを開始等々・・・。



 2日 ガイダンス日。Googleの本社の愛称「Googleplex」は1920年年代に誕生したといわれる数の単位googolpleに因んでいるが,それを誕生させるきっかけを作った数学者エドワード=カスナー,専門は整数論で単項化や分岐理論など類体論の発展に多大な貢献をされ紀寿を全うされた日本の数学者弥永昌吉,変分法と偏微分方程式の分野で活動し,フィールズ賞を受賞したイタリアの数学者アレッシオ=フィガッリ,ZFCと連続体仮説の独立性を証明しフィールズ賞を受賞したアメリカの数学者ポール=コーエンの誕生日。早朝B病院へ。早く受付をするためにタクシーで向かう。それでも2番だった。内容の変わった薬代がいつもより異常に高かった。しかし,今日に限って診察開始時間がいつもより20分遅れだった。医師の遅刻か?大学にやはりタクシーで戻ると10時2分過ぎ。10時から始まっている学部ガイダンス・その1へ。10数分遅れて出席。12時に終了。その後事務室へ。昼休憩の後,13時半から学部ガイダンス・その2。14時半からSA制度について少しだけお話。学生必携ノートパソコンの説明は意外と時間がかかって大変そうだった。1時間は優にかかるな・・・。来年度に向けてスケジュール上の課題。統計質保証推進協会より2021年度のJINSE版統計検定についての連絡が入る。


 3日 解析学における先駆的な業績で知られ,微分方程式の解法として有効な演算子法(ミクシンスキーの演算子法)や畳込み代数等を発展させたポーランドの数学者ヤン=ミクシンスキー,関数解析のソビエト学派の主要な人物の一人で数理物理学から発生する作用素論,モーメント問題,古典解析,表現論でも著名だったソ連の数学者マルク=グレゴリエヴィッチ=クレイン,ドイツ出身のアメリカの数学者で数論(分割数公式やデデキント和の相互法則等)と解析学(ラーデマッハの定理等)の研究で知られるハンス=アドルフ=ラーデマッハの誕生日。身の周りの片づけをしていると,あるPWが分からなくなり,知っているであろう人にも連絡するもわからず困った状態に・・・。新学期に向けてのいろんな準備をノート書き出し整理してみた。はっきり言って殆どが準備できていないことが分かり,・・・焦る。やはり秘書バイトを探さねば・・・。数学演習担当の非常勤の先生から要望を受けていたMaple利用,ナンとかリモート利用できるようカナダ本社に掛け合ってくれてるみたいだった。謝謝。


 4日 15歳の時にリュカ数列による素数判定法を考案し,フィボナッチ数列の研究で知られる(フィボナッチ数列の一般化であるリュカ数列は彼に因んで名付けられている)フランスの数学者フランソワ=エドゥアール=アナトール=リュカ,多元環のパース分解,冪等や冪零の用語の導入や統計における外れ値への問題提起やパース基準も提案し,その研究が世界クラスと認められた最初のアメリカ人数学者/統計学者ベンジャミン=パース,カラビ予想を解決し,一般相対性理論の正値質量予想,モンジュ・アンペール方程式等の進展にに貢献した香港出身のアメリカの数学者丘成桐,アメリカ女性数学者協会初代会長で統計学応用についてのエリザベス=スコット賞を受賞したアメリカの女性数学者/統計学者/弁護士メアリー=リー=ウィート=グレイの誕生日。最近指定された薬は眠くなるということだったけど,やはり睡眠時間が以前より長くなったような気がする。久しぶりにX大学S教授から電話がありお話。昨日確認したようにしなければならないことがあり過ぎでアタマが爆発しそう・・・。1年前のようにならなければいいけど。いっそフテくされて横臥してしまうか・・・。再びS教授から新しい追加の電話で少しは元気が出たけど,動き出せない・・・。心配していた後輩H先生から久しぶりに近況が入る。


 5日 アーベル群の一次理論が決定可能であることを最初に証明したポーランドの数学者(数理論理学)ワンダ=モンラック=スミリュー,「数学のおもしろさ(Mathematician's Delight)」等その入門書は世界で幅広く読まれているイギリスの数学者/数学教育者ウォルター=ワーウィック=ソーヤー,フェイバー多項式,フェイバー級数,フェイバー・シャウダー基底,レヴィのC曲線等を導入したドイツの数学者ジョージ=フェイバーの誕生日。早朝から某申請書類の作成。まだ学部教員用のコピー機がないので,非常に,とても不便。学内の各教室座席表を作成するため清掃の始まっていた8時前から2階教室を下見。2階の4教室については草案をExcelで作成して,他の方にも確認した頂き13時半頃確定版完了。今日も伊勢崎学事部長が来校。2階だけじゃなく1階の教室も授業利用することになっていたので1階の大教室座席も確認。その後5階に管財課・N氏が現調に見えていたので,5階の各室の不具合について数か所を説明。種々難しい問題点についても伺うことができた。15時過ぎ,所用で情報システム課へ。丁度,環境システム学科・助教スタッフが3コンピュータ室を遠隔接続で利用する件で打合せに見えていたので,熊谷では最初の経験者として菅野課長と共に説明。今日は,昼間に,T氏にいくつかの作業を依頼できたので少し気が楽になった・・・。ただし今日だけ・・・。


 6日 代数幾何学を専門とし,代数曲線/代数曲面におけるデ=フランキスの定理やカステルヌーボ・デ=フランキスの定理で知られているイタリアの数学者ミケーレ=デ・フランキスの誕生日。14時から学部HP編集に関する講習会@zoom。15時半過ぎに終了。白木教授と事務室で少しばかり打合せ。16時,学内で所用があったというゼミ生・A氏が思いがけず研究室整理のお手伝いに来室。2時間ほどお願いする。謝謝。


 7日 第2次世界大戦中はドイツ軍の暗号解読に従事,戦後,代数的トポロジー,ホモロジー代数,数学教育に取組んだ英国の数学者Peter John Hilton,グラフの代数的連結度(フィードラー固有値)を導入するなど代数的グラフ理論への貢献で知られるチェコの数学者Miroslav Fiedler,ネヴァンリンナの有理型関数の理論の発展に貢献,有理型関数の理論で有名な定理を確立した清水辰次郎の誕生日。9時,今日から学部で教務補助のアルバイト予定のT氏が来校。学部事務室・高橋氏とT氏で手続きその他の打合せ。しばらくして,白木教授が見えたので,5階の教務作業室に場所を移して,環境システム学科で同作業をされている松井氏に来室願って学部教務補助作業のレクチャを依頼。学部コピー機が搬入されていたので,その確認と認証者リストを拝見するとやはり足りなかった。ので,業者にペンディングしてもらった。その後,コンピュータ室でC社導入の授業支援システムを確認。未確認マターがあったので再検証して頂くことにした。次に,学事関係依頼事項で学事課へ。次に情報システム課へ。菅野課長は打合せで不在だったので小林課員に文書を渡して伝言。13時半過ぎ,ゼミ生・A氏が研究室内整理で来室。謝謝。それでも全体の1/6程・・・。ボクは別室で情報システム課・S氏にT氏のサポート依頼作業立会い。帰り際,F社・A氏+C社スタッフと授業支援システム・その他の件で確認@立ち話。パニくり過ぎて,昨年3月のようになったりはしないかとドキドキしながら作業・・・。TeXで作成した原稿16枚。大量に事務室A氏に印刷製本依頼。夕方近く,依頼案件1件が完了したと菅野課長から電話。1つ安心。その後,まことに残念なお知らせが届く。


 8日 卿から授業が始まる。エルデシュ・ウィントナーの定理で知られ,確率的整数論(probabilistic number theory)の創始者であるアメリカの数学者Aurel Friedrich Wintner,ワイル群におけるブリュア順序,ブリュア分解やシュワルツ・ブリュア関数等,代数群を研究したフランスの数学者François Georges René Bruhat,可換代数,代数幾何学,トポロジーを研究分野としスティール賞を受賞したアメリカの数学者David Eisenbudの誕生日。教務補助員T氏とH氏と白木教授と共に少し打合せ。彼らにコピー機利用認証は事務室・A氏にお願いしてOKとなった。後はコンピュータ周りの彼らの認証等。まだ時間がかかりそう。事務室に出かけると新しい名刺が出来上がっていた。今日の情報システム課は(何故か?)慌ただしかった・・・。


 9日 「標数0の体上の代数多様体の特異点の解消および解析多様体の特異点の解消」でフィールズ賞を受賞した日本の数学者・広中平祐,ラゲール幾何学を創始し,複素解析の分野で直交多項式(ラゲールの多項式)についても研究を行ったフランスの数学者Edmond Nicolas Laguerre,リー群や微分幾何学に大きな業績を残し,数学界の巨人の一人といわれるフランスの数学者Elie Joseph Cartan,アインシュタインの友人・同級生だったことから,一般相対性理論の発展にはリーマン幾何学が重要あることを彼に説いたハンガリーの数学者Marcel Grossmann,モジュラー表現論の創設者である数学者リヒャルト=ブラウアーの兄でドイツ系アメリカ人数学者(数論)Alfred Theodor Brauer,カナダ数学協会が毎年女性数学者による優れた研究に対し授与しているクリーガー・ネルソン賞の因となったハンガリー生まれのカナダ人女性数学者Cypra Cecilia Krieger-Dunaijの誕生日。朝から研究室の片付け。1/4くらいはできたかも・・・。その後,学部学生カルテ@webclassの作成。元データ入力は途中から教務補助員・T氏に依頼。12時半より,第30回大学等におけるオンライン教育とデジタル変革に関するサイバーシンポジウム「教育機関DXシンポ」に参加。競合するであろうM大学DS学部からも公募発表があった。『大学でのインフォーマルなオンライン交流会の試み:「夜ふかしRemo会」の開催』。14時55分に退室。15時から,友永教授と渡瀬講師とでご担当して頂く授業の件で打合せ@zoom。話の中で,3月3日付・文科省「数理・データサイエンス・AI教育プログラム認定制度(リテラシーレベル)」の話が出た。3年前から分かってたことなのに,未だに本大学は応募もできない状態・・・。情けないにもほどがあろう・・・。16時10分に終了。その後,教務補助員の部屋へ。依頼していたデータ入力が16時半過ぎに終わった。謝謝。


10日 数学においてはチルンハウス変換を考案し,ヨーロッパで最も早く磁器化(焼結)に成功したといわれるドイツの科学者・エーレンフリート=ヴァルター=フォン=チルンハウス(Ehrenfried Walter von Tschirnhaus),イギリスのパズル作家・数学者で,日本でも「パズルの王様」シリーズで広く知られているヘンリー=アーネスト=デュードニー(Henry Ernest Dudeney)の誕生日。昨晩着信のあった茶道部後輩I氏に電話した。近況を伺い,I氏の話題はNHKEテレの・SWITCHインタビュー 達人達があるという「今野敏×村木厚子」だった。今野氏は茶道部でI氏の学年1年先輩,ボクの1年後輩,だからいつも今野氏の活躍ぶりが話題になる。因みに村木氏は僕の母校2年後輩。ボクも今野氏のことはいつも気にしてる。熊谷では,熊谷スポーツ文化公園ラグビー場ジャパンラグビートップリーグ2021でのパナソニックワイルドナイツ×日野レッドドルフィンズ戦が行われてた。レッドドルフィンズのボロ負けだった。土佐料理を案内すると約束したままなかなか実現しなかったT先生のご都合がついたので,C大学S先生と3人で,祢保希・丸の内店皿鉢料理を馳走させて頂く。お店のマネージャK氏に無理を言って(17時開店のところを)16時にお店を開けていただき2時間ほど会食。お店には昔赤坂店にいたK氏とのデコボココンビA氏が銀座店から異動してて久しぶりにお話。T先生の時間がまだ大丈夫というので,急いでオーキッドへ出かけ1時間ほど喫茶して帰宅。オーキッドは空いていた。


11日 エリー=カルタンに命名されたフィンスラー空間や初等幾何で様々な定理を導き出したポール=フィンスラー(Paul Finsler),数論/組合せ論を中心に活躍し,モーザの円問題,モーザ・ド=ブラン列,モーザグラフ,モーザ・ランベックの定理等で知られるオーストリア生・カナダの数学者・レオ=モーザ(Leo Moser),「フェルマーの最終定理」を証明し,フィールズ賞特別賞他様々な賞を受賞したオックスフォード大学教授(整数論)・アンドリュー=ジョン=ワイルズ(Andrew John Wiles),フーリエ級数の総和収束法,それに関わるリース平均,タウバー定理を中心に研究を続けたイギリスの数学者・ブライアン=カットナー(Brian Kuttner),群論を20世紀の主要な数学トピックの1つに成長させたイギリスの(特に有限群,可解群が専門の)数学者フィリップ=ホール(Philip Hall),十分統計量の関数で不偏性をもつ推定量は 1 つしか存在しないというレーマン・シェフェの定理やシェフェの方法で知られるアメリカの統計学者・ヘンリー= シェフェ(Henry Scheffe)の誕生日。白木教授からの「WebClassでの契約しているコースが見えない」との電話でWebClassを確認してみた。確かに,本学部のeラーニングコンテンツの設定のされ方がおかしくなっていた。このままでは各授業でうまく使えないことが判明。いまになって思えば,U社担当者もNDP社へのコース申請用紙の書き方が間違えてたんだな。最も影響を受ける授業が明日なのに・・・。確認を怠ってたボクも悪いのかな・・・。その前兆を別のところ(:学習カルテ作成等)では感じていた・・・。その後,白木教授から連絡のあったもう1件についても調査。しばらくして,丁度1か月前の某社からのメール内容を連絡するのを忘れていたためだった。すんまそん。


12日 超越数論に関する(リンデマンの)定理を証明し,円周率が超越数であることを示したドイツの数学者カール=ルイ=フェルディナンド=フォン・リンデマン,統計解析や実験計画法において新しい統計手法:ユーデンのJ統計やユーデン方格等を開発したオーストラリア生まれのアメリカ人統計学者ウィリアム=ジョン=ユーデンの誕生日。仲村トオルのエビオスのCM,ウケた。2時限目,スポーツ系学生の授業。PTを実施。規律正しいビシッとした学生ばかりだと思ってたけどそうでもなく,これは意外だった。1年生ながら東都リーグ出場で1名欠席してた。そのリーグ戦,立正勝利!。4時限目もPT。5時限目は線形代数の演習。最初なのでPPTで説明。講義の授業と内容がダブったようだった。初回なのでMapleは使用せず。ボクが遅れてるのか,もう「おつりって何?」の時代らしい。いつの日か,お金って何?の時代も来るだろう・・・。NHKの論点・視点で竹村彰道先生(滋賀大学データサイエンス学部長)が「視点・論点「データの時代に求められるスキルと人材」と題してお話をされてたらしい。滋賀大学の入試でも利用している高校生対象もある「滋賀大DS-MOOC講座」の宣伝もしっかりとしてたようだ。


13日 集合論,測度論,トポロジー,エルゴード理論等,多岐にわたった研究を行い,実際,モンテカルロ法の考案(名前を付けたのはノイマン),$3x+1$問題(ウラムの予想),グラフ理論でのウラムの予想,(ノイマンが関与していた)セル・オートマトンの分野の創始,自然数を渦巻状に並べた際の素数のパターン「ウラムの螺旋」の発見等でよく知られているポーランド出身のアメリカの数学者スタニスワ=マーチン=ウラム(Stanislaw Marcin Ulam),フィールズ賞委員会委員長も務め,代数幾何学イタリア学派の影響力あるリーダーでもあったイタリアの数学者フランチェスコ=セヴェリ(Francesco Severi),微分方程式の特異解や$c-$及び$p-$判別式関係と曲線群の不動点との関係要因等の研究で知られるイギリスの女性数学者エイダ=イザベル=マディソン(Ada Isabel Maddison),シュレミルヒ関数,シュレミルヒ剰余項(もしくはロッシュ・シュレミルヒの剰余項),ベッセル関数,連分数等の研究で活躍したドイツの数学者オスカー=クサーヴァ=シュレミルヒ(Oscar Xaver Schlömilch)の誕生日。データサイエンティスト協会が「データサイエンティストのためのスキルチェックリストとタスクリスト」を無料で公開していた。3時限目から,ゼミ生・A氏が研究室の諸々整理お手伝いに来室。謝謝。木川助教と学部内ネットワークアンケートの件で相談。16時過ぎ,大学数学科後輩のK先生が事務室A課員の案内で来室。2期に担当して頂く演習授業の件で相談を受ける。


14日 散在型単純群の一つであるヒグマン・シムズ群を発見した群論研究で知られるアメリカの数学者チャールズ=コフィン=シムズ(Charles Coffin Sims),離散数学(群論,組合せ論等)の分野で活躍し,現在パトナム数学大会で最高点をとったカナダの大学生に彼の賞が贈られているアメリカ生まれのカナダ人数学者ネイサン=ソウル=メンデルゾーン無料で公開(Nathan Saul Mendelsohn),サイクロイドの等時性や縮開線や伸開線を発見したオランダの数学者・物理学者・天文学者クリスチャン=ホイヘンス(Christiaan Huygens)の誕生日。1時限目ゼミ@環境システム。1名欠席だった。ゼミの後,1時間ほどゼミで利用する部屋の整理等。よくわからんけど,とにかくとても疲れた・・・。夕方,リメディアルや補習の件で相談が入る。よく言われてることだけど,ある意味,中高教育のツケを大学に丸投げしてる気がする・・・,知らんけど。大安らしいことのない一日だった。


15日 18世紀の数学界の中心となり,19世紀の数学(厳密化・抽象化時代)の礎を築き,膨大な業績と,後世の数学界に与えた影響力の大きさから,19世紀のカール=フリードリヒ=ガウスと並ぶ数学界の二大巨人の一人といわれるスイスの数学者レオンハルト=オイラー(Leonhard Euler),必ずしも数学者とは言えないが,作図による無理数の把握についての手稿が残されているルネサンス期のイタリアの科学者レオナルド=ダ=ヴィンチ(Leonardo da Vinci),物理学者・言語学者でもあり,現在のグラスマン代数(外積代数)といわれるものを導入したドイツの数学者ヘルマン=ギュンター=グラスマン(Hermann Guenter Grassmann),量子力学(ボーズ・アインシュタイン凝縮,大偏差原理等)を研究したイギリスの応用数学者ジョン=トレバー=ルイス(John Trevor Lewis),主に近似理論,調和解析などの研究で著名なポール=レオ=ブッツァー(Paul Leo Butzer)の誕生日。私淑するオイラーの誕生日なので,Euler関連について執筆している原稿を少し書き進めた。朝,S先生より昨日ご母堂がご逝去されたとの報せを受ける。謹んで故人のご冥福をお祈りいたします。香典を送ろうと香典袋を買いに学内のコンビニへ出かけるも,ご霊前の袋とご仏前の袋しかなかった。おかしいだろ,一般的に使用できる香典袋がないっていうのは・・・。多分,親会社が売れてないこれらの袋をこのコンビニに押し付けたんだな。14時半過ぎ,ゼミ生・S氏が見えたので簡単な作業をお願いする。謝謝。情報システム課へ出かけ依頼案件の確認とカード類の受領。5階の学部コンピュータ室では早くも新入生が(課題だと思う)利用を始めていた。


16日 楕円関数や天体運行の計算方法を研究し,ピュイズー級数にその名を残しているフランスの数学者ビクトル=アレクサンダー=ピュイズー(Victor Alexandre Puiseux),数論や解析を専門とし,アイゼンシュタインの既約判定法,アイゼンシュタイン級数/多項式に名を残し,ガウスがその才能を高く評価していたドイツの数学者ゴットホルト=アイゼンシュタイン(Ferdinand Gotthold Max Eisenstein),群論を研究対象とし,様々に利用される整数分割で生じるヤング・ダイアグラムも彼のアイデアに由来するイギリスの数学者アルフレッド=ヤング(Alfred Young),エゴン=ピアソンとともに現代の推計統計学の中心的理論を確立し,アメリカで統計学を数学から独立した学問としても確立させたロシア生まれのアメリカの数理統計学者イェジ=ネイマン(Jerzy Neyman)の誕生日。早朝,B病院へ。1番乗りで受付。2番目の方はボクより20分後だった。にも拘わらず診察前の事前検査は3番目だった。さらに診察は10数番後だった・・・。これでは早く出かけた意味がなかった。2番目の方は9時10分には会計を済ませて出てった。チョッと不愉快。大学へ出かけるとAC入口のところに丁度U社・M氏+情報システム課・S氏がいたので,2番目のコンピュータ室整備の進捗状況を伺う。話しているうちに様々な未確認(不具合?)事項がアタマに浮かんできた・・・。少しお遅れ気味で業務というか仕事に取り掛かる。15時過ぎ,日大・木川裕先生が来室。この4月に教授に昇進されたご挨拶にということで。先生の甥御さんの木川助教とともに。昇進おめでとうございます。後は名誉教授を目指すだけですね。


17日 4月17日は,群論の位相幾何学や結晶学への応用を試みたドイツの数学者アルトゥール=モーリッツ=シェーンフリース(Arthur Moritz Schoenflies),極座標上の曲線や代数曲面の研究で知られ,月のクレーターにもその名がつけられているフランスの数学者エティエンヌ=ボビリエ(Etienne E Bobillier),ベクトル解析を用いて幾何学,力学,物理学の問題を研究したイタリアの数学者マッテオ=ボッタッソ(Matteo Bottasso)の誕生日。今にも雨が落ちてきそうな曇り空の朝。D病院の後,紹介状を持参してF病院に出かけた。脂漏性角化症で特に心配することはないとのことで簡単な処置をしてもらって病院を出て大学へ。I氏に依頼していた作業を確認。まだまだかかりそうだった。それでも予想よりは早く終了。午後遅く,雨が強めに降り出した。


18日 佐藤超函数,概均質ベクトル空間,D加群の創始者で,超函数と超局所函数の理論,ホロノミック量子場理論,ソリトン方程式の統一理論を含む代数解析学の創造でウルフ賞数学部門を受賞した日本の数学者佐藤幹夫,整関数と有理型関数の逆関数のリーマン面に関する研究リーマン面の研究で第1回目のフィールズ賞を受賞し,複素解析の教科書で世界的に知られるフィンランドの数学者ラース=ヴァレリアン=アールフォルス(Lars Valerian Ahlfors),低次元の古典的な結果の正当な一般化を発見することにより,多次元複素解析の研究を刷新したことへの貢献29歳でフィールズ賞を受賞したアメリカの数学者チャールズ=ルイス=フェファーマン(Charles Louis Fefferman)の誕生日。9時半に地震。少し揺れた。震源は宮城県沖。昼,所用で研究室を出て1階に下りた。で,自室に戻ろうとしたら,持って出たつもりのIDカードはスイカだった。これでは電気錠で閉じられている階の研究室に戻れないし,5階で在室されている他の先生が出てくるのを待ってるわけにもゆかず,結局インフォメーションセンターの守衛さんのところまで歩いた。電気錠用カードを借用して研究室に戻り,今度はIDカードを持参で,再びインフォメーションセンターまで借用した電気錠カードを返却に出かけた。こんな経験は1度や2度ではないけど,AC棟に研究室を移動してからは初めてのことだった。でも,いつかはIDカードを持たないまま出歩いてこんなことが起きるのでは・・・という予感はあった・・・。


19日 多変数解析関数の3大未解決問題を20年の歳月をかけ1人で解決したことで有名,文化勲章受章者である日本の数学者・岡潔,流体力学,空気力学,航空工学,静力学および確率論についての業績を残し,フォン・ミーゼス分布で知られるオーストリア・ハンガリー帝国出身の科学者リヒャルト=フォン=ミーゼス(Richard von Mises)の誕生日。ギリギリまで授業資料の編集作業。9時から10時までT氏に入力作業を依頼。10時半まで,ゼミ生A氏が来室。授業サポートの件の打合せ。2時限目授業。学生証を寮に忘れてくる学生がチラホラ・・・。出席システムにアクセスできなくなるよ・・・。昼休み,WebClass学部専用コースの件で,後30分ほどで当該授業(2回目)が始まるということ(で急ぐこと)からNDP社に進捗状況を直接確認。当該サブ担当者はゼミ卒業生だった。でも,念のため担当者に確認を取ってからということで,しばらく正式回答を待つことに。その後,5時限目迄授業。回答がメールで戻ってきたようだった。研究室へ戻り,白木教授としばし人生譚。


20日 米国数理統計学会会長も務め,優れた教育者でもあったアメリカの数学者・統計学者エドウィン=グレン=オールズ(Edwin Glenn Olds),第2次世界大戦中の不幸な出来事に見舞われながらも,流体力学,応用数学,微分方程式の分野で活躍し,晩年になってもワイルの集積点やスツルム・リューヴィル問題への貢献が注目されたドイツの数学者アーンスト=マックス=モール(Ernst Max Mohr)の誕生日。大学からのバスに乗車して所用で出かけて,いざ帰ろうとすると身分証w」紛失していたことに気づく。しばらく周辺を探した。で,30分間隔のバスにも乗り遅れタクシーで大学へ戻り,インフォメーションセンターの宮崎氏から電気錠カードを借用し,学部事務室で身分証カード紛失届を提出。直ぐ発行してくれなければしばらくはスイカでバス乗車だな・・・。学生はこんなときどうしてるんだろう。紛失した可能性のある駅や駅周辺の交番にも連絡したけど・・・・。学会論文誌への投稿2件相次ぐ。早速査読へ回す。


21日 ワイル和に関するDenjoy-Koksmaの不等式でも知られ,解析的整数論を専門としたオランダの数学者ユルジェン=フェルディナンド=コクスマ(Jurjen Ferdinand Koksma),スプライン関数の発見で知られるルーマニア系アメリカ人数学者アイザック=ジェイコ=シェーンベルグ(Isaac Jacob Schoenberg),類体論における単項化定理への貢献で最もよく知られ,数論を専門としたドイツの数学者フィリップ=フルトヴェングラー(Friederich Pius Philipp Furtwagler),ロルの定理で知られるフランスの数学者ミシェル=ロル(Michel Rolle),代数的トポロジーや微分幾何学を専門とし,シュティーフェル・ホィットニー類や共役勾配法等の貢献でなく,スイスで最初の真空管コンピュータを完成させたスイスの数学者エドゥアルト=シュティーフェル(Eduard L Stiefel),ヒルベルトの23の問題のうち,第9問題と第12問題を肯定的に解決し,類体論の確立に貢献した日本の数学者・高木貞治,ポアンカレ予想が4次元において成立することを証明したことで知られ,フィールズ賞を受賞,今はカリフォルニア大学サンタバーバラ校のMicrosoft Station Qでで量子コンピュータの開発に携わるアメリカの数学者マイケル=フリードマン(Michael Hartley Freedman)の誕生日。隣の学部事務室のX氏,いつも朝が早い。大体7時前には大学に来ているようだ・・・。小松陽介教授から「世界自然遺産 小笠原諸島−自然と歴史文化−」(朝倉書店)を頂く。謝謝。13時半より教授会。14時半過ぎには閉会。初回だからか・・・早い。続いて研究所所員会議。15時過ぎには終了。教務補助員T氏のPC作業進捗状況を確認。2件とも終了していた。X氏とそのプロジェクトが調査したという「文部科学省に届いた「苦情・要望」についての調査」というものがあった。これが間違いなければ,文科省は若干嘘をついて各大学に対面授業を押し付けていたことになる。大学も色々な柵から(文科省に)「でも,それはウソでしょう?」って尋ねるわけにもいかず・・・。


22日 アティヤ−シンガーの指数定理,ゲージ理論の研究などで知られ,フィールズ賞,アーベル賞を受賞したイギリスの数学者マイケル=アティヤ(Michael Francis Atiyah),アイレンバーグ・スティーンロッドの公理で知られるように代数的トポロジーを専門としたアメリカの数学者ノーマン=スティーンロッド(Norman Earl Steenrod),有限群の表現論における研究で知られ,AWM-AMS Noether Lectureで表彰されたインド出身の女性数学者バマ=スリニバサン(Bhama Srinivasan),フェルマー予想に取り組んだことで知られる日本の数学者森嶋太郎,代数関数論と不変式論の研究に取組み,ヘッセ行列式を導入したことで知られるドイツの数学者ルートヴィヒ=オットー=ヘッセ(Ludwig Otto Hesse)の誕生日。NDP社から,明日が創立記念日ということで毎年恒例の金沢の銘菓が届く。謝謝。事務室の方々に召し上がって頂く。新しい身分証が出来上がり,手元に届いた。これでバスにも乗車できる。しかし,紛失した旧身分証はやはりどこからも連絡がない・・・・。コンピュータ室の整備は追込み。D社も普段よりは気持ち遅め迄作業。


23日 複素解析,近似理論,数値解析等,純粋数学のみならず応用数学を駆使した弾性理論にも取組んだソ連の数学者ゲオルギー=ニコラエヴィッチ=ポロジイ(Georgii Nikolaevich Polozii),研究分野は組合せ論,数論,トポロジー等でBehrendの定理とBehrend数列でその名を残し,ナチス・ドイツを脱出し,オーストラリアに定住したユダヤ系ドイツ人数学者フェリックス=アダルバート=ベーレント(Felix Adalbert Behrend),線形弾性波,特異積分,数値解析の分野で活躍し,Hoermander特異積分作用素や擬微分作用素の理論の基礎と発展に貢献したソ連の数学者ソロモン=グリゴリェヴィッチ=ミフリン(Solomon Grigoryevich Mikhlin),偏微分方程式,特異積分方程式,一般化解析関数,弾性殻の数学的理論を専門としたジョージアの数学者イリヤ=ネストロヴィッチ=ヴェクア(Ilya Nestorovich Vekua),方程式における最大値と最小値の研究を行い,導関数の概念がない時代に所謂ハッドのアルゴリズム(重解(重根)や最大値を見つけるための独創的なアルゴリズム)を提案したオランダの数学者ヨハン=フォン=ウェイブレン=ハッド(Johann van Waveren Hudde)の誕生日。サン=ジョルディの日(本の日)。亡父の誕生日。IDカードを新しく受け取ったので,3日前に借用していた電気錠カードをインフォメーションセンターの宮崎さんに返却。南口から乗車したタクシーの乗務員は3年ぶりのMさんだった。互いにマスクをしているので分からなかった。随分痩せたねと言われたけど,それはMさんも同じで,お互い様だった。2週間ほど入院してた時期があったらしい。そういえば,立正大短期大学部を卒業された娘さんはどうされてるだろうか・・・。研究室で先日実施したPTのデータ整理。連日学部コンピュータ室の整備で汗をかいてくれてるD社等の方々にお凌ぎを差入れ。入力ミスが(自分でもキヤになるくらい)ヒドく,授業PPT作成が思うように進まない。3月にA大学B教授の退職記念講演がzoomで行われた。しかし,その後,講演内容に問題ありと受け取った方々がいたのだろう,夕方,B教授から視聴者全員に「・・・不正確な記憶や不適切な表現により,長年ご指導いただいた先輩として尊敬するC大学名誉教授・日本D学会名誉会長(創設者)E先生の名誉を著しく傷つけた箇所があったことを深く反省し陳謝いたします。」という謝罪メールが飛び込んできた・・・。学界とは事程左様に面倒なのである・・・・。現在整備中の学部コンピュータ室でのパフォーマンステストの結果が届いた。全台一斉電源ONでログイン画面表示迄,平均50秒,一斉ログインからデスクトップ画面が表示される迄,平均10秒。昔の立上り迄の3分弱の時代を思えば,CO-CONVのほたてのお陰で随分と早くなった。どこの大学でも難儀しているパソコン立上げ時間の長さ・・・。流石に創業者の実績がモノいってるな。


24日 そのアイデアは数理生態学に応用され,欧州数理生物学会(ESMTB)はOvide Arino賞を2年ごとに授賞している微分方程式を専門としたフランスの数学者オビデ=アリノ(Ovide Arino),ヴェイユと並び代数幾何学に多大な影響を及ぼしたベラルーシ出身でアメリカで活躍した数学者オスカー=ザリスキ(Oscar Zariski),ゲーム理論,確率論,情報理論,ベイズ統計に多大な貢献をしたアメリカの統計学者で数学者デビッド=ハロルド=ブラックウェル(David Harold Blackwell),1786年に極限を表す記法$\lim$の導入,平面グラフにおけるオイラーの公式の一般化,球過量に関するリュイリエの公式等で知られるスイスの数学者サイモン=アントワーヌ=ジャン=リュイリエ(Simon Antoine Jean Lhuilier)の誕生日。病院からタクシーで研究室へ。13時半からほぼ20年ぶりの全学協@zoom。早く閉会。学部事務室へ出かけ,A氏としばらくお話。T大院よりT助教の研究員委嘱承認の回答文書が届いた。謝謝。学内のコンビニへ出かけ,Kさんに月曜の食事分の蕎麦を予約。を18時半過ぎ,学部事務室A氏より,26日(月)は全学休講との連絡が入った。調子狂う・・・。あることを調べていてFBで昔の知人H氏にヒットできた。


25日 23歳でエルランゲン・プログラムを示し,ダフィット=ヒルベルトやアンリ=ポアンカレといった次の世代の数学者に大きな影響を与え,クラインの壺をも考案したドイツの数学者フェリックス=クリスティアン=クライン(Felix Christian Klein),ラプラスによる古典的確率論が中心の当時,公理主義的確率論を確立して現代確率論を創始,位相幾何学の大きな発展にも寄与したロシアの数学者アンドレイ=ニコラエヴィッチ=コルモゴロフ(Andrey Nikolaevich Kolmogorov),エール大学でギブスの現象で有名な物理学者ギッブスの弟子となり,様々な異なる分野で活躍し,ウィルソンの信頼区間を提唱したことでも知られるアメリカの数学者・統計学者エドウィン=ビッドウェル=ウィルソン(Edwin Bidwell Wilson),複素多様体の変形理論に関する研究(小平・スペンサーの変形理論)の後,擬群とその変形理論でも活躍したアメリカの数学者ドナルド=クライトン=スペンサー(Donald Clayton Spencer)の誕生日。明日の授業が全学休講となり,緊張感が少し緩んで,別の書き物に専念。東都野球,駒澤に8-4で勝利。でもまだ最下位・・・。


26日 米国下院の議席を州に均等に配分する方法である数学的アルゴリズム(ハンティントン・ヒルの方法)やブール代数におけるハントントンの公理系で知られ,超数学とモデル理論の分野を研究したアメリカの数学者エドワード=ベルミリエ=ハンティントン(Edward Vermilye Huntington),実験室の事故で視力を失い,生物学上の問題に数学を適用することに転向したイギリスの生化学者で,感染症における数学的理論の貢献としてカーマック・マッケンドリック理論を打ち立てたウィリアム=オグルビ−=カーマック(William Ogilvy Kermack)の誕生日。朝,学内のコンビニへ予約していた蕎麦類を取りに出かけたら,8時半には開店しているはずなのに,閉じたままだった。もしかしてと思い,学部事務室に尋ねると今日は11時に開店するとのことだった。昼過ぎに出かけて予約していた品々をコンビニの小林さんから受け取る。小林さんも今朝の7時に急に連絡を受けて11時に開店することを知ったのだそうだ。明日は8時半から開店するらしい。朝9時,白木教授といくつか打合せ。11時,若島事務長,白木教授,教務補助員・T氏と打合せ。その後,学部事務室へ降りて,事務室・高橋氏と関連打合せ。14時半,学部コンピュータ教室544−510(local)の合同授業想定の接続具合についてD社・Y氏より説明を受け,動作確認。101教室と同様の操作卓となるよう追加依頼。プログラム的には難しくないとの判断だった。現段階ではCaLaboが動いていないので,連休明けの作業後に再確認。今年度のEMaT実施の案内が届く。今年は幹事校が広島大。統計検定と同様に学内の会場手配が難しいので今年も無理かな・・・。数日前にヒットしていた知人から反応があった・・・。夜,明日からの基本オンライン授業実施方針で,対面授業リストが送られてくる。


27日 フーリエ級数における基本である「パーセバルの等式」その名を残すフランスの数学者マルク・アントワーヌ=パーセヴァル=デ=シェネス(Marc-Antoine Parseval des Chene),アルフレッド=クレブシュと協力して不変式論と代数幾何学について研究を行い,不変式論におけるクレブシュ−ゴルダン係数,またeとπの超越性について簡素化された証明を与えた現ポーランド出身のドイツの数学者ポール=アルバート=ゴ−ダン(Paul Albert Gordan),非線形関数解析とその応用に貢献したウクライナの数学者マーク=アレクサンドロヴィッチ=クラスノセルスキー(Mark Aleksandrovich Krasnoselskii)の誕生日。朝6時半,地球のS学部長に会った。早いなぁ。H氏からメッセージが入る。昼,事務室へ出かけ,Amazonに発注していた書籍4冊を受取り。その後,教務補助員用プリンタをH社に発注。14時,学部2コンピュータ教室遠隔接続の件でD社Y氏+情報システム課S課員と打合せ。15時より第1回情報環境基盤センター運営委員会。16時半に閉会。


28日 完全性定理,不完全性定理および連続体仮説に関する業績や研究で知られるオーストリア・ハンガリー帝国出身のアメリカの数学者(数理論理学)クルト=ゲーデル(Kurt Goedel),ギリシャ数学の歴史の第1人者でイギリスの数学者デビッド=ハーバート=ファウラー(David Herbert Fowler),組合せ論とグラフ理論を専門とし,ラド・グラフの名前は彼に因んでつけられているドイツ生まれのイギリスの数学者リチャード=ラド(Richard Rado),アーベル多様体をバルソッティ・テート群で扱い,クリスタルコホモロジーの原形を理論化する等,代数幾何学を専門としたイタリアの数学者ヤーコポ=バルソッティ(Iacopo Barsotti),半群論の重要な貢献者として最もよく知られているイギリスの数学者ゴードン=バンフォード=プレストン(Gordon Bamford Preston),ボロノイ図を定義したことで有名なウクライナの数学者ゲオルギ=フェドセビッチ=ボロノイ(Georgy Fedoseevich Voronoy),関数論,微分・積分方程式,関数方程式・代数方程式等において重要な貢献をしたルーマニアの数学者セオドア=アンゲルス(Theodor Angheluta)の誕生日。日蓮上人の立教開宗の日。8時半,構内のコンビニで買い物。これからは夏に向け,もう温かい麺類は置かないのだそうだ。残念。9時からゼミ@zoom。昼,I氏より和三盆・金澤珈琲カステラ(8個入り)を頂く。謝謝。14時半からのCEP委員会@遠隔(熊谷−品川),諸事情で遅れて出席。教員の意向が無視されてるシステムなのに「エラー」という言葉が教員の入力エラーのようにされて会話してるのが気になった。アルゴリズムの概要っぽい話を伺ってると,明らかにプログラミング初心者が組んだのが丸わかりで安くタタいて作らせたんだな・・・も丸わかりで何とも恥ずかしい・・・。少なくともボクでもこんな初心者染みたアルゴリズムは作らないゾというか作りようがない。改修予算がないというのも疑問符ありだな。15時半に閉会。その後,教務補助員室へ出かけ,データ入力状況を確認。17時,平田先生と事務室・A氏が学部で10数台購入したワークステーション(FPGA StarterBox)の1台を届けてくれる。謝謝。実験室に仮置。


29日 昭和の日。代数的トポロジーおよび多変数解析関数論の創始者であったフランスの数学者ジュール==アンリ=ポアンカレ(Jules Henri Poincare),アルゴリズムの設計及び解析についての独創性に富んだ将来性と影響力のある貢献により,クヌース賞等数々の賞を受賞したドイツの数学者・統計学者フォルカー=シュトラッセン(Volker Strassen),主に複素解析における正則関数について研究し,コンパクト空間の前概念である正規族の概念の導入と体系的な発展に貢献したフランスの数学者ポール=アントワーヌ=アリスティド=モンテル(Paul Antoine Aristide Montel),ゴールドバッハの予想に焦点をあて,篩理論とハーディ・リトルウッドの円周法による数論研究の他に数値積分や統計分野も専門とする中国の数学者王元(Yuan Wang)の誕生日。たまには雨も降らないと・・・。雨でも駅伝部は外で朝練。昼前には雨も上がる。休日ではあるけど,今日も何人かの先生方が見えていた。大学先輩からゼミ学生への就職照会が飛び込んできた。ある先生が40年ほど前に教えてくれた80年ほど前の文献いくつかをWebで調べてみた。ほとんど終日。先生の記載が曖昧なこともあってなかなか見つからず・・・。ネットでは難しい・・・。


30日 研究は広範囲に及び,数学の各分野,さらには電磁気など物理学にも,彼の名が付いた法則,手法等が数多く存在し,近代数学のほとんどの分野に影響を与えたと考えられ,19世紀最大の数学者の一人であり,18世紀のレオンハルト=オイラーと並んで数学界の二大巨人の一人と呼ばれるドイツの数学者ヨハン=カール=フリードリヒ=ガウス(Johann Carl Friedrich Gauss),情報理論の創始者であり情報理論の父と呼ばれ,20世紀科学史において最も影響を与えた科学者の一人,アメリカの電気工学者,数学者クロード=エルウッド=シャノン(Claude Elwood Shannon),特殊関数,特に直交多項式に取り組んだドイツの数学者ヴォルフガンク=ハーン(Wolfgang Hahn)の誕生日。早朝2週間ぶりにB病院へ。8時前に病院に着くと,まだ扉は閉まっていて,扉の前で一人だけ待っていた。その後,扉が開いた後,2番目に受付すると,3番目になっていた。1番目の人が誰かに依頼されたらしく(まだ現れていない)2番目もその人が記入し診察券を渡していた。こういうのもありなのか・・・。今日は担当医がU先生でいつもより一人一人の診察時間が長く,自分の番まで30分ほどかかった。病院を出てコンビニへ寄りタクシーで大学へ。10時15分着。教務補助員T氏のデータ入力状況を確認し,図書館へ出かけ,某文献の調査依頼。その足で構内コンビニへ寄って予約していたおろしうどんを受取る。構学生への構内アナウンスの内容がいまいち,「・・・大学が契約している医療機関もしくはご自身の主治医・・・」としたほうが良い・・・。さらに,連休中はどこもかしこもお休みなんだけど,そういうときの方針も示してあげないと・・・学生には。