2014年 2月 ... Then it's all right, yes, it's all right with me ...  2 3 4

 1日 宿題があったので色々と試みてみる。昨日始めた有理数上の3x+1問題の別視点計算を終日続ける。何かを発見してみたい・・・と思ってるんだけど。



 2日 一昨日のことや月曜のことで夢の中でうなされて起床。早朝,実家へ。夕方過ぎ,福島大学・中村洋介准教授と京橋・美々卯で会う。店内で久しぶりに若松さんに会った。中村先生は以前にも増してさらに元気で活躍されてる様子だった。鯛の酒むしを食べながら,教育問題や組織マネジメントの話題で盛り上がった。立正時代の経験が少なからず活きているとのことだった。その後,ホテルオークラ別館・カメリアで中村先生はモヒート,ボクは珈琲を頂いて20時過ぎに帰宅。


 3日 節分。2月入試第1日目。大崎校舎へ入試業務で出かける。業務終了後,天納之士講師と美々卯で会い,新しい整数実験の件で打合せ。うどんのあつもりを食べる。


 4日 立春。2月入試第2日目。大崎校舎へ入試業務で出向。今日は昨日より少し遅めに業務終了。大学を出ると,やがて雪になるであろう霙が降り始めたところだった。周りの先生方も帰路を急いでいた。昨日と今日の天気は対照的で,節分・立春にふさわしかったのかもしれない。


 5日 昨日の降雪での余寒。2月入試第3日目。今日も大崎校舎に出かけ入試業務。18時半過ぎに終了。大学を出るときエレベータを使ったけど,上階から一番下のB2階まで乗って降りると(上階の)室温/(B2階の)(地下&)外気温の寒暖差が著しいことに気づく。冬のシーズン,この温度差で突然脳梗塞を引き起こして倒れる人が多いといわれていることを考えれば,大学としても何か対策を講じておいたほうがいいと思うヨ。少し歩いて,大学近くの多幸安で2時間ほど3日間の慰労をしあって帰宅。久しぶりに訪れた多幸安では小宮さんのご子息が働き始めていた。似てるので直ぐにわかった。


 6日 3日前に打合せした整数実験を終日試みる。今のところ,想定外の振舞いは観察されていない・・・。


 7日 北方領土の日。この日は例年ロシア大使館近辺が騒々しくなる。昼,実家へ。その後,所用で1時間ほど出かけて帰宅。所用先でちょっとしたハプニング。無事でよかった。


 8日 郵便マークの日。ついでに調べてみると日本で郵便番号が始まったのは46年前の7月1日で,現在使用の7けたの郵便番号が開始したのは16年前の2月2日だった。よく郵便物に〒を付けて郵便番号を書く人がいるけど,昔,郵便局の人から聞いた話だと「100-0001 東京都千代田区1-1 皇居***」と書くのであって「100-0001 東京都千代田区1-1 皇居***」とは書かないと教えてもらったことがある。オリンピック始まる。暴風雪予報が当たる。気象庁予報部久々の大ヒット。


 9日 東京は45年ぶり戦後3位の積雪27cm,熊谷も43cm観測史上2番目で78年ぶりの積雪。外出は控えて整数計算の整理。1年以上も前から評判だったリプニツカヤ選手の高速キャンドルスピンの動画を初めて見た。


10日 整数計算の整理上,念のため,終日,過去の関連論文(abstract/fullpaper)50数編ほどに目を通す。


11日 夕方,千葉商科大学上山俊幸教授と京橋・美々卯で会う。今日も若松係長に会った。その後,産業技術大学院大学・PBLプロジェクト成果発表会で発表されていた松尾(徳朗教授)研究室+先生方の打ち上げに参加。23時前にお開き。


12日 朝5時前に自宅を出て,始発ののぞみ1号で京都へ。9時前に京大数理解析研究所に到着。9時半より研究集会始まる。終了後,三井ガーデンホテル京都三条にチェックイン。夕方,信州大・鈴木治郎教授からも「今,京都着」と連絡。明日も京都情報大学院大学・江見圭司准教授は見えられるだろうか。江見先生は今日の研究会集会に出席されて「数学界という外界から完全に閉じた世界」をどのように感じられたのだろうか。


13日 小糠雨の中,京大数理解析研究所へ。今日も9時半より。信州大・鈴木治郎教授や京都情報大学院大学・江見圭司准教授も見えた。会場は賛否両論・(聴いてるだけではいられないという)発言したい先生方のオンパレードで,司会で仕切り役の日本数学会・元理事長・岡本和夫先生も午後の討論時大変だった(と思う)それでも(沢山のキーワードがあったので議論も収斂せず)「統計の話題については明日思いっきりしていただくことにして」と会場の了解をとって進めていた。でも,聴いてる側は結構楽しんでいた。終了後,鈴木教授と祇園・美々卯に出かけるもお店は定休日で,急遽,京都在の友人に紹介してもらった京都市役所近くのボンチへ。1時間半ほどコース料理を堪能しながら今日のレビュー等色々とお話。青柳碧人浜村渚の計算ノートを教えてもらった。鈴木教授は4月からの信州大学市民講座でこれを紹介しているのだそうだ。そして19時過ぎにホテルへ戻る。明日は本当に雪が降るんだろうか・・・。


14日 5時にホテルフロントで傘を借りて近くのローソンまで出かける。外は淡雪。積雪になるのかなぁ。テレビで都内の降り方と比べると嬉しいかな負けていた。明日の帰京時,都内で雪が収まってることを祈るだけ。ローソンでコンビニ傘を買ってホテルへ戻る。雪は間断なく降り続けていたので,1時間ほど前に予約して今日も会場に向かう。雪の影響で集会への参加者も若干少ないかなという感じだった。進行は気持ち押し気味だった。帰りも雪の影響を考えて予めタクシーを予約してたので,その時間に拘束され少し早めに退席。大阪在の友人の先生と会う予定も大雪のためキャンセルとなり,そのままホテルへ戻る。京都を観光してた人にとっては嬉しい雪景色だったかも知れない。


15日 ホテルから予約タクシーで駅まで向かう。タクシーの運転手の人は「祇園あたりは閑散としてて,うちらホント不景気で・・・。ホスト通いのおねぇちゃんも乗ってくれへんようになったし・・・でも,そのおねぇちゃんなんか,へちゃむくれやったから,へちゃむくれ・・・」と,アベノミクス効果に否定的な話をしてくれた。京都駅ではのぞみの東京駅到着は20分ほど遅れるかもということだったけど,そのようなことはなかった。東京駅着からが大変だった。タクシーも待ち行列。先週も感じたことだったけど,大雪が降った時の都内の歩道の除雪。町内会がしっかりしてるところは,通行人が転倒しないようにと除雪されている。都内でビルの多いところなどは,ほとんど除雪されていない。特に(仕事が)休日の日なんかはわざわざ大雪の中,出かけて行って勤務先のビルの前で除雪をすることもできないんだろうけど。警察署の前や消防署の前は除雪がしっかりとされていたけど,それでもその建物周囲の道路だけだった。丸の内警察署は近くの横断歩道の除雪もしていた。都心のビルが乱立しているあたりの町内会ではこういうときの活動は想定外なのだろう。都心に人があまり住んでいないことにも起因するのだろうけど,なんかよい対策はたてられないのだろうか。タクシーに乗りながら徒然に思い煩う・・・煩うほどでもないか。実家のマンション前もヒドかった。大学周辺はどうなんだろうか。実家へ寄った後,天納之士講師と美々卯で会う。帰り道,雪道でうつ伏せに転倒。立ち上がると同時にコートを確認したら汚れてなくて一安心。泥にまみれてない無垢の雪だったのが幸いした。


16日 外出は控え,終日自宅で整数計算など。また火・水曜あたりから大雪とか・・・。ここんところ大雪に魅入られたかのような関東の天気。


17日 Teddy WilsonAll of Meを聴きながら,先日来の整数計算結果をあらためて少しずつまとめ始める。


18日 整数計算の−とりあえず−前菜だけをUPしておく。


19日 日経新聞でのエッセイに「私は子猫を○○している」と載せて大バッシングになった直木賞作家の・坂東眞砂子氏。高校の後輩だったこともあり,友人に是非を問われ困惑していた。先日坂東氏が亡くなったので,ネットで人となりを読んでいると,その中に,最近それに関して,同じ直木賞作家の東野圭吾氏がフォローしている文章にゆきついた。冥福を祈るとともに土佐の人間らしいとも思え残念に感じた。早朝,熊谷へ。積雪はまだまだ頑丈だった。大学へ向かう前に立ち寄ったコンビニも食料品だけは皆無状態だった。7時半過ぎ研究室着。研究室で九州焼酎・菓蔵というチョコを頂く。Tさん,謝謝。11時半,情報メディアセンター・中里氏が来室。来年度のUb!Point利用の件で種々相談。その後,構内へ出かけと,構内では学生部・石松部長の指揮の下,野球部部員等が構内の雪かきに精を出していた。14時半より,専攻会議。15時より教授会。引き続いて研究科委員会。17時に終了。研究室へ戻る途中,石松部長より,香川のお土産・大禹謨を頂く。謝謝。野球部の高松春季強化合宿に出かけられていたようだ。研究室で夕食を摂ってしばらく雑務。


20日 2時起床で研究室で仕事。10時前,大学から熊谷駅までタクシーで,と思ってタクシー会社に電話したら,長い話し中の後,やっと出てくれたと思ったら,ただいま1時間待ちと言われ,他のタクシー会社にも電話。同じような回答だったので,結局バスで駅に向かう。到着した熊谷駅南口にはタクシーが1台もいなかった。帰京後,実家へ。その後,天納之士講師,(しばらくして合流した)大学教授と会って帰宅。


21日 昨日の疲れで午前中は横臥して過ごす。昨日の会話でヒントを得た事項をパソコン実験。


22日 今更ながら,3x+1問題と3x+3n問題が同値だったことにあらためて気づく。恥ずかしい。ただ,そこから嬉しい哉悲しい哉新しい問題が生まれた。


23日 昨日の同値性から発生して様々な整数上の関数を偶奇を交代させて再定義すると奇妙な現象が現れてくることに気づく。頭の中が混乱。面白い現象だけど,自分の中では辻褄が合わない・・・。


24日 京都大ウイルス研究所・神崎秀嗣先生より某学会の人材育成に関するアンケート依頼が入る。それぞれの学会でそれぞれにいろいろなことをしているんだな。大学教授より,3月8日の合同研究会での講演題目について知らせを受ける。某先生より某大学教員公募についての問合せ連絡を受ける。


25日 昨日に続いて今日は信州大・鈴木治郎教授より3月8日の合同研究会での講演題目について知らせを受ける。


26日 何故だかわからないけど,夢の中に先生とG.Hochschild先生が出てきた。幸いかな,夢の中ではそれなりの数学の話題だった・・・。後輩の数学者が「今読んでいる論文,一か月半ぶりに1行クリア!30ページの論文を10ヶ月でやっと18ページ。 試練だな。」と呟いていた。数学の世界ではそれは普通だと思う。難解な論文が出てくれば,世界有数の超人数学者数名が取り組んでも査読には数年かかるのだから。すでに,京大の教授がWeb上で公開しているABC予想解決の論文はすでに1年半経過しているが,まだまだ数年かかると言われている。これらの数学者と一緒にしてはいけないが,学部時代,他の卒業ゼミの原書講読では1年かかってたった3行しか進めなかったというエピソードもあった。


27日 午前,実家近くのセイワ理容室へ。大学数学科同級の友人・武谷光氏のご母堂がモデルの小説「悲しみのマリア 上・下」(熊谷敬太郎著,NHK出版)が発刊されたというので早速注文。武谷氏に映像化の話を聞いてみると,このままでは無理じゃないかと・・・。


28日 クリミア半島が騒々しいので,クリミア戦争ナイチンゲールと思いだし,日赤幹部看護婦研修所で非常勤をしてた頃に知ったナイチンゲール誓詞を久しぶりに読んだ。各学校での様々な戴帽式もyoutubeで拝見してみた。